
先週で弘瀬拓生先生とのピッチングは終了しましたが、私はオフなどなく引き続き投げ続けていきたいと思っていました。日暮れが早くなり仕事が終わってから受けていただいていた先輩とのピッチングは最近出来てなかったんですが、昼間時間が空いたら連絡してくださいと連絡していました。
すると火曜日の昼に突然「今日これからやったら行けるで。」と連絡があり、急遽のピッチングとなりました。有難いことです。12月になって気温も急に下がってきましたので、約1時間程度100球をめどに投げることにしました。
先週の自分を見て考えたこと
「飛ぶ」ことは投げる前の「助走」みたいなものです。強く、そして速く飛ぶためにはどうしたらいいかって考えたんですね。先週のピッチング前に手の上げ下げをする時に体重も後ろから前に移動させると大きく飛べるなと思っていました。
しかし投げている動画を自分で見てみると、ただ手を上下させているだけになっていました。そして考えました。「そうか後ろに身体を引くためには、一回前に移動させたほうがやりやすいんじゃないか。」
これで体重移動がスムーズになり、その結果飛ぶエネルギーも大きくなる。こんな都合の良いことを考えて、この日投げてみることにしました。
どうぞ動画をご覧ください。
まったく思うような動きになってない
勢いが増してボールもさらに良くなるはずでした。しかし結果はさんざんなものでした。飛ぶ勢いも増大していませんし、動きが多くなった結果投げるタイミングもずれてきて、腕が振れない、ボールが押せない、ボールが走らないという三重苦に陥りました。そして悪い時の「力に頼る」投げ方になってしまっていました。
思ったようにならないのが人生です(笑)
実はこの日アップしてキャッチボール→遠投→立ち投げまでは良かったんです。立ち投げで投げたボールには勢いがあって、今日はいいぞ!って思ったんです。
そしてキャッチャーに座ってもらって投げ始めたんですが、そこからちょっと?マークが頭の中にちらつくようになりました。「あれ、さっきの立ち投げの勢いはどこに行った?」「まあ初めての投げ方なんで、最初はこんなもんか。」などと思いながら投げていました。立ち投げの時とキャッチャーが座ってからの投げ方(体重移動・手の上げ下げ)が違うことが、この原因だとはこの時気が付いていませんでした。
ボールを長く持つようにとライズボールを投げてもみました。ライズは相変わらずラインが出しやすいですしまずまずなんですが、思ったような感じ(もっと良くなる)ではありませんでした。
実は投げ始めからライズボールを投げているところまでもビデオを回していたつもりだったんですが、途中で「おい、このビデオカメラレンズの蓋開いてないぞ。」と言われました。見てみると蓋も開いてないし、録画もしていないじゃありませんか。記憶をたどってみると、画面で撮影範囲を確認した後スタートボタンを押した記憶があいまいです。どうも私がやらかしてしまったようです。大失敗しました。なのでこの部分の動画がありません。
また一からやり直しです。
残念ながらこの日は思ったような結果にはなりませんでした。動画を見ても体重移動も出来ていませんし、それに合わせたタイミングの取り方もかんがえないとダメということも分かりました。また考えてみます。
確かに早くて強い助走があれば遠くに、そして高く飛べるはずです。しかしピッチャーの仕事は投げることです。どんなに遠くに飛んでも投げるボールが良くなければ打たれます。まあバッターの目の前まで飛ぶことが出来れば話は違ってきますけどね(笑)そんなには飛べませんし。
自分の投げ方にあった飛び方、飛ぶ距離があるはずです。さらに上体を引き上げられないと上半身が突っ込んだ形になってしまって、投げるという動作が上手く出来なくなります。なんとも難しいことを短い時間でやらないと、良いボールは投げられないということです。
昼間の天気が良い時でも20度を切るようになってきました。身体はなかなか温まりませんし、動きがどうしても悪くなります。昨日投げていた時は何ともなかった右膝が、仕事を終えて家に帰った後突然 グキッとなって痛みが出ました。今日は足を引きずって歩いています(笑)
毎月整形外科でヒアルロン酸注射を打つようにしてから、こんな感じにはならないようになっていたのに久し振りの不安定感と不安感が出ています。やっぱり年寄りには寒さは大敵です(笑)暖かい日を狙って投げるようにします。
さて次回はどんな投げ方になっていることやら(笑)