3年前のゴールデンウィークからチームの全体練習に参加しなくなり、ここ2年は弘瀬先生と二人での投げ込みだけをしてきました。最近ではこの環境が当たり前になって来たんですが、ここに来て3年振りに全体練習に参加することになりました。
コロナだけが理由ではありません。
3月13日からマスクの着用も個人の判断になり、行動制限もなく甲子園などのスポーツ応援でも声だしが解禁と、コロナ前の生活に急激に戻ろうとしています。そんな状況ですから「もう練習に来たら?」と言われることも多くなりました。ただ私の仕事場ではつい最近までクラスター対応に振り回されていたわけで、まだそんなに急に何でもOKにはなりませんよという気持ちが強いのも事実です。
今回はいつも使っているグランドに空きがなくて、さらに来週壮年(40歳以上)の試合があって、その登録メンバーに多くの60歳以上のメンバーが登録されていて、弘瀬先生も私も名前が載っていたということがあります。もしかしたら行かないといけない、ひょっとすると試合に出るような場面があるかもしれないとなって、弘瀬先生から「練習に行ってみる?」と言われたので来てみたという訳です。
3年振りの全体練習は何か居心地の悪さと言うか居場所がないような感覚があって、ランニング、アップは他のメンバーとは離れてやっていました。
自分のことばかりやってられない
弘瀬先生と二人でやる時は自分のことだけをやっていればいいし、自分のことだけを考えていればいいので、ここ3年でこれがいかに楽なことかと痛感していました。
チームの練習に行くと自分のことだけをやる訳にはいかいですよね。自分が打っている時間はわずかで、あとの時間は守っている。またフリーバッティングのバッティングピッチャーもやらないといけなくなります。4時間の練習でも自分のことをやっている時間は1時間もないんです。3年前まではこれが当たり前だったので、このことに疑問を持つこともありませんでした。
ただこの3年コロナのせいで人が集まるところに行けなくなり、当然練習にも行けなくなりました。そして自分のことだけを自分勝手にやることの楽さに気がついてしまったので、そろそろ練習に行ってもいいという雰囲気になりつつあっても、気持ちがなかなか盛り上がってこないのも否定できない事実です。
どうも心のリハビリみたいなものが必要になってしまったようです(笑)
疲れました!
アップ、ノック、フリーバッティングとやって、次は何をしようかな?と思っていいたら「投げるか?」と先輩が声をかけてくれました。ここぞとばかりに投げさせてもらうことにしました。この後どんな練習内容があるかなんて考えもせずに投げることになりましたが、これが練習の最後にヘロヘロになる原因となりました。
先々週に弘瀬先生と今シーズンの初投げをしただけです。今回が2回目のピッチングになる訳ですが、キャッチャーが座ってしっかり投げるのは初めてと言ってもいいくらいです。ゆっくりフォーム作りから始めていけばいいものを、何か気持ちだけが先走っていきなり力を入れた投げ込みのような感じになってしまいました。
ボールは抜けたりするボールも多く、思っていたようにはなりません。なのでだんだん力に頼った投げ方になってしまっていました。力を使うので長続きしません。たまたまチームの次の練習(試合形式)が始まりそうだったので50球の投げ込みでおわりましたが、体力的にはかなり疲れてしまった感じでした。
それでは力に頼った50球のピッチングと、力を使い果たしてヘロヘロになった試合形式のピッチングをご覧いただきましょう。
今年やろうとしていたことが全く出来ませんでした。理由ははっきりしています。まず入りが速い、もっとゆっくり入って高く飛びながら左の股関節の回旋(横を向く感じ)と、その動作によって右肩が後ろに引かれる形を作れていない。なので右肩がすぐに前に出てこようとするので、左の壁を作ることも出来ず、肩と腕を振るために身体は横振りをするしかなくなっています。すべては最初の入りがダメなので、次の形もおかしくなる。いわゆる悪循環と言うやつです。
冬の間にやってきたことが全く出来ません。イメージだけは出来ているんですが、これを実際ボールを持って投げて身体で表現することの難しさを痛感しています。でも今年まだ2回しかボールは握っていませんので、これからまた1年かけてちょっとずつ改善していければと思っています。
完成するのははてさて何年後になるんでしょうか?それまで身体と心が持つんでしょうかね(笑)