2023年4月2日(日)は先週雨のために順延となった西日本壮年の高知県予選が開催され、私も人数合わせとして参加してきました。試合は壮年がたった2名しかいないのでコールド負けも覚悟していましたが、なかなかの好ゲームになり、最終回表を終わって3-2で勝っていました。「おや、これは勝つかも?」と思っていましたが、この試合野手がボロボロエラーを連発して失点するというイヤな流れだったものを、ホームラン2本で逆転した形でしたので、そんなに上手く行くはずがありません。結局7回裏に2点を取られてサヨナラ負けを喫してしまいました。私は出番もなく、ずっと1塁ランナーコーチをつとめて終わりました。
試合後の投げ込み
元々行く前から試合が終わってから(1試合だけと思っていました。)空いている場所で投げて帰ろうと予定していましたので、場所を移動して投げることにしました。
予定では来週は全日本実年の高知県予選があるみたいなので、汚れていないユニフォームを脱いで(洗濯しなくていいので)投げる準備に入ります。
朝のアップ以来ベンチとコーチャーボックスの往復しかしてなくて、攻撃中は座りっぱなしだったので、身体は固まっています。それをほぐすようにゆっくり遠投から入りました。投げるコンディションとしてはあまり良い感じではありません。そしてボールは今年初めてイエローボールを握ってみました。さてこの選択が良かったのか悪かったのか?
試合では投げることはない、試合後に投げるという予定だったので、試合前にはボールを投げずにシャドーピッチングで良いイメージ作りはしていました。ゆっくり入って大きく飛ぶ、その間に身体を捻って、右足の着地と同時に右手が後ろに引ける、左足の着地に合わせて左手を引く、右の内転筋を引きつける、最後に右手が鋭く出て来る。この動きが理想の動きです。
シャドーピッチングではそこそこ思うような動きになることが多くなってきましたが、実際ボールを握ってしまうとなかなか思うような身体の動きにならなくて、今年投げ始めてからまだ数回ですが苦しんでいます。今日も結局同じようなことになってしまいました。
シャドーピッチングでは軽く飛んでも3足飛べるんですが、ボールを持つと1足近く短くなってしまいます。その分足の着地までの時間が短くなり、それに合わせるために身体の捻りは浅くなり、右腕の始動も早くなってしまいます。これが困るのはこの一連の動作を身体が勝手にやってしまうことです。意識して早くしているのであれば意識して遅くすることが出来るんですが、「早くなげたい、速いボールを投げたい。」という投げ急ぎから勝手に早くなっている動きに合わせての動きなので、一旦おかしくなるとその日はなかなか修正できません。
器用な人は出来るのかもしれませんが、不器用な私にはそんな切り替えは難しいんです。2回に分けて投げる時は休んでいる間に少し良くなることもありますが、今日のように一気に投げ込む時は出来ないと言って間違いありません。本当に情けなくなります。
先週の16メートルの方が良かった!?
先週距離が遠かったこともあり、この日はしっかり距離を確かめます。そして近いことを目と頭で認識したことが、この日の迷いを生んでしまいました。それは近い=速いという愚かな短絡的なイメージを持ったということです。投げてみると思ったほど速くない→もっと力を入れて投げてやろう→力めば力むほど身体の柔軟な動きが失われ、ボールは抜ける、引っかかるという哀れな状況に陥ってしまいます。
もうこんなことを何年繰り返しているんでしょう。今年は行ける!今度は分かった!と何回思ったか分かりませんが、実際ボールを投げてみると「?????」「どうも上手く行かない!」となってしまうことばかり・・・・・
遠く見える→調子が良くないと認識して投げていた先週の方が力みがなく、実際のボールも良かったようです。距離が近くなるので力はいらないと考えることは出来ないものでしょうか?どうもまず頭の中を切り刻んで、余計なことを考える部分を捨ててしまう必要があるようです。出来ることならそうしたいですね(笑)
時間はありましたので「あれ?」「ん~ん!」「何で出来んが!」などとぶつぶつ言いながら110球の投げ込みになりました。その様子をご覧ください。
来週は実年の試合です。来週も試合後ピッチングして帰ることになると思います。