令和の時代が始まりました。昭和に生まれ平成を生き抜き令和に終わるのでしょうか?新しい天皇は同級生です。令和が30年だとするとちょうど90歳になります。そんなに頑張らなくてもいいかなと思っています。「70歳で西村信紀に勝つ!を達成するのが令和10年の年。令和は完成の時代になるはずです(笑)
弘瀬拓生先生から指示が出ました。
ゴールデンウイークに入った4月28日(日)も、土佐土建の練習はありました。オーナーは海外に出かけているものの5月11日からシニアの全国大会があるので「俺はいないけど練習はやっちょけ!」と言い残していました。さすがにいつもより少ない参加ではありましたが普通に練習が行われ、そしていつものように練習後の居残りピッチングが始まりました。
この日は練習で試合形式で投げていました。ただいきなり投げたこともあり、さらにはバッターに対して投げるとなるとどうしてもストライクを投げようと勝手にカラダが動いてしまうので、左足が正面を向いて開いて投げるフォームになってしまいました。そんな形も見ていたんだと思いますが、この日はまず弘瀬拓生先生から次のような丁寧な説明があって、それを受ける形で私のピッチングが始まるという異例な形になりました。
そして私に対して「肩を下げて投げてみて。」という指示がありました。「肩をさげろ???」なぜこんなことを言うのかな?と思いながら投げ始めましたその様子を順番にご覧ください。
弘瀬対山崎の戦い
「肩を下げて投げてみて」と言われて投げてみました。その意味がちゃんと理解出来ていない私が私なりの理論で弘瀬拓生先生に戦いをいどみ始めました(笑)「私がやりたいのはこういうことなんだ。」を主張し始めたんですね。それがこちらの動画になります。
こんなことが起こるには理由があります。まずは私は「速いボールが投げたい。」という希望を西村信紀さんに伝えて何回もアドバイスをもらいました。ですから西村信紀さんから聞いたことが、どうしても全ての基本になってしまいます。弘瀬拓生先生はいつもそばにいてあれこれ迷っているのを見て「こうした方はいいのに。」と思ったことをアドバイスしてくれています。このスタンスの差と、それぞれお持ちの持論みたいなものの違い、表現する言葉のニュアンスの微妙な違いがそうさせているみたいです。そしてそれを聞いている山崎という人間の心とカラダが不器用なことから、こんなことになっています(笑)
押して切る
どうも納得のいくボールが投げられるようになるためには、「押して切る」が最も重要な技術になるようです。私なりの屁理屈をお聞きください。
こうやって自分の言葉を話していると、自分の耳がその言葉を聞いていますので、カラダもその「押して切る」を意識するようになります。
手の力は弱い
人間の手は地球上のどの動物よりも上手に動きます。そのために人間は四つ足歩行から二足歩行になったとも言われています。上手く動くために大きな筋肉、大きな力が出る必要はないので、手にはそんなに力はありません。ですから速いボール、強いボールを投げるためには大きな力を持っている「足」や「体幹」を上手に使う必要がありますね。
「手ではなくて肩を回す」「手ではなく肩でボールを押す」などの表現も、そんなことを意味していると思います。そんなことを意識して投げてみると、ボールに伝わる勢いみたいなものが変わってきました。
動画だけでは何が良くて、どこが違っているのか分からないので、写真で説明してみますね。まずは肩が回らずにボールが押せていない時はこんな感じです。
良いボールが投げられた時は、こんな感じになっています。
ここまで肩が横から正面を向くまで回るためには、骨盤も回っています。骨盤が回るということは、その上に乗っている上体(体幹も肩も)回るということです。大きな力のある部分で回しておいて、最後は腕と手でボールを押すことが出来れば、良いボールが投げられるような気がしますね。
指導者は全部は言わない
やってみてなんとか、弘瀬拓生先生が言わんとすることが理解できました。この指導者全部は言わない(言うと反発する弟子だからかも?(笑))ので、正解かどうかは定かではありませんが、答えはボールが示していると思います。ちゃんと投げられるとボールはちゃんと進んでいきますから。「自分で考えて、自分の形をみつけろ!」と言われているような気もします。ありがとうございます。
そして最後に疲れ切った私に「テイクバック投法で投げてみて。」と、また訳の分からないことを言い出しました。これにも何か意味があるんでしょうけど、全部は言わないのでとりあえず投げてみました(笑)
次回はスピードガンを購入しましたので、「球速が出る投げ方」を数字で見て、これからどうするかを決めるようにしたいと思います。
おまけ
たくさん私の拙いフォームばかりを見ていただきましたので、最後に弘瀬拓生先生のチェンジアップの動画をプレゼントします。参考になりますので、どうぞご覧ください。