練習中に投げ込みをしていた時でした。
「手が全部見えていて、タイミングが取りやすい。」と指摘がありました。速いボールが投げたいと思い、そのために腕を速く回すことを意識するとするとどうしても腕が外を回ってしまうためにそうなっているんだと思いました。そしてどうすればそうならないかを考えてみました。いろいろ動かしてみていたところ、こうやればいいんじゃないかというものを見つけたので、それを西村さんにぶつけてみました。
窮屈になると振り上げ動作が遅くなる
「肘をカラダの中で回すように意識すると腕がカラダの近くを通るので、バッターからは腕が見にくくなるんじゃない?」というようなことを聞いたんですが、答えは「窮屈になると腕の振り上げ動作が遅くなるので、そこまで意識することはないんじゃないですか。」でした。
そうなんですよね、腕を見にくくすることで腕のスイングスピードが落ちて、ボールのスピードも落ちるようでは意味がないんです。
さらにアドバイスは続きました。「インスッテプすれば右肩は引けます。」「そこから右腰(足)の引き付け動作で腕を引き出して行けば、ボールが左膝の近くを抜けていくので、バッターからはボールの出所が見づらくなるはずです。」
言葉のニュアンスは私なりの解釈を加わっていますので、西村さんはどう表現しているのかはこちらでご確認ください。
パワーラインの再確認
動画の中にも出てきましたので、もう一度西村信紀さんの「パワーラインの考え方」を再確認してみましょう。
結局やらなければいけないことは全部言ってもらっているんですね。それをちゃんと聞いてやっていない。やっていても中途半端であったり、自分の都合の良いように解釈してやってしまっている。なのでいつまでたっても思うようなボールが投げられない。そして諦めてしまっている(笑)
口ばっかり達者で言われたことをやらない出来の悪いやつに成り下がっています。申し訳のないことです。動画を撮ってブログを書いて、何か知っているかのように振舞っていますが、自分が一番理解していなかったのではないかとさえ思わせてくれた話しになってしまいました。
結果を早く求めすぎているのかもしれません。一つ一つきちんとやって、それらがまとまった時にイメージに近いボールが投げられるようになると信じて、やり続けることが大切なんでしょうね。最終目標は70歳ですから、あと9年と10ヶ月あります(笑)頑張ります!