
最近のブログは大会の結果と、ソフトボールマガジンが届きましたしか更新していない感じになっています。
去年までのように日本リーグを見に行くこともなく、自分たちの試合で全国大会に行くこともない日々の中で、あっという間に月日は流れて気が付くと次のソフトボールマガジンが届いています。
年を取ると1年が早くなると言いますが、正しくその通りで気が付くと9月も下旬に入り、今年も残り3カ月になってしまいます。
11月号は若者たちの全国大会の特集がメインに紹介されています。若い人のエネルギーを少しもらって、ソフトボール熱を上げてみようと思います(笑)
特集①2018インターハイ
巻頭のカラーページはインターハイ決勝、インカレ決勝、アジア大会のハイライトの紹介です。
その後にインターハイ優勝の兵庫大附須磨ノ浦高校(女子)と啓新高校(男子)の監督のインタビュー記事が掲載されています。
兵庫大附須磨ノ浦高校の池田監督の言葉で印象的だったのは、
「私は褒め下手なんですね。もう少し褒めたほうがいいのかもしれないと思うことがあるんですが、(中略)ただ私は、誤解を恐れずに言えばソフトボールはケンカだと思っています。相手が闘志をむき出しにグッと来たときに、腰が引けてしまうような選手では戦えません。だから褒めて伸びる選手よりも、叱られたことに反発して奮起する選手のほうが、追い込まれたときに何かやってくれると思っています。」
という言葉です。
池田監督は1963年の生まれのようです。私よりは4歳下ですが、やはり時代を感じさせる言葉だと思って読みました。今は「褒めて伸ばす」時代になっていますよね(笑)
一方啓新高校の山崎監督は1984年生まれ。若い監督さんです。創部6年という短い期間で日本一のチームを作り上げたやり方を紹介しています。
「人間力を重視しています。(中略)10のうち1くらいしか技術指導はしていません。9割は人間力です。人間力を育てると考える力が養われます。」
指導のやり方も男子と女子で違いもあると思います。また監督自身の性別もあるのかもしれません。個人的な意見ですが、やっぱり女性の監督の方がキツイと思っています(笑)どちらのやり方が正しいということもないと思います。ただし競技ですから結果を残した方の勝ちです。この二人の監督はインターハイ優勝という結果を残す指導をして、優勝するにふさわしい練習と試合をしたということです。
結果は分からないといいますが、一方結果は分かっているという考え方もあるようです。
優勝するに値する練習と試合が出来ていれば、おのずと結果は分かっているということです。勝てなかったチームは優勝にふさわしい練習と試合が出来なかったから勝てなかっただけのこと。今年優勝出来なかったチームは、頑張って日本一の練習をするようにしてみてください。
特集②2018インカレ
インカレは日本体育大学の男女ダブル優勝という結果に終わりました。内容についてはソフトボールマガジンを読んでいただくとして、この男女の監督が両方とも高知県出身だということに注目してみました。
男子の田儀監督は旧姓山崎さんと言います。私より2歳上で、高知工業の出身です。私が高校に入学した頃の高知県は高知商業、高知高校、高知農業が強くて、インターハイも参加県が少ない関係と前年優勝校は推薦で出場が出来ていましたので、高知県から三校がインターハイに出場していた時代でした。
田儀監督が三年生の時は高知商業が強くて、インターハイ、国体をダブル制覇していた年になります。ただ高知工業の山崎というキャッチャーの評価は高かったのを覚えています。
ただ弱小の高校だった私たちが試合に負けて帰るころに、シード校だった三校はやっとアップが始まるような感じでしたので、実際の試合を見た記憶はありません(笑)
その後日本体育大学に進学、滋賀で教員をされていたはずです。還暦も過ぎて今の若者たちとソホトボールを楽しんでいるようです。
女子の高橋流星監督は岡豊高校の出身です。高知パシフィックウェーブの高橋速水投手のお兄さんですね。
ご本人も高校、大学とエースで日本一になっていますし、そのまま大学に残って男子の監督もされていました。
大学の日本一のチームの監督が、男女とも高知県出身なので、選手も高知県出身の選手が大活躍してくれることを願わずにはいられません。
ソフトボール王国復活は難しいですが、この素晴らしい指導者のもとに高知県人を送り込めるように頑張ってもらいたいものです。
夏の全国大会ハイライト
インターハイ・インカレの他に第40回全国中学校大会と、第18回全日本中学生大会の様子が紹介されています。
なぜ大会中学生は二つ大会があるの?どう違うの?と思ってしまいますが、「中学校の日本一」を決める大会が全国中学校大会で、「クラブと中学部活の日本一」を決める大会が全日本中学生大会だそうです。まだきちんと理解出来ていませんが(笑)
この特集もですが、11月号の大会の様子の紹介ページは写真がとても多く使われています。ソフトボールマガジンに自分の写真が掲載されると嬉しいものですし、良い思い出にもなります。
もっともっとたくさんの写真を掲載してほしいと思います。
昔と違ってソフトボールマガジンに掲載された写真は買えるようになっているみたいですね。これも嬉しいサービスですが、実費で販売という割にはちょっと高いような気がするのは私だけでしょうか?(笑)
実費にはプリント代の他にカメラマンの旅費とか給料が必要ですもんね、仕方ないのかな(笑)
今年の8月、9月の大会の様子は、こちらでも紹介していますのでご覧ください。
https://ipansyadan-nsab.com/archives/6498
https://ipansyadan-nsab.com/archives/6520