まずはこの動画をご覧ください。タイトル(球速が上がる)にひかれて見た動画になります。
これをやっているのはたぶん中学生だと思います。そしてきつそうだとは思いましたが、オフシーズンのトレーニングとしてやってみようと思ってました。
出来ない!
オフシーズンになりグランドに一人しかいませんので、走るとか一人で出来るメニューしかやることがありません。外周を走り、身体が温まったところで坂道ダッシュを行い、そしてグランドに帰ってきてから30メートルダッシュなどの走り込みをやります。そして次はいつものメディシンボールを使ったメニューや、今年からやってみようと思ったサーキットトレーニングメニューに 移ります。
バーピージャンプなんてもう何十年もやったことがないわけですが、「出来るだろう!」と思ってやってみたらとんでなかったんです。まず地面に手をつく姿勢がつらいんです。それはそうですようね、最近は朝靴下を履く動作がきつくなってきてますから、しゃがんで地面に手をつく動作もきつくて当たり前なのかもしれません。そしてそこから両足を後ろに引いて、そしてまた元の位置に引き付けて立ち上がる。そいてジャンプするのが一連の動作になります。この足を後ろに引いてから引き付けるまで手で身体を支えていないといけないわけですが、これも結構大変で肩関節が壊れるんじゃないかと思うくらいでした。
10回やろうとしましたが8回で挫折。「え、こんなことも出来んがや!?」想像以上に老化してしまった身体に愕然とした私でした。
そして次はまた地面に手をついて足を片足ずつ左右に動かすメニューをやろうとしましたが、これは足も思うように動かないのと身体を支えている手と肩が「無理!」と悲鳴を上げました(笑)これは早々にギブアップしました。「こんなことやっていたら、身体がバラバラになる。」と思ったので、サーキットトレーニングはやめてしまいました。
年寄りがやれるように工夫した
それでもただ走るだけは面白くないし、いつもやっているメニューだけだとせっかくのオフシーズンなのにもったいないと思ったので、挫折したサーキットトレーニングメニューをやる方法を考えました。若者がやっているメニューを我慢して続ける(やっていればそれなりにやれるようになる可能性はありました。)ことも考えましたが、その負荷の大きさに壊れてしまいそうな恐怖がありました。この年では壊れるとなかなか回復しませんので、壊れない程度でやり続けられる方法はないかと考えました。そして見つけました。
グランドには高さが約30㎝から40センチくらいのベンチがありました。手を地面につけるのではなくてこのベンチにつくようにすると、老化して硬くなった身体でもやりやすくなることを発見したんです。これだとバーピージャンプだけでなくて、足を左右に動かす、前後に動かすことが出来ます。
そして参考にした動画とは違って、地面に手をつく3つのメニューを連続してやって、それを3セットやることにしました。一人なので20秒計る人がいないのと、1種目20秒もやると3セットももたないと思ったからです。正確に言うとサーキットトレーニングとは言えなくなりましたが、それでも身体に刺激を加えることは出来るので妥協しました(笑)
それではその様子をご覧ください。
残り1カ月
弘瀬先生の龍馬マラソンが2月19日(日)ですし、3月になれば高知には春の気配がやってきます。そうしたらまたボールを投げる季節になります。オフシーズンの孤独なトレーニングも残り1カ月になりました。政府の発表だと5月8日には新型コロナが2類から5類に変更になるみたいです。そうするとソフトボールも普通になれることになるんでしょうか?仕事柄3年練習にも参加することを止めていました。取り扱いが5類になるということより、新型コロナに感染しても重症化することなく、薬を飲めば大丈夫となることがコロナ前の生活に戻る条件なんじゃないでしょうか?
そう考えると完全復帰はまだちょっと先になりそうな気がしています。復帰を待ってくれている仲間がいることも分かっていますし、復帰した時にちゃんと動けるように身体は動かしてきました。球速アップに特化したおかげで、下半身を中心に3年前より充実してるかもしれません。何か自分のことだけをやっていることに慣れてしまって、だらだらとした全体練習に戻ることを少し躊躇している自分がいることも否定しません。
人は一人では生きていけなくて、ソフトボールも一人では出来ない。でも人数が多くなると自分のことだけやっているわけにもいかない。もう長いこと日曜日はソフトボールという生活を続けてきましたが、この3年で行かなくても生きていけるって気がついてしまったんですよね(笑)