突然発症してしまった腰痛のためにボールを満足に投げられない期間が1ヶ月以上になってしまいました。出来るだけ腰に負担のかからない動きを心がけ、ほぼ毎日針を打ち続けてやっとボールが投げられるような状態まで回復してきましたが、まだまだ怖くて飛べませんし全力投球となでは行けていません。ただ投げられない期間に気かついたこともありましたので、そのあたりのことも含めて書いてみたいと思います。
投げると痛い=投げたくない(笑)
結構な期間投げていませんし、普段の動きではほぼ気にならないので投げてみようかなって思って投げてみました。すると弘瀬拓生先生がすぐにビデオを回してくれていました。それがこちらの動画です。
腰と言っても投げる時の捻る動作で痛めたので、腹斜筋が痛かったんですね。そして身体を捻る動作は同じでも打つ時には痛くないという、今までには経験したことのない痛みでした。ちょっとやっかいかな?と思っていましたが、結構やっかいな痛みでした(笑)
痛みがなくなってきました。
6月いっぱい自重したのと、繰り返し治療しているうちに最後ここが引っ張っているな!という場所がはっきりしてきました。そこを緩めていると、なんか痛くなくなげられそうな感じになってきました。その最初の投球(まだまだピッチングと言えるようなものではありません。)がこちらになります。
投げられない時に気が付いた!
ボールが投げられないので、その間にいろいろ考えました。自分の欠点、体の使い方、手の使い方、西村さんの動画も見直してみました。結局は私の投げ方が悪いために、思ったようなボールが投げられないことに気が付きました。
力に頼って体の外側の筋肉を使ってしまう。そのため腕は外から入ってきます。バッティングではひどい時には典型的なドアスイングになってしまいます。ここを直さないと、しなりのきいたスピンボールは投げられません。ボールを持たずにやってみると出来ます。ブラッシングで勝手にリストが鋭くターンする感覚が分かります。そして右肩を前に出していくと手の平は自然と地面を指すようになりました。
「これだ!」「これが西村さんが言っていたことだ。」頭では理解できました。あとはボールを投げて出来るかどうかです。やってみました。それがこちらの動画になります。
時々うまくリストが反って、スピンのきいた私らしくないボールが行きました。これで間違っていないはずです。あとは飛んでどれだけボールに体重移動の力を伝えられるかです。そして力に頼った投げ方をやめて、いかに腕の力を抜いて回すか。西村さんがこれまで何回も言ってくれた「力入ります?」の力を入れるのは、リリース(リストターン)した後、手の平を地面に向ける時かなと思っています。それか力を入れるのは人差指と中指ではなくて、薬指と小指の方じゃないか?このあたりのことは、また西村さんにじっくり聞いてみる必要がありますね。