11月9日には懐かしい仲間が集まるので、それまで頑張れと言ってあったのに・・・力尽きたようです。
私のブログではよく「戦い」という表現をつかってしまいます。「試合」なんです。なのに私の気持ちは常に戦っている、勝たなければいけない「戦い」をしています。それは来月60歳を迎えるこの年になっても、まったく変わることはありません。
高知の田舎のクラブチームが、全国で認められるためには「勝つ」しかなかった。しかしそれはそんなに簡単なものではなかったし、最初は日本ソフトボール協会にも相手にされなかった、当然全国の有力チームからはバカにされたこともありました。「田舎のクラブチームごときが!」というイメージを払拭するには、それはもう必死に、なりふり構わず相手をぶちのめしにいかないとダメでした。格好良く勝とうなんて無理だったんです。あいつら頭おかしい!って思わせるくらいにやって、なんとか相手になるということから、ちょっとずつ日本一に近づいていきました。
さらに一番やっかいだったのが自分のチームのオーナーとの戦いでした。最初は単なるクラブチームのオーナーだった人が高知県ソフトボール協会の会長になり、いつの間にか日本ソフトボール協会の副会長、会長と出世していきました。そのスピードが尋常ではなくて、ついて行くのに苦労したのと、会長就任後は「ワシは日本一のチームを持っている会長だ。」と負けることを許さなくなりました。このあたりから私たちの敵は相手チームではなくて、自分のチームのオーナーになりました。
このわがままなオーナーのお陰でたくさん振り回されました。今はただの思い出ですが、当時は選手全員の顔が引きつるなんてことは数え切れないくらいありました。
そのオーナーも他界していますので、今はもう天国で昔話でもしているんでしょうか?ちょっと文句でも言ってほしいものです(笑)
ただここでソフトボールをやっていたおかげで、普通の人では味わえない楽しい時間と世界を経験することもできました。文句ばかり言いましたが、ちょっとは感謝もしています。素晴らしい仲間と素晴らしい時間を共有し、たくさんの戦いを経験させてもらって、たくさん優勝させてもらいました。ありがとうございました。
今日葬儀・告別式がありましたが、亡くなったという実感はありません。昨日は自宅で寝ている姿を目の当たりにして涙がとまらなかったですが、いなくなったとはどうしても思えません。まだつものように電話したら、普通に出てくれるように思ってしまいます。本人は成仏したいのかもしれませんが、しばらくは私の傍にいてくれると思っています。
これまでに田中雄二さんを何回か紹介してきたブログがありますので、ちょっとまとめてみました。田中雄二さんはこんな人です。(あくまでも私の私感です。)
https://ameblo.jp/softbool-coaching/entry-12011341554.html
https://ameblo.jp/softbool-coaching/entry-12011732032.html
https://ameblo.jp/softbool-coaching/entry-12021168839.html
昨日息子さんたちと少し話しをすることが出来ました。子どものころにお父さんは世界選手権に2回出たんだとか、アメリカのピッチャーから最初にヒットを打ったんだとか自慢話を聞かされていたんだそうです。なので「それは本当!年を取ったら昔話をするようになるけど、ウソは言うてない。」って伝えました(笑)
愛すべき「まんちゃん」ありがとうございました。11月9日には春野運動公園に来てくださいね。みんなに今日のメッセージと歌を聞かせて、音程の悪さと字余りな替え歌について語り合いますからね。
昨日スマホに送ったラインが既読になりません。まだ話したい事いっぱいあるのに・・・・