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2018年8月に国内で開催されたソフトボールの全国大会は、次の7大会になります。夏休み期間ということもあって、そのすべてが小学生・中学生・高校生になっています。どこからも大きな事故の情報は伝わって来ていないですが、やはり猛暑による熱中症のような症状が出た選手はいたのではないでしょうか。大会関係者も冷や冷やしながらの大会運営だったでしょう。みなさん、本当にお疲れ様でした。
7大会とは、第70回高校女子ソフトボール選手権(インターハイ)、第32回小学生男子ソフトボール大会、第53回高校男子ソフトボール選手権(インターハイ)、第18回全日本中学生男子ソフトボール大会、第18回全日本中学生女子ソフトボール大会、第40回全国中学生男子ソフトボール大会、第40回全国中学生女子ソフトボール大会になります。
男女のインカレ(大学選手権)も8月31日から開催されますが、決勝戦が9月2日になっていますので、9月開催の大会と一緒にお伝えすることにしますね。
第70回高校女子ソフトボール選手権(インターハイ)の結果
第70回高校女子ソフトボール選手権(インターハイ)は8月3日から8月6日まで、三重県熊野市に51チームが参加して開催されました。
優勝したのは、準決勝で今年の選抜を制した創志学園を3-2で破って決勝戦に進出した須磨ノ浦高校でした。なんと9年振り2回目の優勝だそうです。おめでとうございます。
惜しくも準優勝に終わったのが、準決勝で佐賀女子高校を1-0と厳しい戦いを勝ち上がってきた東海学園高校でした。決勝戦も1-2とどちらが勝ってもおかしくない試合でしたので、今後の捲土重来を後輩たちに期待しましょう。
大会の詳しい内容は、日本ソフトボール協会のホームページ等でご確認ください。
https://www.softball.or.jp/game/h_school_girl/tournament2018/tournament.html
第32回小学生男子ソフトボール大会の結果
第32回全日本小学生男子ソフトボール大会は、平成30年8月3日(金)~6日(月)に愛媛県松山市に全国から48チームが参加して開催されました。
決勝戦に勝ち上がったのは、兵庫播州クラブと岡山少年ソフトボールクラブでした。結果は兵庫播州クラブが4-0と岡山少年ソフトボールクラブを完封して、みごと初優勝を飾りました。
優勝した兵庫播州クラブは2回戦からの登場でしたが、1-0、2-0、4-0、4-2、4-0と決勝戦までの失点が2点となっています。点取りゲームであるソフトボールで、失点しないのは負けない大きな要因ですね。素晴らしい戦いぶりでした。おめでとうございます。
大会の詳しい内容は、日本ソフトボール協会のホームページ等でご確認ください。
https://www.softball.or.jp/game/primary_school_boy/tournament2018/tournament.html
第53回高校男子ソフトボール選手権(インターハイ)の結果
第53回全日本高校男子選手権(全国高校総体/インターハイ)は、平成30年8月9日(木)~12日(日)の4日間、三重県 熊野市に全国から42チームが参加して開催されました。
決勝戦は今年の国体開催に向けて強化の進んだ福井県の啓新高校と、すっかり高校男子界のソフトボール王国となった長崎県の大村工業高校の対戦になりました。
結果は啓新高校が2-0で大村工業高校に勝って、初優勝を果たしています。国体もこの勢いで良い成績を収めることでしょう。おめでとうございます。
全国の高校男子の戦いの様子は、日本ソフトボール協会のホームページ等でご確認ください。
https://www.softball.or.jp/game/h_school_boy/tournament2018/tournament.html
第18回全日本中学生男子ソフトボール大会の結果
「全日本中学生男子大会」は、2001年に創設された大会で、創設以来、大阪・舞洲を舞台に大会が開催されています。今年は平成30年8月11日(土)~13日(月)の3日間で開催されました。この大会は、クラブチームでも参加が可能で、他とはまた違った特色のある大会として定着していますが、男子の部は16チームしかないのは寂しい限りですね。
決勝戦は長崎KSCと鹿児島SCとの対戦になって、長崎KSCが4-3の接戦を制して2年振り6回目の優勝を果たしています。
大会の詳しい内容は、日本ソフトボール協会のホームページ等でご確認ください。
https://www.softball.or.jp/game/jh_school_boy/tournament2018/tournament_zenchu.html
第18回全日本中学生女子ソフトボール大会の結果
「全日本中学生女子大会」も男子と同様に、2001年に創設された大会で、創設以来、大阪・舞洲を舞台に大会が開催されています。この大会は、クラブチームでも参加が可能で、他とはまた違った特色のある大会として定着していますね。
今年の大会は平成30年8月11日(土)~13日(月)の3日間、全国から46チームが参加して開催されました。
決勝戦は高松市立国分寺中学校とAICHI DREAM RUSHの対戦になり、AICHI DREAM RUSHが8-4で勝って初優勝に輝いています。おめでとうございます。
3日間で6試合を勝ち抜いての優勝は立派だと思います。準優勝の国分寺中学校も同じく6試合目の試合でした。こちらも素晴らしい戦いぶりだったと思います。
大会の詳しい内容は、日本ソフトボール協会のホームページ等でご確認ください。
https://www.softball.or.jp/game/jh_school_girl/tournament2018/tournament_zenchu.html
第40回全国中学生男子ソフトボール大会の結果
第40回全国中学校男子ソフトボール大会は、平成30年8月18日(土)~20日(月)の3日間、鳥取県倉吉市に全国から16チームが参加して開催されました。
決勝戦まで勝ち上がってきたのは、宮崎市立久峰中学校と土佐市立高岡中学校の2チームでした。結果は7-1で宮崎市立久峰中学校が勝って初優勝を果たしました。
宮崎市立久峰中学校は部員数わずか10名でありながら、野球経験者を集めて強打のチームを作り上げ、ついには日本一まで上り詰めました。決勝戦の動画を見てみましたが、体格も立派でスイングも力強かったですね。おめでとうございます。
準優勝の土佐市立高岡中学校は、土佐土建の日曜日の練習の時にすぐ横のグランドで練習していることもあり、最も身近な中学校です。井上監督は弘瀬先生の岡豊高校の教え子でもあります。
土佐土建の練習の人数が少ない時に、
「高岡中と練習試合でもやらん?」
と弘瀬先生に声をかけたことがありましたが、
「結構ええボール投げるき、打てんと思うぞ。やめちょけ!」
と言われた覚えがあります。たかが中学生のボールが打てないなんてことはないと思って遠目見てみると、なかなかいいスピードボールを投げているではありませんか。手も足も出なかったたら恥ずかしいのでやめておきました(笑)
やはり弘瀬先生や私の目は節穴ではなかったようで、惜しくも準優勝には終わりましたが頑張って決勝戦までの4試合を戦ってくれました。おめでとうございます。
ベスト4に残った残りの2チームは、群馬県の強豪新島学園中学校と尾道市立御調中学校です。どちらも中学から高校と引き続く強化の環境が整って、高校生になっても活躍の場が準備されていますね。高校での捲土重来を期待しましょう。
大会の詳しい内容は、日本ソフトボール協会のホームページ等でご確認ください。
https://www.softball.or.jp/game/jh_school_boy/tournament2018/tournament.html
第40回全国中学生女子ソフトボール大会の結果
第40回全国中学校女子ソフトボール大会は、平成30年8月18日(土)~20日(月)の3日間、
鳥取県 北栄町に全国から24チームが参加して開催されました。
決勝戦は岸和田市立岸城中学校と度会町立度会中学校の対戦になり、岸和田市立岸城中学校が8-0で勝って2年連続3回目の優勝を果たしました。勝ち上がり表を見てみると準決勝で4-2と苦戦した以外は、9-0,6-0と圧勝していますので、戦力充実といった戦いだったようです。おめでとうございます。
一方度会町立度会中学校の方も8-0、8-0、1-0と無失点で決勝戦まで勝ち上がってきていますので、投打のバランスの取れた良いチームでした。残念ながら準優勝に終ってしまいましたが、見事な戦いぶりでした。おめでとうございます。
準決勝に残った東京都の日出中学校と岩手県の一関市立花泉中学校の2チームもおめでとうございます。準決勝の2試合はそれぞれ2-4、0-1の大接戦になりました。この2チームのどちらも決勝戦に進出する力を持った素晴らしいチームでした。
大会の詳しい内容は、日本ソフトボール協会のホームページ等でご確認ください。
https://www.softball.or.jp/game/jh_school_girl/tournament2018/tournament.html
これで8月の全国大会は全て終了しました。猛暑の中頑張った選手の皆さん、そして応援の方々、大会関係者のみなさん、本当にお疲れ様でした。これからは大人の全国大会の季節になります。子どもたちに負けないように頑張ってくださいね!
アイキャッチ画像は、えこひいきで高岡中学校にさせてもらいました(笑)