2022.10.9(日)やっぱり平常心では投げられなかった!
2022年10月9日(日)朝布団から足が出ていて、膝と足首の痛みで目が覚めました。起きてトイレに行ったんですが、この秋初めて「寒い!」と感じてしまいました。今日は予定していた通り試合なんですが、この気温では身体が温まらず動けないなと心配になりました。
関節が動かない。
試合開始が9時だったので6時起床、朝食、トイレ、シャワーを浴びて準備します。7時半に弘瀬先生を迎えに行くことになっていたので、これでもギリギリです。寒いのでしっかり着込んでいましたが、アップを始めてもなかなか温まってきません。ジョグからダッシュに切り替えるんですが、足の関節という関節が固くなっていて上手く走れません。本当に気温が低いのはダメになりました。
若い頃は11月中旬の総合選手権も半袖でやっていたのがウソのようです。暑いのも動きづらいですが、身体のことを考えると寒いよりはいいです。こんなに関節がギシギシ言っているような状態では、すぐに故障してしまいそうで怖いですね。
先発はどっちかな?と思っていたら、「どこ守る?」って聞かれたので弘瀬先生が先発かな?と思っていました。ベンチで先発メンバー(実質9人しかいないので、どう並ぶかだけなんですけど)を聞いて、7番サードだと確信しました。
バットを振るのは前回の試合以来ですし、今年はバットを持つことも本当に少なくて打てそうにはありませんでした。試合前にアップでちょっと投げた後にバットを振ってみましたが、右で振ってみると身体が思うように動いてくれなく、左の方が少しましだったので左で打つことにしました。
それでも打てるとは思っていなくて、スラップとバントでごまかそうと思っていたんです。守りもサードとセカンドどっちにする?って聞かれたので、サードは前と後ろの動きだけなんでサードがましかな?と思ってサードにしました。ノックも受けてないので、これも自信はありませんでした。やはり練習って大事ですね。
また平常心を失う
所詮試合では平常心ではいられないものです。高揚感、緊張感、恐れ・・・いろいろな感情が湧いては消え、消えては沸いてくるのが試合です。ただその程度が練習試合と公式戦では違うし、大会の規模によっても違ってきます。全国大会の決勝戦なんかの緊張感はすごいものがあるし、それも何度か経験してくると慣れてきていつものようにプレー出来たりもしてきます。
ただそんな緊張感や高揚感などが普段とは違った力を生み出して、練習でもしたことがないようなプレーが出来たりもしますので、一概に「平常心」がベストとは言えないこともあります。もうそんな大きな舞台でプレーすることはないんですが、若い時には緊張感でプレートを踏む足が震えていたのが、今なら「楽しい!」と思って足が震えるじゃないかと思っています。
さて現実に戻りましょう。
今日の試合は西日本シニアの高知県予選で、緊張感・高揚感はほぼありませんでした。打たれることへの恐怖感はそこそこ。一番あったのは「速いボールを投げたい」という欲でした。この欲が練習では良い方向に出ているんですが、バッターがいること、さらにコントロールも要求されることで普段とは違った動きが出てしまうんです。
最近良いボールが投げられている時は「入りはゆっくり」ここでしっかり右肩を後ろに引いて、間とかタメを作って(弓を後ろに大きく引くような)腕を振る準備をすることが出来ていました。そして左の壁に向かって右腕を振って行く。最後にリリースに最大の力を入れてボールにスピンをかけることが出来た時は、良いボールが投げられていました。
ところが試合になるとどうしても「投げる」ことに意識が多く行ってしまうので、気持ちも身体も前のめりになってしまいます。今日は「何故リリースの時に手首が返らないんだろう?」と思っていましたが、返る場所がなかったということが、帰宅して動画を見て分かりました。また失敗してしまいました。
転倒も痛かった
左打席に入ったわけですが、この日は2回打席に立ちました。1打席目はフォアボール、2打席目は何と思ってもなかったセンターオーバーのランニングホームランでした。打った自分が「まさか!」と思ったので、見ていたチームメイトも驚いたようです。
打って走り出した時にセンターの上を超えて行くのが見えましたが、自分でも予想していなかったので1塁ベースのところで足がもつれてしまい、2塁ベースもよろめきながら回りました。そしてランナーコーチを見てみると回れと言っているではありませんか。2塁ベースに到達する前に横眼で見た時に、センターはもうボールに追いついているように見えていました。「ウソやろう!」と思ったんですが、ランナーコーチはずっと「回れ!」と言っていたのでホームに突っ込みました。
ホームベースが近づいてきた時にキャッチャーの雰囲気から「セーフになる。」と思いました。少しスピードを緩めながらホームベースを踏みました。そしたらボールがキャッチャーに返ってきて足にタッチされました。ホームベースを踏んだことで力を抜いてしまっていたので、足をすくわれたようになって転倒してしまいました。ここで右腕と左膝を強く打ってしまったようでした。
動画を見てみると「滑ろ!」という声が入っています。私には聞こえていないんですが、このプレーの時スライディングしておけばこんなことにはならなかったんです。年を取るとスライディングしたくなくなるんですね。スピードもないのでスライディングしても滑らないのと、なんか怖いのもあります。今日も自然にスライディングしないで走り抜けようとしてしまいました。これがダメでしたね。
チェンジになって守りに行った時は右腕(前腕)にだけ痛みを感じていました。弘瀬先生が4イニングをパーフェクトに抑えて、味方も6点取っていましたので「変わろう。」と言われました。「右手痛い!」と拒否します。でもこの日の監督代行の杉本さんと弘瀬先生は「俺は痛くない!」と投げることを要求します。
そう言われると仕方ありません、投げることにしました。投げてみると右手の痛みはそんなに気になりませんでした。でもボールはいつものキレがありません。リリースまでに力が入ってしまう、コントロールを気にするのでどうしてもリリースが緩くなる。これではスピンの効いたボールは投げられるはずがありません。
投げていて「飛んでないな!」と思ったのは、セットして体重を左足→右足に移動させてしっかりプレート蹴る。これも出来ていませんでした。投げよう、投げようとしてしてしまって、心も身体も前のめりになってしまっていました。
そしてフォームのリズムも最初から最後まで同じタイミング(リズム)になってしまっていて、バッターにとってはタイミングが取りやすくもなっていました。ゆっくりしたフォームから加速して最後のリリースが一番速いのが、バッターにとってはタイミングが取りずらいし、ボール自体のキレや力も違ってきます。
出来ていなかったことが確認出来ましたので、今月末の西日本シニアではもう少しましな投球が出来るようなると思います。投げ始めに今日やることを言い聞かせることも忘れていました。何となく投げてしまった私がダメだったんです。ちゃんとやることをやれる62歳にならないといけません。
それでは試合の様子をご覧いただきましょう。守備の様子、ホームランの様子、転倒の様子もアップしました。
打撲が痛い
2イニング目は右腕の痛みはほとんど感じなかったんですが、突然左膝の内側の下が痛くなって踏ん張れなくなっていました。この左膝の痛みは試合が終わってもずっと続いていて、帰宅してから慌てて右腕と左膝をアイシングしました。1回やっても痛みが治まらかったので2回やりました。すると左膝のい痛みは収まってきたんですが、今度は右肘がうずくようになりました。痛みの感じとしてはこっちのほうがやばそうな感じです。
明日の様子を見てですが頭から身体をコントロール出来ずに転倒した感じですので、この打撲はしばらく尾を引くかもしれません。本当に気をつけないといけませんし、しっかり基本通りスライディングしないと大怪我になります。ユニフォームの洗濯のこともありますが、そんなことより怪我したら投げられなくなってしまいますので(笑)
次の日曜日にしっかり修正したいと思います。きっと練習では良いボールが行くんでしょう。もしかして私はもうバッターが立たない場面じゃないと良いボールが投げられないんでしょうか???