お知らせしていたように土佐土建の練習が、予定通り1月27日(日)12時半にスタートしました。
ゆっくりやろう!
珍しく(いつも遅れて参加です(笑))時間通りにグランドに到着してみると、そこにいたのはほとんどがシニアの連中で、それもたったの7名と壮年が1名でした。急な練習開始の連絡でしたので、予定のあった人も多かったんだろうと想像していました。挨拶や無駄話をしていたところオーナーが「急にやったらいかんらしいので、まずは外周をみんなで歩くぞ。」と言い出しました。いよいよ今年の練習の開始です。
私はそれに付き合う気がなかったので、一人いた壮年の選手に「走りに行ってくるき。1時間半くらいしたら帰って来る。」と伝えて一人で走りに出ました。本当に協調性がありません(笑)
普段走ったことがないコースでしたので、事前に地図で確認していました。グランドを出てオーナーの家の近くで左折、そこから帰ってくるとだいたい予定の15キロくらいで、1時間半で帰って来るはずでした。行きの国道はアップダウンが繰り返されて、普段よりは負荷の強いコースになりました。折り返してからの県道は交通量も少ない上に、ほぼ平坦で道路の舗装もキレイで走りやすく、いつものラップタイムより1キロ当たり15秒から30秒も速いラップを刻んで順調に帰ってきていました。
どこからか県道を離れて国道に戻り、そこから北に上ってグランドに戻らないといけないんですが、何せ始めての道でどこをどう行けばいいのかわからなくなってしまいました。距離はこの時点で16キロになっていました。なんとか行けるだろうと畑の中を進んで行くんですが、行き止まりだったり、方向的には逆戻りをしながらやっとのことで国道に復帰。ここからは来た道を戻ればと安心したのが間違いだったのと、18キロを超えたあたりから足の運びが重くなり、頭に酸素が足らなくなったのか頭の中の地図が怪しくなりました。こっちかな?と思ったところが反対だったりして大きく遠回りしてグランドに戻ってきたら、距離は20.1キロ、時間は2時間2分になっていました。
あれ?人数が増えている。
やっとたどり着いたグランドを見てみると、そこにはノックをしている仲間たちの姿がありました。少ない人数で何をやっているかな?と思ってましたが、、意外や意外、私がスタートした後多くの選手が集まったようでした。
この写真を見るととても1月の寒いグランドには見えませんね。実は前日高知市ではこの冬初めての雪が舞いました。それまでが暖かかったので、よりにもよって練習するって時に寒くならなくてもいいのにと思ってしまいました。ただこの日はあまり風もなくて、太陽が出ているとそんなに寒いというほどではありませんでした。練習初日としては人数もまずまず集まりましたし、気温もそんなに下がらず良かったという感じでした。
初投げは?
ランニングから帰って、そのままノックに参加。もう足はヘロヘロですし、頭に酸素が行っていないのか目も見えにくい感じで、ノックのボールがまともに見えないのでエラーの連続になり、可哀想に思ったノッカーが優しいボールを打ってくれていました。ありがとうございました。
その後ティーバッティング、ロングティーを打って、この日の全体練習は終了になりました。「ちょっとだけ投げます。」と先輩にキャッチャーをお願いして初投げをすることにしました。20キロも走っているので下半身はボロボロです。ちゃんと投げられるような下半身ではないことは承知の上でのピッチングでしたが、予想以上にボロボロでした(笑)年明けに西村信紀さんに言われた「左手を上げる」ということを意識して、その練習から始めます。それだけを意識すれば左手のグラブが頭の上に上がり、それを自分の目で確認することが出来ました。
「行けるやん!」と思ってプレートを踏んで、飛んで投げて見ようとしますが、どうも上手く行きません。飛ぶことと左手を上げるのとのタイミングがつかめないんです。まして下半身はよれよれなので、上手く飛べない、止まれない、さらに左手上げるタイミングがつかめないという三重苦になりました。「あれどうやって投げたらええが?」「分からん?」と首を捻ってばかりいたら、キャッチャーをしてくれていた先輩が「何悩みゆう?」「そんなに悩むがやったら、遠投で思いっ切り腕回した方がええぞ。」とアドバイスしてくれて、それからは距離を延ばして左手を上げるということのみを意識して投げていました。
実は動画も撮影して「左手上げてます。」西村さんの言っていた「全部肘曲ってます。」を意識して投げるとこうなりましたという報告をするつもりでした。しかしとてもそんな状況ではなりませんでした(笑)
さらに「上げた腕を引き下ろしながら体に巻き付けてくる」「強い接触動作」を意識すると、私のこれまでの腕の回し方からすると「全部(最初から最後まで)腕が曲っている」と映るようです。言い方を変えると「腕の回転が小さい」と感じるようですね。この変更がボールの速さとなっていると問題はないのですが、そこが変わってないとなると周りの評価が芳しくありません(笑)やり始めたばかりなのでこれからですが、今年もなかなか前途多難なスタートになりました。次回の練習からは日曜日のランニングは短い距離のダッシュとジャンプを中心としたメニューに変えるので、こんなにヘロヘロにはならずにもう少し下半身が使えると思います。弘瀬先生も参加して動画も撮影できると思いますので、またチャレンジの様子をアップさせていただきますね。