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3月に入り、そろそろボールを投げたいなと思っていましたが、いつも相手をしてくれている弘瀬先生が2月のフルマラソンのダメージから回復中ということもあって、初投げはもう少し後になるかなと覚悟していました。
突然のお誘い
ピッチングをする時はだいたい金曜日に連絡があるんですが、3月3日(金)に連絡がなかったのでまだフルマラソンのダメージが残っていて、初投げは来週以降になると確信して今週も走り込みと思っていました。しかし土曜日の朝突然電話が鳴りました。
「明日ちょっと投げるかえ?」
30球くらいと言っていましたが、絶対そんな球数で終わるはずがないと思ったものの断る理由もないので
「いいですよ。」
と快諾しました。いよいよ2023年のスタートです。さてこの冬の身体作りとイメージ作りの成果を試す時がやってきました。
投げてみた感触は?
昨年の11月の投げ納めから1球も投げていませんので、まずは軽いキャッチボールからです。ここは問題なくクリアしました。そしていよいよウインドミルで投げます。ちゃんと投げられるのか?どんなボールが行くのか?とちょっとドキドキしながら投げ始めました。
投げてみた感じはこの冬やってきた成果なのかボールはまずまずの走りです。ただボールを持たずにやってきたフォームとはどうしても違ってしまいます。昨年末から言っているように「飛びながら投げるではなくて、飛んでじから投げる」ためにどうしたらいいかをこのオフシーズンに考えてやってきていました。
そこで気がついたのは①まずしっかり飛ぶ:この時の意識は右足から左足)②左足が着地したら意識は左手に移す③左手を締めることを意識することで、右手は最後に力が入る(そこまで右手は意識しないことで力むことがない)という一連の動作を行うことでした。
これがタオルを持ってやる時にはそこそこ上手く行くんです。でも一抹の不安はありました。ボールを持つ、ボールを投げるとなると、どうしても右手に意識が集中するんじゃないか?
実際投げてみると、やっぱりシャドーピッチングでやっていたような身体の動きではないんです。飛べない、捻れない、締められないのないないづくしです。でもこれは想定内ではありました。そんなに簡単に変われるはずがないんです。これからも続けていかなければなりません。
でもボールはこれまでの初投げでは過去一と言ってもいいくらいの走りをしていました。これはこの冬の成果だと思います。フォームは撮影して来た動画を編集して確認しましたが、「どこが変わったの?」と言いたいくらい変わっていません(涙)
それでは今年の初投げの様子をご覧ください。
今年の目標
3月13日からマスクの着用が自己判断になり、5月には2類から5類に変更と、世の中がどんどん以前のような生活に戻るような雰囲気になってきています。でも私の心の中は「ちょっと待って、まだまだ元通りとは行かないんじゃない!?」と思っています。
今回の第8波は確かに落ち着いてきましたが、第9波は来ないんでしょうか?なぜ減ってきたかの理由も聞いたことがありません。集団免疫を獲得したということも聞いていません。オミクロン株はもう変性しないんでしょうか?違った株が出現しても、もうこれまでようにクラスターになったり重症化はしないのか?まだまだ分からないことばかりです。
もう我慢する生活から解放されたいと思っている人が制限なく生活することも否定しませんが、私のようにもう少し様子を見てからと自重する人間がいてもいいと思います。これでバランスが取れるんじゃないんでしょうか?
なので今後もしばらくは全体練習復帰も先延ばしですし、試合も基本的には不参加でと考えています。チームには長く迷惑をかけていますが、もう少し勝手を許してもらいたいと思います。
スピードガンとの闘いは去年の102キロを早く更新して105キロを達成して、本来の目標値である110キロに挑戦できるようにしたいものです。イメージはあるんです。でも思ったりつもったりは誰でも出来るものであり、なかなか思ったようには身体は動かず、思ったようなスピードは出ないのが現実なんです。
今年も孤独に無謀なチャレンジを続けていきますので、今年もよろしくお願いします。