10月も残り少なくなりました。季節は1カ月ほど進みが遅いようで、日によっては30度に迫る日もありちょっと動くと汗だくになる日もあります。10月最後の日曜日は雨が降るかも?という天気予報もありましたが、朝になってみると太陽が顔を出したりと雨は降っていなくて練習が普通に出来る日曜日になりました。
11月2周目に一般の西日本大会があるので、練習は一般のお手伝いが中心で、それが終わったらここのところチャレンジしている100キロ超えを狙うためのピッチングを行う予定でした。
腰が痛い!
先週弘瀬先生からプレッシャーをかけられ、これは何とかしないといけないと思った私は、最近全くやっていなかったウエイトトレーニングを復活させました。投げ方だけじゃなくて身体そのものの出力を上げないと、100キロは超えないと思ったからです。
日曜日グランドに着いてからランニングをしてスクワットとデッドリフトをやり始めていましたが、上半身や腕のウエイトトレーニングはやっていませんでした。パワーより脱力によって加速させることを考えていましたが、1球でいいので100キロを超えるボールを投げるとなれば、それはパワーに頼る方法もあるんじゃないか?と考えた結果です。
確かに腕(上腕)は以前に比べると細くなっているという感触はありました。今回は腕のトレーニングと体幹(特に身体の横の筋肉)を刺激をしてみようと思ったんです。そしてやっていたら途中で左の腰に違和感を感じました。その違和感は金曜日には腰痛に変わっていました。
朝起きた時にも腰痛があり、グランドについてアップ、ランニングに行ってみたものの左の腰が痛くて、これは無理は出来ないな、今日は良い結果は期待できないなと思っていました。
それでも投げる!?
練習はノックの手伝い、フリーバッティングのバッピと進みました。試合が近い一般の選手は二人しか参加していなくて、試合出るかもしれない実年の二人の選手とあわせて4人が交替で打っていました。
今日も早く練習は終わるなと思っていたら、自分の動きに満足いかなかった選手がノックして欲しいと言い出しました。このノックすぐに終わるかと思っていたら、意外に長い時間やることになりました。若いやつらしか参加してないので、久し振りに力の入ったノックになりました。いつもこんな感じでやったらいいのにと思ってしまいました。
やっと全体練習が終わったのでピッチングを始めました。左足の着地の時に痛みが走るので、これはダメだなと思っていましたが、今週以前100キロ超えと記録した時の動画を見直していて、フォーム(腕の使い方)をこの頃のように、いやこの頃より改善したら年を重ねて劣化した部分を補えるのではないか?と思うようになりました。
最近はコントロール、ボールがばらけるのを防ぐためにセットした手を、左右に分けて下に降ろしてから投げに行っていました。こうすることによって右手が肩関節を中心に回る感覚が出るので、ボールの軌道がそれまでより安定するように思えたので、そうしていました。
でも1球だけ速いことを目指すのであれば、腕を回すことは考えず、上げた腕を素早く、力強く引き下ろす投げ方の方が力が集中出来るはずです。それには以前の投げ方の方が効果的じゃないかと思いました。もう試合もないので、どんなにバラバラになっても大丈夫ですしやってみることにしました。
アップの感覚は悪くなりません。毎度言っていますが器用な人ではないので、投げ方に違和感はありますし、投げている途中で先週までの投げ方に戻ってしまおうとすることもありました。キャッチャーに座ってもらって投げてみると球速も先週、先々週の投げ始めと変わりありません。これで出力を上げていけば球速も上がるんじゃないかと期待していましたが、現実はそうはなりませんでした。
投げていて気がついたことは思ったように飛べないということでした。私の場合3足飛べば十分なんですが、この日は良く飛んで2足半、飛べてない時は2足しか飛べません。これではすぐに足が着地してしまって、身体が横を向く時間、溜める時間を作ることが出来ません。力を伝える時間がないんです。
そしてこれは帰宅して動画を見て気がついたんですが、左手が全く上がっていないんです。セットして一旦下した両手を一緒に上に上げてから投げに行っていると思っていたんですが、左手は上に上がらず前に出してしまっていたんです。これは動画を見るまで分かりませんでした。上に上げてから投げに行っていると思いこんでいましたが、ここは次回までに改善する必要があります。
投げ方を変えたことに杉本さんがすぐに気がつきました。そして「その投げ方の方がええぞ!」と言ってくれました。さらに前に飛ばずに上に飛んで、その間にタメを作って投げろ!と言ってくれました。私の考えてしたことと同じだったので、よし、やるぞ!とやってみるんですが、これがどうも上手く飛べないんです。腕のアクションを上手く使って飛び上がる、投げることを意識し過ぎで腕にばかり気持ちが集中せずに下半身の力で軽く飛びあがるが出来るようにならないといけないようです。
課題は見つかりましたので、何とか今週中に腰痛を改善して良い体調で次回チャレンジしたいと思います。それでは今週のチャレンジの様子をご覧ください。ちなみに今週の最速は95キロにとどまりました(涙)
条件が揃わないと結果は出ない
たった数キロのことですけど、この年になると簡単に到達できることではありません。65歳まで残された日曜日は2回しかありませんし、お天気次第では1回になるかもしれません。さらに2回目の日曜日は一般の試合が四万十市であるので練習はお休みです。この日に投げるとすれば誰かにお願いして投げるしかありません。ただ投げるだけになるので、かえって良い結果が出る可能性もあります。
結果が出るかどうかは分かりませんが、出るとしたら体力、気力、体調、気温などの条件が揃った時だけになると思います。なので結果は運も左右しそうです。
今週はずっとお天気が悪いみたいですが、日曜日には回復しそうな天気予報になっています。今週ははまず腰痛の治療をして投げるには気にならないくらいにはしておきたいですし、フォームのイメージトレーニングもしておきます。さらに腕の出力アップのためのトレーニングも続けないといけません。
なんて付け焼刃の悪あがきでは思うような結果は望めない、トレーニングは3年先のためと言うように今の状態は3年前からどうやってきたかが決めているとも言えるのかもしれません。そう考えればよく頑張ってきたと胸を張って言えます。
64歳の結果は結果として受け止める覚悟もありますし、なかなか厳しい状況になっていることも理解しています。でも諦めも悪いので最後の悪あがきをしてみるつもりです。