8月11日の練習で久し振りに飛んで投げてみたら、思ったより良かったのを見たからなのか、翌週の8月18日にあったシニアの大会の朝会場に行くと、「お前今日先発ねや!」と言われました。まあ何とかなるだろうと私も思いましたが、いざ試合が始まってみると何ともならないような状況が待っていました(笑)
何処に行くか分からない。
やはり試合形式は試合ではなくて練習でした。試合となると「打たれたくない。」「抑えたい。」などの気持ちが出てきます。そして余計な力が入ります。すると投げるボールが思いもよらない動きをするようになります。そうです、何処に行くか分からない、コントロールされてないボールになってしまうのです。
先週飛んでも痛くなかったので今週も飛ぼうとします。しかし気持ちが高ぶっていますのでカラダがいつもより突っ込んでいきます。なので手が出てきません。思うようなコース行かないボールをなんとかコントロールしようとして手先で調整しようとすればするほど、ボールは1球ごとに行先を変えてしまします。
そんな感じでスタートしましたので、先頭バッターをフォアボールで歩かせ、盗塁、適時打といきなり1失点してしまいました。
さて困りました。先週あれだけアウトコースに投げられていたボールが、何処に行くか分からい。狙ってストラクを取ることが出来ないという状況になっていると自覚しました。なので2回からは飛ぶのをやめて、飛ばずに投げると決めました。それでもコントロールは良くなりませんでしたが、ストライクは取れるようになりました。ただバッターが打ちやすい真ん中のボールばかりになってしまいましたが、少し差し込むことが出来ているので失点はしないで済みました。
4イニング投げた後に「あと1イニングで交替。」と言われましたので、最後の5回裏はもう1回飛んで投げて終わりにしようと思いました。2回から4回まで飛ばずに投げたおかげで上体の突っ込みが抑えられ、腕が前に出るように少し改善していることが分っていたので、飛んで投げてもストライクは取れるだろうという感じでした。それでもリリースの一定しない感覚はそのままで、やはり投げ込んでいないとこんなことになる典型的な悪いパターンのまま、この日の登板は終了になりました。
実は先週の試合形式の動画を見た時に、「振り上げからリリースまで、腕のスピード感が同じ。」だったので、この日はリリース時の加速感みたいなものを意識していました。力まずそれが出来ればボールのスピン量が上がりますし、勢いも出ます。しかし力むとリリース前に力を入れてしまって、手首は固くなる、リストは返らない、ボールに力が伝わらない、何処に行くか分からない、という悪循環を生んでしまいました。何年ピッチャーやっているんでしょうね(笑)いつまでたっても成長しない・・・・
2試合やって昼食、午後から練習
この日朝7時半集合でした。7時半に春野運動公園に集合しようと思うと、起床は5時半です。9時試合開始、連続2試合やってこの日は終了です。それから練習会場近くのレストランで昼食を食べて、通常通りの練習が始まりました。
オーナーは壮年と実年組に練習するぞって言ったので練習すると言います。壮年・実年組は「今日はシニアの試合なので、練習は休み!」と心の中では思っていたはずです。しかし試合は午前中で終ることが決まっていたので、午後から練習するとなったわけです。これには休みと思った壮年・実年はがっかりしたでしょうし、朝早くから2試合するシニア組も「これでまだ練習するが!」という気持ちしかありませんでした(笑)そんなに練習が好きなわけでもない土佐土建ですが、時々こんな若者でもやらないハードスケジュールが組まれることがあります。
結局グランドに来ていた壮年と実年は5人(ほら、やっぱりやる気はない!)、それに午後からも残ったシニアで練習が始まりました。この日がまた異常に暑くて大変でした。ピッチャーが交代でバッピをやってフリーバッティングをして、最後にレギュラーバッティングをしたところで練習は終了となりました。この頃になってやっと雲が出て来て風も吹き出し動きやすくなったので、最後の最後今日の反省も含めて投げ込みをしてみました。その様子がこちらになります。
ボールは縦回転していますが、スピンに勢いがありません。ブラッシング、リリースの勢いを追及しないと、いつまでもこんなボールしか投げられませんね。カラダの使い方の課題を再確認しましたので、そのことは次回詳しくお伝えしようと思います。しかしダメやな~!