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ルールは変わった
このルール改正によって、日本のピッチャーの投球動作は大きく変化することになりました。
「飛んではいけない。」
とされていたものが、(実際には飛んでいました。)
「飛んでいい。」
になった瞬間です。
「ジャンピング」「ツーステップ」がこれからは主流になっていくことでしょうし、
子供たちを見ていると、すでにそうなっているようです。
正しいルールの中で、最も自分に合った投げ方を見つけて下さい。
飛んだらボールが早くなるというほど単純なものでもありません。
タイミングが合わなければ、かえってボールは威力を失い、スピードも出ません。
飛ぶことで得られる唯一の利点は
「バッターの近くから投げられる。」
です。
ルール改正の内容は?
もっとも影響の大きな改正部分は次の7と8になります。
7.投手の軸足は、前方に引きずったり、跳んだりする前は、投手板に触れていなければならない。
(注1)軸足は、投手板に触れたままであれば、投手板の上でスライドさせてもよい。
軸足を投手板から持ち上げて、再び置き直すと不正投球となる。
(注2)投手板から蹴り出していれば、軸足を引きずったり、跳んだりして着地し、投球することは合法的である。
軸足を投手板から離し、前方に移動させ、投手板に触れていない地点から投球すると不正投球となる。
8.投手板から軸足をずらして(投手板から離れた地点から)投球を開始し、投手板以外の地点を蹴りだして投球すれば、これは不正投球となる。(クローホップ)
(注)投手は、投手板から蹴りだしていれば、跳んで(リーピング)、着地し、一連の動作の中で投球してもよい。軸足が投手板から蹴り出され、その後に軸足が一連の動作として動き続けている場合は、フォロースルーとみなし、クローホップとはみなさない。
投手板から蹴りだしていれば、飛んでもいいとはっきりルールで規定されました。これからはこれが主流になることは間違いありません。
ただ大切なのは体と腕と手首のタイミングになります。単純に飛んだからボールが速くなって、バッターを抑えられるようになるとは限りません。
しっかり自分のものに出来るように練習しましょう!
詳しいルールの内容については、こちらをご覧ください。