先週の2022年の初投げに続いて今週は初ピッチングとなりました。
厳しいメニュー
今週も9時集合で始まりました。実は先週の初投げ後弘瀬先生から電話があって、練習後帰宅してから不整脈が発生してしばらく動けないくらいになっていたというのです。フルマラソンのような弱い強度の運動を長く続けるのには負担が少なかったのかもしれませんが、やはり息を止めて力を入れて投げるという動作は心臓には負担がかかるようです。
それも最初なので軽く(30球程度)と言っていたのに、投げ始めてみると1時間近く投げ合っていましたので、150球以上は投げていたんじゃないでしょうか。練習後は「来週もお願いします。」と言って別れていましたが、あんまり無理はしない方がいいと思ったので、ちょっとお休みになっても仕方ないかなと思っていました。
土曜日には連絡がなくて、明日は一人で自主トレかな?とも思っていましたが、日曜日の朝早くLINEが来ました。「何時からやりますか?」やるつもりやったんですね(笑)「9時からお願いします。と返信して準備しました。
グランドに言って外周から始めます。それから軽くダッシュをして普段通り投げ始めるのかなと思っていたら、弘瀬先生が車からカゴに入ったボールを持ってきました。「軽くノックする?」「ん、自分は不整脈なんで、俺を中心に鍛えるつもり?」と勘繰りました(笑)
軽いノックとはいえ膝を曲げてボールを追うのはなかなかきついものです3カゴ分でしたから60球弱でしたが、息も自主トレ中にも経験したことがないくらい上がっていました。ああ、しんど!(笑)
それから遠投、初ピッチング(私50球、弘瀬先生30球)で終わりと思ったら、「さあ、ティーを打とうか。」「やりますけど・・・」1カゴは普通のティーだったんすけど、何か私の打ち方(身体の使い方)を直そうとしてくれて打ち方を変えてと指示がありました。
これがなかなか下半身に負荷をかけてバットを振らなければいけないメニューで、これを3カゴ打たされてもうふらふらです。これでやっと終了になりました。時計を見ると3時間が経過していました。二人でほぼ休憩なして3時間動き続けると、結構な運動量になります。
こんなことしてたら心臓とまりますよ!と弘瀬先生には言ってやりました(笑)
初ピッチングは課題だらけ
先週良い感じの立ち投げが出来たので、今週もと思っていました。遠投はその通り、いやそれ以上の手ごたえだったんです。西村信紀さんが言う「強い接触動作」が出来ていました。感覚で言うと「ドン!」と体側に腕が当たってその衝撃から強いボールが飛び出して行きます。さらに革ボールを投げている右手の中指だけでなく人差し指にボールが強くかかるもんですから、指が痛くなっていました。とても良い感じでした。
先週からあまりボールにキレがない弘瀬先生はゴムボールの方が投げやすいようで、途中で革ボールからゴムボールに替えてきました。ここからちょっとずつおかしくなってきました。私は革ボールではしっかり指にかかるんですが、ゴムボールでは今のところボールが指にかかるという感覚が薄いんですね。
この感覚の違いがくせものなんです。良い感覚のまま投げていればいいものを、何とかこのボールをもっと良い感覚で投げようとしてしまいます。これで良かったバランスが崩れて行きます。
そしてスパイクに履き替えて初のピッチングになりました。ここから課題満載になりました。遠投の時には出来ていた動きが出来ない。具体的にはどうしても投げ急ぐので遠投や立ち投げのときのようなタメが出来ないんです。
さらにこの日は遠投の時に上半身の使い方だけに意識が行ってしまっていて、先週最も意識して出来ていた下半身(特に内転筋)の動きがまったく出来ていませんでした。一つ意識すると一つ忘れる、高齢者の特徴です(笑)
投げていて何がだめなんだろうと考えていたら、先週感じた下半身の力強さがまったく感じられないことに早く気が付いたのは良かったんですが、この日投げた50球の中ではその感覚が戻ってくることはなかったです。
来週は弘瀬先生が都合が悪くて投げられない予定なので、一人で動きをチェックしてみるつもりです。
敵に塩を送るはつぶすことか?
先週「敵は弘瀬拓生!」と宣言したら今週いじめられました。弘瀬先生的には「敵に塩を送る」だそうですが、出る杭は叩いておけ!なのか敵はつぶしておけなのか、下半身がよれよれになるくらい追い詰められました。
特に最後のティーバッティングの下半身の使い方は参考になりました。右の股関節に乗せた体重を、突っ込まずに溜めておいて出して行く。その方向についても修正できました。1回だけで修正できるものではないので、これから何回もやっていくことになると思います。
そんなに簡単につぶされてはたまりませんので、しっかり準備して身体の使い方を身に着けて球速アップにもつなげていきたいと思っています。
それでは今年初めてのピッチングの様子と、有難いアドバイスなのかいじめなのか分からないティーバッティングの様子をご覧ください(笑)