11月15日、無事に今年も誕生日を迎えることが出来、61年目の人生を歩むことになりました。
Facebookには多くの方々からお祝いメッセージをいただき、ありがとうございました。一つ一つにお返事をしたつもりですが、もしもれていたらすみません。
たまたま熊本から同級生が来るということもあって、14日15日と岡山に行っておりました。外出自粛を続けておりまして本当に久し振りの県外でした。そして久し振りに会った人から「痩せたね。」「大丈夫?」と声をそろえて言われましたので、自分でも心配になって高知に帰って体重計に乗ってみました。
「大丈夫、安定の80kg。」1年前と変わらない体重でした。年明けまで続けていたマラソンと、筋トレの効果があって脂肪が減って筋肉量が増えているようで、見かけは細くなっているようですが、体重は変わっていないので痩せたのではないと思います。あちこち痛い以外は特に気になることもありませんので、どうぞご心配のないようにお願いします。
現役時代MAX97kgになったことがありますので、その頃を知っている人からすると「小さくなりましたね。」だと思います。以前沖縄で再開した人からは「どうしました、そんなに小さくなって?身体も態度もでかい人やったのに・・・」と言われてしまったことがあります。どうも年を取って本来の謙虚な人に身体も心もなってしまったようです(笑)投げている様子をちょっとご覧ください。
みなさん、これからもお付き合いくださいませ。
「呼吸を止めない。」を聞いてみた。
先週弘瀬先生から言われた「呼吸を止めてはいけない。」を岡山で会った人に聞いてみました。
最初に確認しておかなくてはいけませんが、この「呼吸を止めない。」は投球動作中普通に呼吸をしなさいではありません。これも人によって感覚(認識)は違うと思いますが、「投球中は胸郭(胸)を開いたり閉じたりする動作があり、それをスムーズに行えるようにしておく必要がある。胸郭(胸)が開いたり閉じたりする動作によって自然に空気が入ったり出たりすることを言っているのであって、意識的に呼吸をすることはない。」つまり「胸も力んではいけない。」ということを言っているんだと私は考えています。
普段から力みなく投げられている人には全く関係のない話しです。力みによってボールが走らない、力みによって身体が上手に使えていない人にどう力を取ることを説明するかの一つの考え方だと思っていただければいいと思います。私には「なるほどね!」と思える言葉でした。
まず高知パシフィックウェーブの高橋速水投手に聞いてみました。彼は岡豊高校出身ですが、弘瀬先生が教育委員会に出た年に入学したとのことで直接指導は受けていないそうです。しかし彼のお兄ちゃんは現日本体育大学の高橋流星監督ですので、お兄ちゃんの投げ方を見てウインドミルを始めたはずです。呼吸の話は聞いていないとは思いますが、自然と同じ身体の使い方を覚えていたと考えられます。
高橋速水投手の答えは「意識したことはないですし、呼吸しているつもりもありません。でも言われてみるとそうなっているかもしれません。」という答えが返ってきました。(すみません、突然この話しになったので動画にはなっていません。)テイクバック投法ではこの動きがやりやすいのかもしれませんね。
次に西村信紀さんに聞いてみました。彼は「セットした時に息を吸って、あとは投げるまで息は止めてますよ。」でした。これは動画に撮ってますのでご覧ください。
動画の後に「平金の松田投手のようなフォームだと、ひょっとするとそうやっているかもしれませんね。」という言葉もありました。投げ方によってもやりやすいとかがありかもしれません。また機会があれば松田投手にも聞いてみたいものです。
結論としては呼吸を意識するのではなくて無駄な力を入れないということが大切で、その感覚の説明の仕方の一つとして「呼吸は止めてはいけない。」という言葉も使うことが出来るということではないでしょうか。
やはり言葉は難しいということですね。ただ感覚は伝えようがないので、伝えるためには言葉にしないといけないんです。指導者の方々には選手それぞれに合った(分かりやすい)言葉を持ってもらえるといいなと思います。
このことについて弘瀬先生とまとめてみました。なかなか分かりにくい話しですが、参考になる方がいればいいんですけど・・・
61歳最初のピッチング
夕方のピッチングは日暮れが早いのと寒くて身体が動かないので、今週から昼間にやろうということにしました。
61歳最初のピッチングは「力まず投げる」がテーマです。アップでの遠投では良い感覚もありましたが、それがいざピッチングとなると出来ないことを繰り返してきましたので、注意してピッチングに入りました。
今週は普段のように飛んで投げています。やはり助走して投げる(飛んで)のと、助走なしで投げる(飛ばずに)投げるのでは、フォーム自体の勢いが違います。球速も上がっていました。
さらに久し振り(3週間ぶり)に飛んで投げているのでフォームが落ち着きません(タイミングもバラバラです。)ので、コントロールは全然ダメですが球速はMAX95kまで上がりました。先週が88km、89kmだったことからすると速くはなっていますが、自分が思うような投げ方にはなっていません。
まだまだ腕がカラダから離れて通過する(パワーラインの外を通る)んです。なのでカラダ全体の力をボールに伝えることが出来ていません。正しいラインで投げられたらボールはもっと押せるはずですし、最後ボールを切ることも出来るはずなんです。なにせ「ナイスボール!」と言ってもらえても、ボールが指にかかることがないので満足は出来ないです。どうやったら指にかかるのかなあ?(笑)
まだまだやることがいっぱいです。この日はカラダを使って投げていたようで、最後はバテバテになってしまいました。さらに右の脇腹に痛みも感じていました。これが良い傾向だといいのですが(笑)