スポーツ界を騒がせているニュースがありますね。
台頭してきた後輩のドリンクボトルに禁止薬物を混入させたという事件です。このニュースを伝える新聞記事の中に
「勝負なのだから勝ち負けがある。負けを受け入れることも重要。」
というような意味の言葉が載っていました。
負けてからが大切
この言葉は決して「負けたら諦めろ!」と言っているのではなくて、負けてからどうするかが重要だと言っているのではないかと考えました。
「次は負けないようにしよう。」
「何が原因で負けたのか?」
「何が足らなかったのか?」
と考えて、もっと努力しようと考えるのもありでしょうし、時には限界を感じて「引退」を決断することもあるのかもしれません。
あの選手はそういった考えかたではなくて、ライバルの選手を陥れることによって自分の保身を選択してしまった。いろいろ事情もあったみたいですが、すべて言い訳でしかなく、今回の行為ですべてを失ってしまいました。残念なことです。
ただ次々卑劣な行為が暴かれてきて、パスポートを隠したとかパドルを盗んだとかとなっては、誰も助けてくれそうにはありませんね。
こんな言葉を見つけました。
「実力の差は努力の差」
「実績の差は責任感の差」
「人格の差は苦労の差」
「判断力の差は情報の差」
「真剣だと知恵が出る」
「中途半端だと愚痴が出る」
「いい加減だと言い訳ばかり」
「本気でするから、たいていのことは出来る」
「本気でするから、何でも面白い」
「本気でしているから、誰かが助けてくれる」
誰の言葉かも分かりませんし、スポーツ界の人の言葉じゃないと思いますが、是非あの選手にも読んでもらいたい言葉です。
当然私自身も、肝に銘じておきたい言葉です。
8回目のオリンピック
嬉しいニュースもありました。
平昌オリンピックの参加選手の発表があって、葛西選手が8回目のオリンピック出場が内定したそうです。40歳を超えてまだ現役を続けていること。さらに参加するだけではなくて世界と戦える位置に居続けていることが素晴らしいですね。
弛まぬ努力と、自己管理のたまものだと言わざるを得ませんね。
「金メダルを取るまでは!」
という強い意志がそうさせているのでしょうか?
神様は葛西選手に現役を続けさせるために、オリンピックで金メダルを取らさないよにしているんじゃないでしょうかね?(笑)
今シーズンはなかなか成績が上がっていないですが、オリンピックを楽しみにしたいと思います。
頑張れ、葛西選手!
若手は何をしている?
葛西選手は素晴らしいですし、レジェンドだと思います。ただ8回ということは30年くらい葛西選手を
「もう自分の時代じゃない。」
と競技を諦めさせるような若手が出て来てないということではないのでしょうか?
同年代で活躍していた原田、岡部、舟木選手たちは引退してしまって、日本のジャンプの低迷も長くなってきました。
葛西選手は素晴らしいですが、いつまでも葛西、葛西でいいのでしょうか?
若手の台頭なくして将来はありません。
「もうおじさんの時代じゃないですよ!」
とちょっと生意気なことを言うやんちゃ坊主が出てこないと、日本のジャンプが世界のトップに戻ることはないのかもしれません。
これは日本の女子ソフトボールも同じ。
いつまでも上野、上野と言っているようでは、日本の将来はありません。
「上野さんは座って見ててください。」
と言う選手が今年か来年に出て来ないと、2020年の東京オリンピックの金メダルは厳しくなるんじゃないかと・・・
協会も着々と強化を進めていますし、発掘プロジェクトもやられていますが、なにせ上野投手の存在と実力が飛び抜けているので、なかなか上野投手を脅かす投手は出て来てないのが現実のようですね。
オリンピックを楽しみましょう
平昌オリンピックまで1カ月を切りました。またテレビの前に釘付けになりそうです(笑)
幸い韓国での開催なので、夜中起きてテレビを見て寝不足になる心配はなさそうです。ただ昼間はなかなか見られないので、夜の再放送を見ることになれば同じことになるかもしれまませんね。
平昌オリンピックが終れば、サッカーのロシアワールドカップ、次は日本開催のラグビーのワールドカップと続いて、そしたらすぐに2020年東京オリンピックです。
あっという間に来てしまう感じじゃないでしょうか?
ハラハラドキドキですが、日本の選手たちを応援しながらオリンピックを楽しみたいと思います。
頑張れ!ニッポン!!!!