あまりにも強大でたどり着けそうもない、私の敵(笑)である西村信紀さんのフォームを解剖してみようと思いました。これまで西村さんの動画をたくさんアップしてきましたが、ゆっくり投げているようですがその動きは速くて、なかなかどうなっているのか分からないというのが現実でした。さらに親切丁寧に説明してくれているので、なんとなく理解しているような気になっていましたが、どうもその技術を習得出来ないのは「分っていない。」ことが理由じゃないかと思い始めました。
そこで便利な時代になっていますので、アップしてある動画を一時停止して一つ一つの形を見てみることにしました。
順番に見てみましょう
バッターがいる訳でもないので力みもなくキレイな投げ方になっています。西村さん曰く「見せるためのフォームです。」ですが、ちゃんとボールは回転していますし、球速もしっかり出ています。これを簡単にやられるので、くやしいと言うことになります。どれだけ頑張ってもそうならない者の気持ちは分かるまい!って思いますね(笑)
それでは順番に見て行きましょう。
なかなか動きが速いので、思ったところでストップしてくれませんでしたが、なんとか一連の動きは確認出来たかと思います。この動きを完全コピーすることは不可能ですし、完全コピーしても同じボールが投げられないのが不公平なところです。
球種によって右肩の位置が変わる
先日岡山にお見舞いに行ったときに「ドロップは?」と聞いたら、「握りは普通と同じで、上体が前傾するだけ。」という答えが返ってきていました。しかし画像を確認してみると、どうも球種によって右肩の位置が違っていることに気がつきました。
ドロップを見てみましょう。
西村さんのドロップは右バッターに対して、シュートしながら落ちてくるのが通常の曲がり方ですので、右肩があまり前には出てないのもそのためかもしれません。
ライズボールのリリースがこちらになります。
これらの画像は次の動画から抜粋したものです。ご自身で一時停止しながら確認していただけたらと思います。