2023年4月の最終週は水曜日と日曜日の2回ボールを投げることが出来ました。昨年冬からのシーズンオフに取り組んできたことを、実際ボールを投げて思ったように表現出来るか確認する作業に入ってきましたが、どうも感覚と実際のボールにズレみたいなものがあることに気がつきました。
速くなっているような気がする
26日(水)まではスピードガンを持ち出していませんでしたが、リリースする時の感覚、ボールが指から離れてキャッチャーミットに入るまでの時間、そしてキャッチャーの受けている形なんかで、今年は間違いなく去年より速くなっているだろうと思っていました。
残念ながら思っているような身体の動きは獲得出来ていませんので、実はこれで結果が出るはずがないとも思ってはいるんですが、「ジャンピング投法に挑戦する」として始めた当初に西村信紀さんから言われていたことが、ここに来てやっと表現できそうなところまでは来た感じなんです。
当時よく西村信紀さんから言われていた「力入ります?」という言葉、上手く行くと「力入った!」と言えそうな投げ方がほんの少しですがやれているような・・・・・
時に勘違いして「力入れる=力む」になってしまっていることが多いのも事実ですが、そんな中に上手にボールを回転させて力を伝えられていそうなボールも投げられそうな感覚があるのもここ最近のピッチングにはあります。
やっとここまで来た、でも頭でやろうとしていることが身体で表現出来ないという悲しいジレンマにも悩まされています。
スピードは上がっていない!?
4月最終日の30日(日)についに今年初めてスピードガンを持ち出してみました。するとどうでしょう、去年の最初よりは速いような気がしますが、本人が期待していたような数字は表示されませんでした。
すると悪い癖で力=腕だけの力で投げようと力んでしまって、思ったようなボールが投げられなくなりました。
投げている感覚は悪くはないんです。やはりスピードガンがあるので「速さ」を意識してしまう関係で、投げ急いでしまいますね。もっと落ち着いてやらないと(笑)速いボールが投げたいなら、前に行かない、投げに行かない、ゆっくり入るという正反対とも思える感覚が必要なようです。
まあ今年初めてのことでもありますし、これからじっくりと取り組んで行きたいと思っています。しかし今年も自分のセンスのなさと老化に苦しむことにはなりそうです。かなり無理なことをやろうとはしているようで、身体のあちこちに去年までにはなかった痛みがありますし、何か取りきれない疲労感みたいなものも毎日感じています。
唯一の救いは毎年1つずつ年齢は重ねて行ってますが、球速が落ちることはまだないということです。これがあるので私のモチベーションは維持されていると言っても過言ではないでしょう。どれだけ頑張ってもどんどん球速が落ちてしまうなら、さすがの私でも続けることを諦めるかもしれません。いつまで維持できるか分かりませんが、この無謀なチャレンジが出来るだけ長く続けられますように神様にお願いしておきましょう。
元々の目標は「70歳で西村信紀に勝つ!」だったので、あと6年は元気で頑張らないと目標達成にはなりませんよね。
それではジャンピング当初に西村信紀さんに言われていたことを再確認するために、その時の動画と4月最終週2回のピッチングの様子をご覧いただきましょう。
西村信紀さんの言っているような身体の動きをしたい、する必要がある。でも思うような動きが出来ない・・・・・どうしたらいいんでしょうね?