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2週間ぶりにピッチングをすることが出来ました。それも何といきなり120球の投げ込みになりました。2回目のピッチングでこの球数が投げられたことは良かったのですが、内容は思ったようなものではありませんでした。
下半身(脚)で投げる
今年初めてのキャッチボールの時に感じた下半身の良い感覚。それが次の週のピッチングでは全く上手く下半身が使えませんでした。そしてその後一人での3回のトレーニングの中で、どうすれば下半身主導で投げられるのか、左足で身体の移動を受けとめて腕を速く鋭く振るにはどうすればいいのかを考えました。
いくらトレーニングで下半身が上手く使えたとしても、実際にボールを投げるとなると私の場合どうしても腕で投げようとしてしまう悪い癖が顔を出します。この投げ方で15歳から投げているので、もう47年も投げていることになります。47年と言えば約半世紀です(笑)
その投げ方が1年や2年でそう簡単に変わる訳がありません。しかし変わらないと望んでいるようなボールはなげられそうもありません。なので今回もやってみることにしました。
どうしようとしたかと言うと、
①セットした時に足をこれまでより大きく開いて、もっと上と前に大きく高く飛び出してそれを左足でしっかり受けとめるようにする。
②腕と肩の力を極力入れないようにする。そして振り下ろし動作で脇を締めるとか肩甲骨を下すとかはやろうとしない。→右の腰の回旋と引き寄せ動作によって勝手に手が降りてくるのを待つようにする。
③身体の移動が止まってから腕を振る。
でした。
結局腕で投げてしまう
この日も遠投は良い感じ。ボールも指に良くかかっていました。それがいざピッチングとなると、上手く行きません。そんなに簡単に行くとは思っていませんが、思うように動いてくれないカラダにいら立つばかりです(笑)
まずは遠投の時に出来ていた強い接触動作(ブラッシング)が出来なくなりました。肩に力が入っているので左足が着地する前に肩が前に出て来てしまっているんです。なので腕が身体から離れてしまっていました。バッターもいない、投げ始めたばかりの春先なのにもかかわらず、相変わらずの「投げ急ぎ」なんです。
こうなると左足が着地する前に投げようとしてしまっているので、身体も止まりませんし腕も振れるわけがないんですね。さらにキャッチャーの構えたところに投げようとしてしまって、高く遠くに飛べなくもなっていました。この反応は身体が勝手にやっているんです。勝手にやるな!って思うんですが、身体に染みついているので仕方ないようです(笑)
120球のピッチングでしたが、ほぼほぼ思うようにはなりませんでした。しかし中に数球これまでとは違った感覚のボールもありましたので、この良い感覚で投げられるボールを増やして行こうと思っています。
それではこの日の様子をご覧いただきましょう。
アップ後この日は二人ともバットを持って来てなかったのでボールを転がしてそれを受けるのをやっている様子と、今日どう投げようとしているのかを聞いてもらってその後のピッチングの様子、そして終了後の反省を語っている様子までをつなげてみました。ちょっと長い動画になってますので、興味のない所は飛ばしてくださいませ。
自分では相当頑張って変えたフォームで投げているつもりなんですが、動画を見てみると「どこが変わった?」ってくらい変わっていません。この理想と現実のギャップに、いつも悩まされています(笑)