早いもので2023年も5カ月が経過しようとしています。まだそんなに投げていないのに残りが少なくなってきた感じがして、少々焦りが出てきました。
また一人になった
弘瀬先生が一足早く全体練習に復帰したこともあって、また独りぼっちになってしまいました。5類に変更後は個人の判断でとなった訳ですから、それぞれの判断で行動を決めていけばいいんだと思います。
私の場合は5月の様子を見てから判断するでした。5月の様子を見てどう判断したかと言うと、「分からない。」です。でも世の中がどんどん以前の生活に戻ろうとしているのは分かります。屋内ではまだまだマスクしている人が多いですが、屋外になるとかなり少なくなってきました。私のように常時2重マスクをしている人間は、もう絶滅危惧種ですね。
感染状況の把握も難しくなりましたし、専門家会議などからの情報もほとんど見なくなりました。また大きな感染の波が来るという予測もあるようですが、この元の生活にもどろうとする流れは変えられないみたいです。
仕事柄マスクの生活は続けるしかありませんが、ソフトボールについては徐々に復帰への道を開けて行こうかなと思っています。まず6月から全体練習に復帰しようと考えてはいますが、県外に宿泊を伴うような試合への参加は今のところ考えていません。
一人になって考えたこと
「このままでいいのか?」たくさん言い訳を並べて今の投げ方になってきました。ただどうしても自分で納得がいかないところもたくさんあります。「結局これが自分の投げ方なんだ。」「こうしか投げられない。」でもそれでは限界があるんです。
去年の冬から頑張って身体作りもしてきましたが、ここに来て抜けきらない疲労感みたいなものに襲われています。少々やり過ぎ・・・老化による衰え・・・いろんなものが頭の中を駆け巡っています(笑)
もう若くなることはないし、体力的・筋力的に向上することは望めない中、球速を上げるためには技術の精度を上げるしかないと思うようになりました。もっと効率的に身体を使う、これまで使っていなかった部分を使えるようにすることによってボールが変わるのではないか?
ここに来てやっと西村信紀さんが言っていたことが頭の中で形になってきました。言ってることが分かる(聞いているだけだった)から、自分の身体をどう動かしたらいいかがはっきりしてきたと言ったほうがいいかもしれません。ただ頭の中に描けた形や動きが出来るようになったわけではありませんから、まだまだこの先どうなるのかは分かりません。
動きの中で形を作る
例えばリリースの形を修正するためにリリースの形だけを作るドリルをします。すると他のことをしないので余計な動きが入らない、やろうとする動きを邪魔する動きがないために、比較的自分が思っているようなリリースが出来る。
気を良くして実際ボールを投げてみると、一連の動きの中ではいろんなものが邪魔をしてドリルでやっていたようなリリースが出来ないことになります。
リリースを出口だとすると、セットから飛び出し、振り上げなどの動作は入口になります。この入口を間違えると正しい出口には到達できなくなります。なので正しい出口に続いている入口を探す必要があるんです。これは西村信紀さんがずっと言ってくれていたことです。
正しい入口、正しい出口は人によって違います。だから投げ方、フォームは十人十色なんだと思います。今のところ私の正しい出口はここだと思える形は見つかりました。ただまだ正しい入口が見つかっていません。以前のままの入口では、目指している出口には行かないことは分かりました。
両足で飛ぶ
ボールを持たずにフォームだけ練習すると3足近く飛んでますが、実際ボールを投げるとどんどん飛べなくなっていました。特に投げ急げば投げ急ぐほど距離は短くなります。ひどいときは1足半くらしか飛んでいないこともあります。こうなるとすぐに足が地面についてしまうので、腕もそれに合わせて早く回すしかなくなります。これって悪循環なんです。
そこでどうしたらもっと遠くに、もっと高く飛べるようになるかを考えてみました。これまでのフォームだと右足1本で飛んでいる感じなんです。6年前の西村信紀さんと投げていた時の動画を見直していて、「しっかり両足に体重を乗せてから飛び上がれ。」みたいな言葉に気がつきました。
「これかもしれない!」
両足で飛ぶ・・・「どうやって?」ルール改正でセットした時に自由足はどこまででも引いてようなりましたが、両足で飛ぶには足は揃えていた方が飛びやすい。なのでちょっと足を近づけてみました。いい感じ(笑)
入り方も今のままだとしゃがみづらいので変えてみよう。「ん~、慣れてないのでやりにくい。」これは器用ではないのでやり続けていくしかありませんね(笑)
高く、遠くに飛んで勢いをつけるというよりは、この飛んでいる時間で身体を十分に横に向ける、そしてこの時間を利用して身体や腕にタメを作ることが目的になります。シャドーピッチングで良い感じになりつつありますが、どうしてもドリルでやっているようなリリースにはなっていません。やはり動きの中での形作りが重要になるようです。
さらにこの形にしようとしてから1球も実際ボールを投げていないので、実際ボールを投げてみるとシャドーピッチングとは違った動きが出てきて、また違った問題が出てくるはずなんです。
全体練習復帰は6月第2周からの予定ので、その時にこれは確かめてみようと思っています。
それで性懲りもなくまた変えようとしているバカや奴の様子をご覧ください。