2月3日に投げて1週間経ちました。今回は2月10日のピッチングの様子をお届します。前回こんな風に投げたいと言っていたものが、やってみると上手く行かなくて方向修正なんてものもありますし、とりあえずやってみてその結果どうなったのでどう改善していくかの繰り返しです。
自分のタイミングを見つける
1月12日に西村信紀さんの指導を受けた時に、西村さんから「グー・パー・グー」ですよというアドバイスをもらいました。ところがこのリズムだと上手くスタート出来ないんですね。西村さんがワンステップなのに対して、私はツーステップで投げようとしているのもあると思います。元々の投げる時のリズムというかスピード感が違うのもあるのか、私は「グー・パー・グー」のリズムでは投げにくいんです。いろいろ動いてみると言われたことをやるためには(言われたことはたくさんあります。)、どうも最初にパー(開く)という動作をしてからグー(閉じる)に移行した方が、私はスタートしやすいということが分りました。そのあたりのことを説明していますので、ご覧ください。
上手に飛び上るのには?
次はどう体重移動をさせて、上手に飛ぶためにはどうしたらいいのか?さらに右足(軸足)の着地の時の腕の位置や上体の形はどうだったらいいのか?左足のつま先の方向は?などということについて、こうありたいという形を順番に説明しています。この一つ一つバラバラな動作を、上手く連動させてタイミング良く動かせるようにならないと、ボールは回転してくれませんし、速くもなってきません。
腕は回さず振り下ろす
ウインドミル=腕を回すという概念は捨てた方がいいかもしれません。今回の動画には入っていませんが、10日の練習後動画を見たり、体を動かせてみたりしながら、「リリースはボールを押して、切って、手の平地面にグー」という西村さんの言葉をやってみていました。すると腕を回していたら西村さんの言うリリースの仕方には物理的に無理があるということに気がつきました。腕の動き、手首の動きが円運動(腕を回す)をしていて、最後のリリースの時だけ動きを変えることになってしまう。それなら最初から腕は回さずに上から下に振り下ろして行けば、おのずとリリースは直線的になって、手の平を下向けるのも自然な動作になることに気がつきました。この検証は次回の練習の時になります。投げてみないと分かりませんが、何か今まで自分が出来なかった理由が分ったような気がした瞬間でした。「腕は回さず振り下ろす」私の中の古いウインドミルを捨てる時が来たかもしれません(笑)このことについては次回詳しく説明してみたいと思います。