世に中には何も考えなくても出来てしまうすごい能力の人がいますが、私のような凡人ではそんなことは望むことは出来ません。さらに若い頃に何となく出来ていたことさえも、老化によって出来なくなってしまった、失ってしまったことも多いのが現実です。
それでも何とかしようとあがいているとこの年になっても気が付くことがあって、それをやってみると何か変化することもあります。そんな気づきのあった1日がこの日(2021年7月11日)でした。
ヒントはYou tubeにあり
何かヒントはないか、どこかに答えがあるんじゃないかといろいろな方の動画を見ています。先週も同じように見ていた時に中学生の女の子のフォームを見ていて、「ん、これって!?」って思ったことがありました。
最近の課題の一つに「リリースの時に左肩を開かない」があります。左の壁という言い方をする人もいらっしゃいますね。それがどうも上手く行かないので、どうやったら左肩が開かないようになるかな?とばかり考えていましたが、そこではなくて右の足の蹴り方を変えると左肩は開かなくなるんじゃないかと思って、やってみたらこうなりました!というのがこちらの動画になります。
やり方はこれだけではないと思いますが、私にはどうもこのやり方が今のところ良い結果をもたらしそうです。ただ最近の課題に股関節の使い方もあります。上半身リードで投げがちなので下半身リード、右の股関節の回旋から上半身が回って来て腕を引き出して来るようにしたいと思ってやってきました。どうもそのやり方が悪くて左肩が開く(左の壁が出来ない)に繋がっていたようです。
今回気が付いたことで少し左肩の開きが抑えられたので、これをしっかりやれるように続けてみます。それでも思うようなボールが投げられないならまた違ったチャレンジや変化をしないといけなくなりますけどね。
先週とは明らかに違う
右足の蹴り方と左肩の開きが変わると、先週まったくコントロール出来なかった右バッターの外角へのボールが投げられるようになりました。それもまずまずのボールがです。ちょっとしたことなんですけど、先週どうやっても出来なかったことが出来るとうれしいものです。
まだまだ身に付いていませんし、時々悪い癖も顔を出しますので全然まだまだなんですが、なんとなく上手く投げられるのではなくて、ここをこうするとこう投げられられるというのは次につながるような気がします。
一つ分かるとまた次の課題が出ては来ますが、これも自分で立てた目標に向かって進んでいく過程なので、また答えが見つかるように積み重ねていきたいものです。
梅雨とは思えない青空と雲の下で、バテバテになりながらのピッチングの様子をご覧ください。
前の日に急遽ワクチン接種をして左手が上がりにくいとか言い訳をしていますが、この暑さの中で投げ続ける体力ではありません。この1年以上全体練習に参加していないのも一因でしょう。半日グランドに立ってボールを追いかけることがないんです。この二人のピッチングは投げることにだけ集中すればいいので、こんないいことはないんですが、時間的には短いものになります。普段ランニングは欠かしてないとは言っても、この気温の中で長時間運動する体力はなくなっているみたいです。
昼過ぎると曇ってきて雷が鳴って雨になる。典型的な梅雨の終わりのころの天候です。本格的な夏を迎えてもマスクの生活は続きます。最近酸欠じゃない?って思うこともありますが、今年いっぱいはこのままのような気がします。
幸いこの日の夜も喉が渇いて仕方なかった以外は体調が悪くなることもなく、無事2回のワクチン接種も終わりました。みなさんも出来ればワクチンを打って、みんなが安心して外出や運動が出来るようになる日が早く来るように願っています。