1月12日に西村信紀さんを訪ねて指導してもらいました。それを持ち帰って自分の中で整理して、今年はこんな風に投げてみたいというイメージを説明してみたいと思います。なかなか頭の中のイメージと実際の動きが一致してくれませんが、やりたいことが分っていただけたらと思います。
まずはボールを持たずに
ボールを持ってしまうとどうしても投げようとしてしまって、やらなくてはいけないことが出来なくなりますので、まずはボールを持たずにやってみました。
ここで意識しているのはプレートを右足が蹴る時に、左足から頭までが直線になっていることです。これまでは上体を前傾させたときに腰を曲げていました。しかし西村信紀さんの動きを見てみると、プレートを蹴って飛び上る時には腰は曲がってなくて、地面を蹴る足の力が体に伝わるようになっていることに気がつきました。
私の場合は足の力を十分に地面に伝えることができていなかったということになります。まずそれを改善しようと思っています。そしてこのボールを持たずにやってもなかなか上がっていない「左手を上げる」という動作を確立することです。以前よりは上がっていますが、グラブは頭の上まで上げるくらいの意識でやらないと、試合になってバッター相手に投げると顔まで上っていないということにもなりかねません。
ボールを持って投げてみた
画面を見てもらっても分かりますが、この日は練習途中から雨になって全体練習は早々に終了しました。その後雨脚がそんなに強くならなかったのと、グランドが悪くなっていませんでしたので、弘瀬先生に動画を撮影してもらいました。ただ寒いのでなかなか思うように体が動いてくれない状況ではありました。
弘瀬先生のアドバイスもあって、グラブは顔くらいまでは上っています。しかし足の力が地面に効率良く伝わらないので、力強く飛び上ることが出来ていません。実にもったいないことになっています。
「飛べない!」という言葉に「陸上の選手のように両脚で蹴ったら」というアドバイスをもらいました。西村信紀さんも1月に同じようなことを言っていましたね。全身の力を上手く使って、それをボールに伝えるというのがピッチングのようです。
弘瀬拓生先生の解説を聞いてください。
ここまでのピッチングを見ていた弘瀬先生が、開設付きで動画を撮影してくれました。私の言い方では分かりにくい人も、弘瀬先生の言葉なら分かった!ということもあります。やっていることは同じでも、その表現の仕方は人それぞれになります。あなたは誰の言い方が一番しっくりきますか?
この中で弘瀬先生は「左足を思い切って振り出したら?」という表現をしていますが、人によっては「左足を高く上げる」という表現をする人もいると思いますし、「左足でもっと地面を蹴れ!」という表現をしてその結果左足が強く前に出て来るという効果が出てくる場合もあるのではないでしょうか。
分解してみました。
ボールを投げようとすると流れてしまうので、一つ一つがきちんと出来ているかどうか分からなくなります。そこで動きをゆっくりして、一つ一つ確認してみることにしました。
この日は足にすごく注目していましたので、前に飛んでいく時に右手が止まって待っているという動作が出来ていません。この次の週にそのあたりのことを注意して投げていますので、次回のブログではそこが出来ているかにも注目して見てください。
私は仮想敵に西村信紀を仕立て上げ、その西村信紀さんに指導を仰ぎ闘っています。その西村信紀さんは現在病気と闘っています。早く4回目の指導が受けられるように回復してくれることを祈っています。