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今週は施設の庭に砕石を入れる作業をしていました。3トンの砕石を一人で一輪車に載せて庭に運んで撒いて広げる、これを何十回か繰り返した結果無事終了しました。しかし良い筋トレになった代わりに、なかなかの疲労感が身体中に残った状態でした。
4月24日(土)に弘瀬拓生先生から連絡をもらっていつものグランドで投げることになりましたが、ちょっと早目に行ってアップしてみないと身体がどれくらい動くか分からないと思いましたので、少し早くグランドに着いていつもより長めのランニングを始めました。
するとどうでしょう、予想を大幅に超えた身体の重さでまったく足が前に進んでくれませんでした。1キロ過ぎたころから少し足が軽くはなってきましたが、それでも想像以上の身体の重でゆっくりジョギングをしているようにしか見えない遅さになっていました。
あちこちおかしい
軽めのキャッチボールから始めましたが、最近気になっていた右肩の鈍い痛みが気になりました。それでも肩が温まってきたら消えたので遠投に移りました。肩だけではなくて身体も重くて動きが悪いので、いつも通りとはいきませんがなんとか投げられるかなという感じだったので、プレートから投げてみることにしました。
先週の動画をYoutubeにアップしたら西村信紀さんからコメントが入っていました。
「今風に始動時にグラブを下げる時にゆっくりしゃがんでから始動するとどうなりますかね?リズム良く下げての一連動作ですが、最初の蹴りが弱いような気もします。」
そうなんですね、指導を今風にしないと今風のツーステップにならないんです(笑)そうした方がもっと強くプレートを蹴れると思います。そうするともっと前に行く勢いがついて、それをボールに伝えられればボールのスピードやキレが上がってくるはずなんです。
ところがこの遠くに飛ぶには飛んでいる間振り上げ動作を止めておく(実際には止まっていないのですが、それくらいの意識で腕のスイングを遅くして飛ぶ時間を作る必要があります。
このことは私のブログで何度か言っていることで、自分で気が付いたことだと思っていましたが、西村信紀さんとの指導動画を見なおしていたら、一番最初に岡山に行ってツーステップを教えてもらった動画にちゃんとそのことを教えてもらっていました。
飛ぶことだけ、飛べば何かが変わると思ってやっていた私は、この言葉をスルーしたと言うか、これが重要な動きであると気が付くようなレベルに達してなかったということです。何とも情けない限りです。
その動画をご覧ください。
始動を変えてみた
わざわざコメントをもらったので始動を変えて投げてみようとしました。器用な方ではないのでそんなに上手く行かないとは思いましたが、やってみないと分からないのでとりあえずやってみることにしました。
やってはみましたが予想以上に思ったような変化はありませんでした。飛んでいる距離も伸びていませんし(逆に先週より飛べていないかも?)、やはり腕のスイングもタイミングがずれてしまいます。
さらに始動の形に気を取られるあまりに他の動き(左手、左の壁・・・)が上手く連動しません。
こんなはずじゃない、なんでこうなるの?とあがけばあがくほど力も入ってきて、さらにボールは乱れることになりました。
動画で見てみたら始動も今風にはなってなくて、一昨年やっていたような形に戻っている感じになってました。さらに腕の始動が遅くなっていないので、これでは強くプレートを蹴ることは出来ないことが後でわかりました。
仕方ないので先週感じの良かった始動に戻してと思うのですが、不器用な身体は一回違った動きをしてしまうとそう簡単に前の形に戻すことも出来なくなってしまいます(笑)
もう全部がおかしくなってしまって、力んでも力が伝わらない、ボールが押せない、リリースのずっと前に力を入れてしまっていてリリースでは力が抜けてしまうなど、もう散々な状況になってしまいました。
その様子を見てもらいます。
新型コロナウイルスの感染者の増加で全体練習や試合には到底行けそうもない状況なので、バラバラになってもいいのでもう少し今風の始動をきちんとやってみる。そしてどうなるのか?それを突き詰めてみたいとおもいます。
それにしても散々な一日になってしまいました。気を取り直して次のピッチングの準備をしたいと思います。