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2022年10月2日(日)あっという間に今年も10月になりました。今年もコロナ対策のまま1シーズンが終わろうとしています。これで3シーズンをほぼ棒に振った形になります。おかげでピッチングだけに専念出来て、3年前よりは間違いなくボールが速くなりましたが、いわゆる試合勘みたいなものは失ってしまっています。バッティングはまったくやっていません。これで普通に戻れるのか?と思ってしまいます。
試合対策
来週は今年2回目の試合になりそうです。前回は試合対策をほぼやらずに試合に行って戸惑ってしまったので、今回はそれなりにシニアの距離やゴムボールに慣れておこうとやってみました。
普段は球速のみに執着していますので、変化球を投げ込んだり、コントロールを意識して投げることはありません。ただ投げ方が良くなってくると自然にコントロールは良くなってきますし、変化球の切れみたいなものも上がってくるんですね。これは特に最近良くなってきていました。
それがそのまま試合で出ればいいんですが、試合で投げるということはそんなに簡単なことではないんです。緊張、プレッシャー、恐れなどのストレスがいわゆる平常心を乱してしまいます。それで普段とは違った動きとなって、思ったようなボールが投げられないことに繋がってしまいます。
本来であれば練習でやってきたことを練習試合などでやって大丈夫だと確認して、試合に臨むことで試合でもある程度の力が発揮出来るんだと思っています。それが出来なくていきなり試合で投げるものですから、立ち上がりが良くないと修正するのが難しくなるんです。
ピッチャーの自信と言うものは試合でバッターを抑えて初めて持てるものだと思いますので、その作業をせずに試合で投げることは結構怖いものなんです。これは昔の経験は古すぎるのと、ピッチャイングスタイルがあまりにも違い過ぎるので使い物になりません(笑)
せめてもと思って、この日はカウントとコースを指定してボールを投げてみることにしました。
やっぱりダメだ!
風がすっかり秋になりましたので、投げることが楽になりました。この日はあっという間に50球投げていて、とりあえず60球で前半を終えたんですが、全然もっと投げられました。30球でもうやめたいと思ったあの夏はもうありません。
普段14.02mから投げているんですが、この日は最初から13.11mから投げます。そして得意な革ボールもキャッチボールだけにしてボールもゴムボールです。ゴムボールは苦手なんて言っていても、もう私たちが試合で革ボールを投げることはもうないんです(笑)ゴムボールを自由に操れるようにならないといけないんですけどね。
でもなんかゴムボールはしっくりこないんですね。革ボールより少し軽いので、もっと肩や腕の力を抜いて、リリースの最後の最後だけに力を入れるようにしないといけないと思ってはいるんですが、球速が出ないもんですから、どんどん力が入ってくるし投げ急いでしまっているようです。
そしてこの日の後半はコースを投げ分けることを要求されましたので、自然と目線が投げるコースを見てしまうようになり、上半身がその方向を向いてセットして、そのまま前を向いて投げに行ってしまう傾向になってしまいました。これでいつものフォームとは違った投げ方になってしまうことになりました。
今回は投げている途中でそのことに気が付いたんですが、フォームを修正することが出来ませんでした。前半のようにセットして投げることが出来るとコントロールも良く、そして力のあるボールが投げられることは分かっているんですが、視線がキャッチャーの構えるミットを見てしまうので、どうしても身体がその方向を向きたくなります。そこをずらすとそこに行かないと思ってしまうようで、どうしてもそうなってしまいます。それを無理にずらそうとすると気持ち悪くて投げられないんです。
でもそのセットからだとスムーズな動き、正しい身体の動きではないのでボールが思ったようなラインには出て行きません。引っかけたり抜けたりとコントロール出来ないんです。試合では開き直って普段投げているように外角低めを狙って投げて、後はナチュラルに変化するボールに任せることが出来ればいいのかもしれません。問題はそこまで心に余裕があるかどうかですね(笑)てんぱったらおしまいです。
それでこの日のピッチングの様子をご覧いただきましょう。
身体の向きもですが、どんどんリリースが弱くて鈍くなっているのがダメなんですよね。コースに投げようとすればするほどボールを置きに行くようになって返ってコントロールを悪くします。これは小手先で調整するからなんですが、こうなるとボールはただの棒球になってしまって簡単に打たれてしまいます。
どうなることやら?
組み合わせが決まったようです。6~7チーム出て来るのかと思ったら4チームしか参加しないようです。ただ当日土佐土建シニアは、普段練習に参加していない私と弘瀬先生を加えて9名しかいないと連絡がありました。こうなるとどうなるんでしょう?空いているポジションをやるしかないので、ひょっとしたら投げないかもしれません。
しかしノックは受けていないし、バットも振っていません。こんなんで大丈夫なんでしょうか?走る、投げるは続けていますので、体力的な衰えは感じていませんが試合に必要な動きの練習していません。
さてさてこんな状態で一番大切な平常心を保ちながら、試合することが出来るかが一番心配なところです。繊細かつ大胆に!余裕があればこれが出来るんですけどね(笑)