先週急遽1年半ぶりに試合に参加して登板しましたが、バッター相手に投げた影響があったのかどうか?この1年間コントロール無視、ただただ球速アップだけを目指して投げていたんですが、いざバッターを前にしてしまうと自然にキャッチャーの構えたところに投げよう、ストライクを投げようとしてしまって、動きは小さくなってしまい、横を向く時間は少なくなりすぐに前を向いてしまうなど思ったようには投げられませんでした。
さて1週間たちどんな影響があるかも含めて、今年はもう試合に出ることもないと思っているので涼しくなったこの季節に今年の最速を記録しておこうと思っていました。しかし身体は思ったようには動いてくれませんでした。
予定外がいっぱい
真夏のような暑さの後は運動に適した気温の季節が訪れ、身体の動きも良くなると思っていました。ところが先週の終盤まで最高気温が30度あって、日曜日からいきなり気温が下がりました。そして今週の日曜日の最高気温の予報は20度、しかし投げ始めた頃には曇ってきて20度なかった感じでした。
さらに約4キロのランニングとキャッチボールで身体を温めて投げ始めるはずだったんですが、この日は弘瀬先生に教えて欲しいと大学生が2名グランドに来ていました。グランドに行った時に誰かいるなとは思っていましたが、この若者たちが先に投げることになるとは知りませんでしたので普通にアップしてしまったんです。そんなことなら彼らが投げている時にアップすれば良かったんですけどね。
なのでアップを始めてから実際にボールを投げ始めるまで2時間もたっていました。冷えないようにと動いてはいましたが、気温が低いのでやっぱり身体は固まってしまいます。これが老体の悲しさですね。どうも動きやすい、動ける気温は25度くらいがちょうどのようです。今年の秋にはそんな絶好の気温の日曜日は存在しませんでした。
ただ大学生の一人はMAX118キロだそうで、110キロオーバーのボールを投げていました。何か久し振りに目の前で110キロオーバーを投げるピッチャーを見た気がして、やはりこれくらいのボールを投げるためには身体を大きくそして速く使わないと投げられないんだなあと確認させてもらいました。若さとはいいもんですね!
マイナス5キロ
私もスピードが出ませんでしたが弘瀬先生も同じでした。全体的に普段より5キロくらいのダウンです。二人とも先週試合で投げていますし、アップから時間が経過してのピッチング、さらには気温がちょっと低すぎるなどの影響を受けたのかな?と想像しています。
身体も動きずらいし、それにともなって気持ちも乗ってこない感じでした。まあこんな日もあります。これが試合なら調子悪いなりになんとか投げるってことになるんですが、ただのピッチングなので途中から諦めてフォームだけを意識して投げてみることにしました。
前述の大学生のような若さと強さはもうないので技術で補うしかありません。動かない筋肉と関節をどうにか駆使して、効率の良いフォームで今投げられる最速のボールを投げる。どれが正解かなんて分かりませんから試行錯誤を続けるしかありません。結果も出るかどうかわかりませんし、それが1回限りかもしれません。なにせ週1回しか投げられないわけですから、この日曜日にすべての条件が整った場合にのみ私が望んでいる結果が出るんだと思います。出るのかなあ???(笑)
先週の反省は始動してからの間とタメがなかったこと、そしてすぐに前を向いてしまったことです。この日はこれの修正をしたいと思っていました。
なので始動して飛び出す時に出来るだけ腕の始動を遅らせる(止めるくらいの意識)、そして横を向いたまま腕を振ることを強調してやってみるつもりでした。投げ始めてみると最初は感覚的に良いかな?とい思いましたが、投げ続けてもいつものようなどんどん身体が動く、力が入ってくるっていう感じがありません。さらにスピードガンの表示が遅いものですから気持ちも乗ってきません。そして右の股関節に痛みが出てきました。これでもう諦めてしまいました。
あんまり汗もかかないので休憩も短時間です。再開しましたがもうここからはフォームだけを意識して投げ込みます。動きがコンパクトなのでコントロールは良い感じです。気候等の条件が良い日にこの感じで投げられて、動きを鋭くしてリリースを鋭く、強く前に押して切れれば良いボールが投げられそうなんです。でも世の中そんなに上手くは行きません。力が入るとこのフォームが崩れてしまいます。
「身体は前に、気持ちは後ろに」という矛盾した動きが要求されているようです。
それでは投げているところをご覧ください。
62歳まであと20日
62歳の誕生日まで20日となってしまいました。この年になると誕生日はお祝いではなくて、また一つ年を取ってしまったを痛感する日になります(笑)
62歳まで投げられる日は3日でしょうか?10月30日、11月7日、そして61歳最終日の11月14日。何とかこの3回で弘瀬先生の101キロを追い越しておきたいものです。
しかしこの日の最速は93キロ、弘瀬先生も調子が良くなく途中まで93キロで並んでいましたが、容赦ない性格の弘瀬先生は95キロを出して結局マウントを取られて終了。いつもこんな感じです(笑)
まあ11月14日には「明日は私の誕生日です。分かってますよね?」と釘をさしておいてピッチングしようと思っています。「それがどうした?」って返り討ちにされる可能性が高いので、自力で打ちのめすしかなさそうです。頑張ってみましょう!