連休前に厚労省から新型コロナに関する通知がありました。5月8日に新型コロナが2類から5類に変更されることについての通知です。いったいどんなことが書いてあるのかと心待ちにしていたので、急いで内容を確認しました。
というのも5月20日から鹿児島でシニアの大会があって「行けないか?」と聞かれていたんです。当初は行けないと答えていたんですが、その後新規感染者数も落ち着いてきましたし5月8日からは取り扱いも変わるということもあって、行ける可能性がないこともないとしてありました。
さて通知の内容はと言うと、ざっくりまとめると国として一律に対策を求めることはないが事業者が必要な感染予防を行ってくだいと言うものでした。新型コロナがインフルエンザなみの病気になったとか、重症化リスクが低くなったとか、感染力が低くなったので通常の生活に戻って大丈夫ですとかとは全く言っていませんでした。
これでは県外に試合に行くという判断は出来ません。宿泊や移動を伴わない県内の試合には行くようにしたいとい思っていましたが、現状では県外に行く試合はまだまだ先のことになりそうです。連休明けには新規感染者の数が増えることも予想されますし(ただ発表が週1回になるので数の把握も難しくなりますが)、5月の様子を見ながら6月からは通常練習に復帰を考えているところです。
GW最終日は室内練習場でした。
連休とは関係ない生活でしたので唯一の休みの日曜日はどうしようかと思っていました。と言うのも大雨の予報が出ていたんです。さすがにこれでは投げられそうもないので1日ゴロゴロして過ごそうかと思っていたところ、室内練習場が取れたので投げようと連絡がありました。
ずいぶん昔に行ったことはあったんですが、久し振りに訪れた室内練習場はなかなかの状態でした。屋根はあるし広さも十分なんですがあちことから雨漏りがあって、練習内容に支障をきたすような感じでした。
投げるだけなら投げられるんですが、バッティングや守備をやろうとしている他の利用者は困っている感じでした。水たまりがあるのでボールがそこに入るとドロドロになってしまうんですね。これでは室内練習場とは言えないような状態でした。
中はバッティングやノックが出来るスペースとピッチングが出来るブルペンのスペースに分かれていました。ただこのブルペンは野球仕様なのでソフトボールのプレートのところにはラバーが張られていて、足引っかける場所がなくて投げにくかったんです。
もともと先週の反省があって、今週やっと空いた金曜日の昼に軽く動いた時に気がついたことをやってみようと思っていたので、正規の距離から投げる必要もないし土のある少し遠め(約16メートル)から投げることにしました。遠いのは得意っですからね(笑)
キャッチャー見なければ左肩は開かない
しかしまあ思ったように身体は動かないものです。この日は前半50球後半50球合計100球投げましたが、特に前半はひどいものでした。アップは比較的良かった(いつものことです。)んですが、いざ投げ始めると「今日はこうやる」と思っていたことがまったく出来ません。ボールも行かないのでどんどん投げ急ぐことになり、さらに崩れていきます。
「休んだら良くなるんじゃない?」と言う言葉に「休憩します!」と50球でやめたというのが真実です。弘瀬先生が投げている間に今日やろうとしていたことを再確認していました。
そして後半のピッチングに入りますが、たいして変化はありませんでした。そして最後の最後になってヒントのような言葉が頭の中に浮かんできました。「どうして左肩が止まらないんだろう?」「どうして左肩を開いてしまうんだろう?」と考えていた時に、「キャッチャーを見なければいいんじゃないか?」とふと思ったんです。
顔を正面に向けようとするとどうしても左肩を開かないといけなくなります。関節が柔らかい若者であれば出来るかもしれませんが、この元々身体が硬い、そして老化してさらに可動域が狭くなった老人では顔を正面向けて左肩を締めておく動作が難しいと思ったんっです。そして「リリースの時にキャッチャーを見ない(見てるんですが顔をキャッチャーに正対させない、なんとなく見る感じ)ようにして投げると、左肩が止まることが分かりました。
調べてみると首の可動域は左右35度から45度の範囲であり、これを超えて首を動かそうとすると肩を開くしかないようでした。どうも表現が正しいかどうかは分かりませんが、私が投げる時に左肩を開かないようにするためにはキャッチャーを見ないようにすることが、今のところ一番身体の動きを作るには分かりやすい言葉のようです。
それではそんな気づきのあった雨の中のピッチングの様子をご覧いただきましょう。
人間は忘れる動物である
「人間は忘れる動物」です。実際どれぐらい忘れるかというと、1時間後には50%、1週間後には25%くらいしか覚えていないだそうです。
なので繰り返しやるしかないみたいですね。ただその繰り返しの時に正しい動きや考えを忘れている可能性もあるので、そこはしっかり確認してやらないとやっている意味がなくなりますね。
ということなので次回投げる時には今回気がついたことを忘れずにやってみようと思っています。もうこれまでに何回「分った!」って思ったことでしょう。そして何回忘れてしまったことか・・・・(笑)