弘瀬拓生先生は60歳になりました。カテゴリーでいけば「シニア」になりました。けれど時々「壮年」の試合でも投げていますし、そこらのコントロールのない若いピッチャーよりは、安心して見ていられるピッチングを披露しています。当然「実年」でもバリバリ投げて、バッターを抑えています。
私山崎はもうすぐ(11月で)58歳になります。「実年」ももうすぐ終わりで、来年の秋には「シニア」の試合に出るように、オーナーから
「待ちゆうぞ!」
とすでにお達しが出されております(笑)
弘瀬拓生先生の挑戦
「土佐土建」は今年高知県予選を勝ち上がって、9月に北海道で開催される全日本シニアソフトボール大会に出場することが決まっています。
「土佐土建シニア」は今年からシニアに参戦ですので、どの程度戦えるかは未知数ではありますが、他の出場チームからすると
「弘瀬投手がいるから強い!」
と警戒されることは間違いないですね。
しかし実態はどうなのでしょうか?
走れない、守れない選手も多く、ピッチャー弘瀬を擁しているとはいえ全てのバッターを三振にしとめられるほど、シニアのバッターは簡単ではありません。
年を取るにつれてバッターは強振しなくなります。コツコツ当ててくるようになりますので、ピッチャーはどちらかと言うとコントロール良く投げて、打たせて取るという形にしか方が良いように感じます。さらに体力的にも断然そちらの方が楽になりますよね。
そのことは弘瀬先生は良く分かっていて、そのように投げようとされるのですが、打ち取ったと思った打球の処理を味方がミスをすることがあります。
そするとさすがの弘瀬投手でも力んできます。力で抑えようとしてコントロールが甘くなり痛打されるということも起こります。
シニアにはシニアの戦い方があって、そんなに簡単に勝たせてはもらえないものなのです。
3日間の連投
弘瀬先生のブログに「3日間連投してみる。」と出ていました。
「このクソ暑い時に、またこの人は何をするつもりかな?」
と思っていましたが、弘瀬先生は全国大会の3日間を想定した練習をしようとしていました。弘瀬先生の頭の中には既に決勝戦までのスケジュールが出来上がっているようです。
高知はこのところ毎日35度前後の猛暑が続いています。ちょっとソフトボールだけではなくて、外で行うスポーツには厳しい気温になっています。
確かに暑い時期にもがいておくと、秋風が吹いて涼しくなる時期にからだが動くようになることは、私自身も実感として持っています。しかし最近の夏の暑さと言ったら、尋常ではありません。そして、我々はずいぶん年をとってしまいました(笑)
その中での3日間の連投です。
これがその3日目のピッチングの様子になります。
さすがの鉄人弘瀬でも3日目はしんどそうです。からだの動きにも、そして腕のスイングにも鋭さがありません。
けれどこの年齢で、この暑さの中3日間の連投をやること自体がすごいことです。お疲れさまでした。
終わってからは、美味しそうなお肉とビールで疲れを癒していたみたいです。
札幌では初日にジンギスカン、決勝戦まで残れば前夜は焼肉、そして決勝戦が終わったら海鮮丼が待っています(笑)頑張って下さいね!
山崎浩誌の挑戦
膝の故障のためにしばらくお休みしていた私のピッチングも、ちょうど同じ日に再開となりました。
投げられなかった期間にも、腕の使い方やボールの握り方などを考えたりしていましたので、膝の調子の確認とともに考えていた腕の使い方が出来るかも楽しみにしてのピッチングフォームになりました。
膝は自然とかばってしまうみたいで、恐る恐るのジャンプになってしまうのは仕方ないところです。投げ始めとしてはこれくらいでいいんだと思います。調子に乗ってもっと、もっととやってしまって、また膝が腫れてしまうなんてことにでもなったら元も子もないですからね。
膝を痛めた日のように試合でもありませんし、バッター相手のピッチングでもなかったので、余計な力が入ることもありませんでした。
この動画にあるように投げていたら、一人の先輩がバッタボックスに立ってくれました。すると投げているボールを見て
「良い回転のボールが来ている。」
と言ってくれました。(赤いTシャツの方です。)
投げている本人としては、探り探り投げているよう状態で、まったく満足のいくようなボールではないのですが、やはり力まず7分程度で腕を振った方が腕が柔らかく使われて、ボールは良い回転をする(伸びのあるボールになる)ようです。いつもこの感覚で投げられるといいんですけどね。
ボールは本格派ではないくせに心が本格派なので、抑えようとして力んで失敗するんです(笑)もう少し枯れてこないとダメですね!
あまり初日から頑張り過ぎてもと思って、早めに切り上げてピッチングを終了しました。
弘瀬先生が撮影してくれた動画を少しアップします。全部で7つあるのですが、ここに全部アップするほどの違いはないので、興味のある方はYou Tubeの方をご覧ください。
翌日の膝の調子は?
翌朝の膝はというと、全く問題はありませんでした。痛みもなく、腫れもありません。
まずは一安心と言ったところでしょう!
月曜日は完全休養して、火曜日はランニングとトレーニングをやってみました。膝にはあまり負担を掛けたくないので、まだメニューは以前のものには戻してはいません。と言ってもランニングのスピードは、暑さと汗で上がってきませんし、スクワットを自分の体重だけでやっているだけなんですけどね。
少々の違和感は残っていますが、ピッチングはやっても問題なさそうです。
やっぱり弘瀬拓生先生も私も、大分頭がおかしい人ですね(笑)ボールを投げている時は自分がシニアだ実年だなんてこと、すっかり忘れて投げていますから。そしてここが痛い、あそこがおかしいって言っているんですから、どうしようもないです。
このブログを読んでご心配いただいた皆さま、ありがとうございました。これからも年甲斐も無いチャレンジを続けていきますので、よろしくお願いします。