平年より早い梅雨入りが予想されていた高知県ですが、梅雨入りは少し先のことになりそうです。午後から雨の予報だった2022年6月5日(日)は午前中に投げておこうということになりました。午後からはしっかり雨になりましたので、この判断は良かったです。
インプットとアウトプット
先週のピッチングの反省をもとに今週どんなことをやってみようかを考えます。考えたことを週中(だいたい水曜日)にグランドでイメージさせておいて、日曜日にやってみるの繰り返しです。学生時代のように毎日投げられるのであれば反復練習によって身についてくるんでしょうけれど、現在では週に1回しか投げられないので、その時にたまたま上手く投げられたって感じになってしまいます。
そしてその確率は限りなく低い!(笑)
情報はYouTubeやTikTokなどによって最新のものが手に入ります。もうかなりの頭でっかち状態です。「こんなやり方があるんだ。」「こうやればいいんだ。」「こんな考え方もあるんだ。」そしてそれがまるで自分でやれるような錯覚に陥ります。
「何だ、これまでさんざん苦しんできたものが、こうやることで解決する。」って思いこんでしまいます。水曜日は実際にはボールを投げずにイメージ作りですから、頭の中では出来ていることになっています。しかし頭の中で考えていることが、実際身体で出来るかと言ったらそんな簡単なことではありません。
まして元来不器用な身体です、思ったように動いてくれないことばかりです。いくら最新の情報をインプットしても、アウトプットされる技術は長年やってきて、身体に染みついた古い動きでしかないのが現実です。
感覚のずれ
この日やりたかったことは
①プレートを蹴って前に飛び出す時にいつもは右足で蹴るという感じなんですが、もう少し左足を意識して両足で飛び出すようにしてみよう。→これはこうすると着地する時に左右の足が普段より狭くなって、腰が沈まずに上から振り下ろすという感じが強調出来るんじゃないかと考えたからです。今の足の着き方、開き方は昔の投げ方のなごりで幅が広くて腰が落ちやすい、引き付けに時間がかかるという、今やろうとしている投げ方の邪魔をしている動きと考えています。
②左手を上げて下す。→これも昔の投げ方の悪いくせです。この左手が使えるのと使えないのでは、大きな違いがあるように思っています。左手が上がると上体も起きてきます。その分胸も張りやすくなりますし、身体が大きく使えるようになるはずです。右手の力だけに頼って投げていた弊害から、少し脱却できる大切な技術です。
この二つをやってみようと思っていました。でもやっぱり思ったりつもったりは誰でも出来るで、なかなか思うような動きは出来ませんでした。
実際投げてみると自分では投げた後に先週より身体が前に出る、前を向くように感じました。左手の締め、左足の壁が出来ない。これは飛び出し方を変えたせいで、身体がすぐに前をむいてしまっているからだと思っていました。
しかし帰宅して動画を編集しながら角度を変えて見てみたり、ストップして確認してみると横を向いていないこともなく、右肩もしっかり後ろに引けていました。そうなんです、ちゃんと横は向いているんです。でも自分では横を向いている時間が短いと感じてしまっていました。
いつもは弘瀬先生と同じ歩幅の私の歩幅が1足伸びていました。これが一つの原因です。これは両足で飛ぼうとしたことによって生じたものでしたが、このことに気が付いていませんでした。気が付いたのは弘瀬先生が投げて「いつもより飛んでいる。」と指摘されてからです。
そうなんでいつもより前に行く勢いが強くなっていたんです。そこが違っているのにそれ以外は先週と同じように投げようとしているので、タイミングにずれが生じてしまっていたんです。ブラッシングの位置がおかしい、ボールが指かからないと悩んでいるうちに、これは身体が前を向いてしまっているとしか考えないものですから、この前に行く勢いを感じてタイミングを合わせるようなことは出来るはずもありません。
左手は全く上がっていませんし、たまに上げようとしていたり多少上がったりしても、それによってタイミングがさらにおかしくなってボールが行かないので、すぐに身体がそれをやらなくなってしまっていました。
この自分の感覚と実際の動きのズレを早く確認して修正して投げるようにしないと、何球投げても良くならないと実感しました。せっかく動画撮っているので、上手く行かない時は撮影を止めて動画を見て確認するようにしないといけないと思っています。
それでは投げている様子を見ていただきましょう。
動画の中でコメントしている内容と、このブログの内容に一部違ったものがあります。動画編集時にそう思っていたものが、動画を見直してみてその感覚は間違っていることに気が付いてブログでは訂正しているためです。申し訳ありません。
来週は試合かも?
今年もコロナの関係で全体練習にも行っていません。一昨年のゴールデンウィークからですから丸々2年になりました。まさかこんなことになるとは思ってもいませんでした。この2年間で2回(たぶん)だけ人がいないからと連絡があって、出来るだけ接触をさけながら試合にだけ参加したことがありました。
来週の日曜日に全日本シニアの高知県予選かあるようで、「人おらんき来れんか?」と連絡がありました。実は5月に北九州で全国シニアソフトボール大会が開催されていました。それに土佐土建も参加していたんですが、私は当然県外に移動なんか無理ということで不参加でした。昨年(今治)も行っていません。
そこで投げていたピッチャーが膝を故障したという情報は聞いていました。「ピッチャーいないし、連絡あるかな?」と予想はしていましたが、やっぱりありました。
新規感染者数もちょっと落ち着いてきていますし、屋外ではマスクを外して運動をしても良いみたいな報道もあります。しかし私の業界ではまだまだ警戒を解くような感じではまったくないんですが、メンバーにもずっと迷惑をかけているので県予選限定「しゃべらず、近寄らず、早く帰る。」で参加しようと思っています。
ずっと動いてはいますが、生きたボールを受けたり打ったりはしていませんので、どれだけやれるかも分かりません。万が一投げるとしても今年は特に革ボールしか投げていませんし、14.02mからしか投げていない。さらに変化球なんかまったく練習してないので、普段投げているようにポンポンと同じタイミングで投げようもんなら滅多打ちを食らってしまいます。投げない方が良いような気がしますよね。
さてさてどうなりますやら?来週は久し振りに試合の動画をアップすることになるかもしれませんので、どうぞお楽しみに!