スピードガンを購入して、力み切って投げた結果スピードが出ないことに加えて腰の筋肉を傷めてしまって、力を入れたピッチングをすることが出来なくなっています。そして幸せなことに59歳まで出なかった四十肩・五十肩の症状が左肩に出ています。症状としては軽いものですが、針を打って少し楽なったかな?と思っても、ある角度に腕を上げる時に痛みが出るのが続いています。ボールが投げられないので、投げられるようになったらどうしようかな?と考えてみました。
投げ方だけではボールは速くならなかった
西村信紀さんに何回も教えを受け、これまでの投げ方を捨て(捨てきれてないんですけど)、いわゆる西村流を取り入れて球速を上げることにチャレンジしてきました。しかし結果は思うようなものではありませんでした。
私のカラダは59歳(今年60歳を迎える)の人の中では、そこそこカラダの保存状態が良い方だと思っています。若い頃の無理もあって腰、膝、肩には古傷はあるものの、結構動ける方だとも思います。しかし間違いなく老化は訪れていますし、筋力、瞬発力、柔軟性は若い頃とは比べものになりません。
それでも自信というか過信だったのかもしれませんが、西村流が自分に取り入れることが出来る。そして速いボールが投げられるようになるという気がしていました。しかし投げ方を変えるだけでは、思うような結果はついてこなかったんです。この先これを続けていくのか、それとも方向修正するのかの選択を迫られました。後ろから弘瀬拓生先生が「お前にはテイクバック投法のほうが合うちゅうぞ!」としつこつ囁き続けていました(笑)
よし、筋力アップだ!
40代中盤、ピッチャーを辞めていた私でしたが、弘瀬拓生先生が胸鎖関節脱臼で投げられなくなってピッチャーに復帰しました。その時にウエイトトレーニングを再開しました。するとすぐに筋肉量も増えて、それに伴って筋力もアップしましたが、その筋力に関節がついていかなくて肘の痛みに苦しめられたという経験から、もう重い負荷を使った筋力トレーニングはしないと決めていました。
若いころに作った筋肉は、トレーニングするとすぐに復活してくれるんですが、関節は老化していてその強い筋力についていけないということのようです。なので筋肉への刺激(負荷)は自分の体重とチューブトレニンーグだけにしてやってきました。しかしこれではボールが速くならないんです。なら、もう1回重い負荷を使ったウエイトトレーニングをやるしかないじゃないですか。
そこで6月からスポーツクラブに通って、ウエイトトレーニングを始めることにしました。夏場の暑い時に外を走る苦しみを昨年の夏経験しましたので、冷房の効いた室内でランニングマシーンで走れば快適ということもあります。球速アップのための筋力トレーニングと、来年1月のフルマラソン挑戦に向けての道を選んだことになります。
今が一番若い!
弘瀬拓生先生の言われることは十分理解出来ます。私が逆の立場だったら同じことを言うかもしれません(笑)しかしここはチャレンジです。
昔の投げ方に戻す、テイクバック投法に変えるは65歳、70歳でも元気だったら出来る投げ方です。でもジャンピング投法やツーステップ投法、それも大きく飛んで速いボールをなげようなんてことは、これからの人生で一番若い今しか出来ないチャレンジなんです。
実はあまりにも思うようにならないことに弱気になりかかっていた私がいました。けど意地もあります。他人に言われてやることも面白くありません(笑)そんな中で弘瀬拓生先生と会話していた中で思わず自分が発した「今が一番若い!」という言葉に、「よ~し、壊れるかもしれないけれどやってみるか!」と奮起することになりました。
6月9日(日)は全日本シニアの高知県予選です。私は午前中会社の用事で参加出来ませんし、こんな腰の状況なのでまず投げることはないと思います。先日の全国シニアソフトボール高知家大会で5連投した弘瀬拓生先生を、楽な相手の時は休ませてあげたいと思うのですが、どうも今回もフル回転してもらうことになりそうです。役に立たない後輩で申し訳ありません。秋までには何とか形にしたいと思っているのですが、どうなることやら(笑)
5月25日(日)の練習終了後、いつものように投げ込みをと思って力を入れて投げてみたら、思いのほか腰の痛みが強かったので投げるのをやめました。弘瀬拓生先生が撮っちゃおうき投げやと言うのを断り終りにしようと思ったら、何かコメントでもしいやと言うので撮ってもらった動画がこれです。今日のブログの内容をしゃべっていますので、どうぞご覧ください。