10月31日(日)は10月最後のピッチングでしたが、何かがおかしい!1日になりました。力が入らないんです。なので動きがどうやっても遅くなってしまい、スピードが上がっていきませんでした。
日本リーグが開催されているというのに
金曜日から高知県高知市の春野運動公園で、日本リーグ男子第3節の代替節が開催されていました。新型コロナの新規感染者数も減少して、有観客での開催です。しかし全体練習にも参加していないので人の集まる場所への出入りはまだまだ先と思っていますので、試合を見に行くこともなくいつものように弘瀬先生と二人のピッチングをするつもりでした。
ただ天気予報が悪く午前中は雨が残り、午後から回復するようでしたのでいつもは11時から始めるのを、この日は13時からにしていました。雨は比較的早く上がっていましたがグランドに行ってみるとホームベース付近に水たまりが残っていて投げられなさそうなので、普段は子どもたちがサッカーをやっている場所に移動して投げることにしました。
最近はアップしている時はそんなに感じは悪くないんです。10月は右の坐骨神経痛が出ていてしゃがむ動作がしんどくて、さらに先週からは臀部(大転子の周囲)に痛みがあって調子はよくありません。特に今週は痛みがひどいので1週間ランニングやトレーニングを控え、針治療に専念していました。おかげでだいぶ痛みも軽くなり、この日もアップで約4キロ走りましたが気にはなりませんでした。
キャッチボールをやって軽く遠投をしました。本当に飛ばないとブラッシングも上手く出来ますし、足と手のタイミングが合って良い感じのボールが行っています。これが飛び始めるとどんどんおかしくなって行きます。それはそうですよね、飛ばないタイミングで合っているわけですから、飛んだらずれる。こんなこと誰でもわかることです。
それを飛んだ時には手を振り上げる動作を遅くして、足の着地とタイミングが合わせられると思っているんです。しかし不器用な身体は思っているような動きはしてくれません。やっているつもりなんですが、出来ていないんです。だからどうやってもボールの球速が上がらいというか、力を入れるところがないって感じになってしまいます。
気温が下がって動きづらいのも少し影響はあります。動き方が悪いとも右の股関節に痛みが走ります。でもそれだけではない、何か分からないけれどどこかおかしいんです。
スピードは出ないがコントロールは良い
先週の最速は93キロ、今週は94キロでした。先々週試合に行った時にゴムボールの新球を手に入れてきたので、「どうせ今週も球速は出そうもないし、ゆっくりフォームを見直そう!」って思っていました。なのでスピードの出にくい(ボールが革ボールに比べて柔らかいので、強く押す、切るって感じが弱い気がします。)ゴムボールで投げることを選択しました。
その影響もほんの少しあったと思いたいんですが、やはり今週も球速は伸びませんでした。しかし先々週試合で投げてからコントロールは驚くほど良くなっています。コースを狙って投げるってことを、今年はほとんど意識せずに投げていました。
弘瀬先生からは「何をやってもいいので、速いボールを投げる。」ことを意識せよと言われて投げていましたし、まあ100%の力を使って投げようとすると、細かなコントロールをつけることは難しいことになります。
試合では70%~80%の力で投げている時がコントロールも良く、ボールにキレや伸びがある良いボールが投げられるものです。その70%~80%のボールを強く、そして速くするために100%を伸ばすことを練習するわけですね。
今のバットでは少々速くてもバットに当たれば飛んで行きます。なのでバットに当たらないボール、当たってもバットの芯では捉えられないようなボールを投げたいものです。まあこれは今のソフトボールだけではなくて、昔から良いピッチャーは出来ていたってことですね。
何か試合で投げたことで身体が自然と「狙って投げる」ことをやろうとしているのかもしれません。そもそもそんなことを望んでいたわけじゃないんですよね。ただただ単純に速いボールがなげたいと頑張ってきただけでした。この2週間はどうも気持ちも身体も違う方向を向いているような気がします。
それではこの日のピッチングの様子をご覧ください。
残り14日(投げるのは2回)
いよいよ62回目の誕生日が近づいてきました。若い時誕生日はお祝いでしたがここまで年を重ねてくると「また1つ年を取ってしまった。」「また1年過ぎてしまった。」を痛感する日でしかありません(笑)
投げられるのは7日と14日の2回です。出来ればお天気で気温もある程度上がってくれることを祈っています。これまでの行いが良ければ神様が条件を整えてくださって、61歳の間に101キロ以上の記録を残させてくれるはずです。
61歳11カ月と62歳0か月、誕生日を境に大きく差が出ることはありませんが、それでもちょっとだけ若いわけですから速いボールが投げられる可能性は高いと信じましょう(笑)
ただ58歳から始めたこの無謀な挑戦はまだまだ続きます。心と身体が折れるまで頑張るしかありません。ゴールがあるかどうかさえも分かりませんし、いつ「もうやめた!」って言いだすかも分かりません。若い頃のように試合で勝つとか大会で優勝するとかと言った目標ではないので、自分の心の中に「これで十分!」って何か暖かいものがあふれた時が、この挑戦の終わりの時のような気がしています。さてさて、そんな幸せな瞬間はおとずれるのでしょうか?
私も優しくなったものです(笑)