先日このブログで新たなチャレンジを開始すると宣言してしまいましたので、6月3日(月)大安吉日のこの良き日に、30年振りくらいになりますがウエイトトレーニングを開始しました。
脚が重い(笑)
世の中にやると言ってしまった手前、やらない訳にはいかなくなりました。現役中は自宅にバーベルやダンベルなどを構えてウエイトトレーニングが出来るようにしていましたし、3年間ほどスポーツクラブで働いていた期間は、その施設を使ってトレーニングをしていましたので、実際お金を払ってスポーツクラブに通ってトレーニングをするのが始めてだったんですね。
ウェブで入会の申し込みをして(手数料が半額になりました。)利用開始日を6月3日(月)に設定しました。どうせ平日の仕事が終ってからしか行けないので、その時間帯しか使用できないけど会費がお得なコースにすることにしました。そして1年先払いだと10ヶ月分でいいと言うので、それも選択しました。これで週2回行くとして1回当たり約420円くらいになりました。
すべて思い通りに事が進んで行きましたが、いざ当日の仕事が終って行かないといけない時間が近づいてくると、心が重い、脚が重い(笑)なんか行きたくないみたいな感じになってきました。これから頑張ってトレニンーグして、その効果が表れてきてってというワクワク感がないんです。誰しもが感じる知らないところに行く不安感がそうさせていたんだと思いますが、この年になっても性格は変らないものです(笑)
昔取った杵柄
利用開始予約もしていたので施設の利用方法やマシンの使い方の説明から始まるのかな?と思っていたら、利用開始の手続きの予約だったみたいで、いわゆる初回の説明にも予約が必要だったみたいでした。「今日からやりたいんですけど。」と言うと、「利用してもらっていいですけど、次回に説明させていただきますね。」「今日は自由に使って下さい。」「使い方が分からない時は、フロアにいるスタッフに聞いてください。」ということだったので、まあなんとかなるだろうとトレーニングフロアに行くことにしました。
時代が違うのでそこに並んでいるマシンも進化はしていましたが、基本的な使い方はそう変わるものではないみたいでした。まずはフロアを一回りして、どんなマシンがあるのか、どんな人たちがトレーニングしているのかを確認です。そしてストレッチをしながら今日どうするのかを考えていました。
まず向かったのがエアロバイクのコーナーでした。アップをしながら回りの人がどう動いているのか、マシンの操作方法はどうしているのかを横目で見ながら、気持ちを盛り上げていきました。久しぶりでもあるし、あまり無理をしないようにとも思っていました。
カラダも温まったので上半身から始めることにしました。それはたまたまバイクの近くに上半身のマシンがあったからと言うこともありましたが、ウエイトトレーニングとともに、スポーツクラブに入会した目的のもう一つ、ランニングマシンを使った走り込みをするには、最初から下半身いじめてしまうと走れなくなるんじゃないかという不安があったからでした。
さて、胸、肩を中心にやってみようとしました。ここで昔取った杵柄が役に立つとともに邪魔をします(笑)マシンの使い方はすぐに分かりました。「よし、問題なし。」しかしこのくらいなら昔軽く上げていたよな?と思うウエイトが上りません。「おいおい、これはマズイ!」でした。頭の中は若い頃のまま、しかしトレーニングしてこなかったカラダは、大きく筋力を落としていたんです。
なので思い切ってウエイトを軽くして、そこから始めることになってしまいました。しばらくは自分が今どうなっているのかを確認する作業になると思います。
ランニングメニュー
上半身のメニューが終り、次はランニングメニューです。やることは1kmを4分30秒で走ること。それを5本やるのがノルマです。ただこれもランニングマシンで走るのが久し振りなのと、このマシンを使うのが始めてなので設定方法やスタート、ストップ、表示がどうなっているのかを確認する必要がありました。
周りを見てみてもあまり速く走っている人がいません。というかほとんどの人が歩いていました。そこにいきなり来たおじさんがドンドン走るのもどうかな?と思ってしまい、端っこのマシンが空くのを待って走り始めました。設定も不慣れだし、そもそも時速13.3km(これで走ると1kmを4分30秒で走れる)で走れるのか?という疑問がありました。冬場外を走っている時は速くても1km5分20秒くらいで走っているので、距離は短いにしろ相当速い速度になります。その不安もあって、まずは時速12.0kmから始めてみることにしました。
いけそうです。もうちょっと速くても大丈夫かな?という感じでしたが、そこは自重します。1本目より2本目、2本目より3本目とマシンの扱いはスムーズになっていきましたが、呼吸と脚がしんどくなってきました。軽く5本と思っていましたが、5本目を終えたときには結構なしんどさでした(笑)
長距離を走るようになって頬がこけてきましたので、みんなから痩せた痩せたと言われるのですが、おしりが大きくなってきましたので体重は変らないか少し重くなったと思っていました。トレーニング前に体重を計ったら、なんと想定より2キロほど重かったんです。これも長い距離を走る時に負担になります。ウエイトトレーニングをすると筋肥大を伴いますので、体重は増えます。これをやりながら、長い距離が走れるカラダを作るという相反することをやろうとしている私はバカです(笑)
1日目終了
ランニングメニューを終えて、最後に下半身メニューをやりました。これも思ったようなウエイトが上りません。下半身は若い頃に比べると小さくなっていますので、筋力も相当落ちていることは分かっていました。しかし実際に上げてみると、こんなに筋力がないのか?と驚くばかりです。
それはそうですね。若い頃はウエストに合わせてズボンを買うと太ももが入らなくて、ウエストがガバガバのズボンになるのがイヤということもあって、1年中ジャージを履いていたということもありました。最近は普通のズボンが履けるようになっていたのに、太ももが大きくなるとまた履けなくなるのもしれません。普段は相変わらずジャージしか履きませんので大丈夫ですが、出張や飲み会の時に困りますね(笑)
そんな感じで1日目が終了しました。筋肉にきしむような感じもありましたので、帰宅後すぐに酸素カプセルに飛び込み筋肉痛の予防に努めます。今朝起きてみましたが、特に筋肉痛もありません。しかし年寄りの筋肉痛は翌々日に出ることが普通です。明日の朝が恐いですね(笑)
我が道を行く
弘瀬拓生先生がログを更新されていました。先日6月2日(日)高知県では全日本壮年の高知県予選が行われていました。土佐土建には壮年のピッチャーがいません。実年になった有吉君が投げることが多いのですが、このところ長打を打たれてしまうことが多くなりました。この日もそんな感じになってしまい、シニアになった弘瀬拓生先生が登板することになりました。
若い頃のような球威とスピードはありませんが、変化球を上手に投げ分けてバットの芯を外し、さらには素晴らしいコントロールでバッターを打ち取っていき、準決勝に駒を進めました。これこそがピッチングというものだと言わんばかりです。
プロ野球でもそうですが、150キロのストレートが投げられても打たれますし、137キロのスピードしか投げられないけれど、三振がとれるピッチャーもいます。単純に速いだけでは打ち取れなくて、ボールのキレとコントロールがあれば十分勝負出来ることを証明しています。弘瀬拓生先生はこれを実践している訳ですね。
このことは私も十分理解しているつもりです。弘瀬拓生先生がいつも私の後ろで悪魔のように囁くのも、こうした方がいいよと言っていることも理解しています。しかし誰しも最高を求めるものじゃないでしょうか?速くてキレがあってコントロールが良ければ打たれない。ここを求めてはダメでしょうか?(笑)
「身の程知らず」「ない物ねだり」なのかもしれませんが、やってみたいんですよね。弘瀬拓生先生が元気ならピッチャーなんかやらなくていいんです。その方が勝てるし、楽だから。弘瀬拓生先生がケガをして投げられなくなったから、仕方なくピッチャーに復帰した訳だし、そのせいで夏のクソ暑い時にバッティングピッチャーもしないといけなくなりました。あれしんどいんですよ(笑)
なのでもう少し、自分なりの挑戦を続けて行こうと思います。まあしばらくは試合では怖くて使えないピッチャーから脱却できそうもありませんが、長い目でも守っていただければと思います(笑)