【ソフトボール投げ方】2018.10.7試合形式でのピッチング
2週間前になりますが、試合形式で投げている様子を弘瀬拓生先生が撮影してくれました。一部弘瀬先生のブログやYoutubeでも紹介していただいていましたので、すでに見ていただいている部分も含まれています。
緩急をつけてみました。
普段の練習の中で試合形式で投げる時には、別に打たれようが抑えようが関係ないし、自分のやっていることの確認をするだけなので、緩急をつけて抑えようなんてことはあまりしません。
ただあんまり打たれすぎるとくやしいので、変化球やチェンジアップを投げてみたりはするのですが、基本的にはボールの速さと縦回転しているかだけを追い求めています。
この日は何故だか少し緩急(チェンジアップだけでなくて、半速球なども入れてバッターにフルスイングさせない。)を混ぜた投球をしてみようと思いました。
なぜこの日に限ってこんなことを思ったのかは分かりません(笑)
32分ほどの動画になりますが、私と和田投手が登板しています。投球の基本は縦回転のストレート(微妙に沈みます)です。これに意識して落とすドロップで内野ゴロを打たせて打ち取るというのが私のピッチングになります。
単調にあるとタイミングが取りやすいので、これにチェンジアップと70%~80%くらいのスピードで投げる半速球を混ぜて、バッターのタイミングをずらしてフルスイングさせないようにします。
昔はチェンジアップは追い込んでから投げるボールでしたが、今は初球に野球で言う緩いカーブのようなボールでストライクを取るために使えないかと思っています。なかなかコントロールが出来ていないので、初球がボールになってしまうことも多いですが、試合ではバッターが打ち気に早っている場合このボールが有効になるかなとも思います。
それでは動画を見てもらいましょう。
この日はまずまずコントロールも良くてボール自体もそこそこ走っていましたので、私の思惑とおりほぼ内野ゴロばかりになっています。外野にはほとんど飛ばされていないはずです。これでもっと低目にきっちり投げられたなら、試合では安心して見ていられる投球内容になると思います。
ただ私自身は満足していません。打ってもらってアウトにするのは守備をしている選手も、リズムが出て守りやすいことも知っていますが、ピッチャーとしてはもっと三振をいっぱい取りたいという欲があります。
残念ながら私のボールには三振を取るスピードとボールのキレがありません。ないものねだりなんですが。なんとかそのスピードとキレを手に入れるべく、努力と研究をこの年になっても続けています。
村里投手のように壮年になっても120キロを投げられればそんなに打たれないでしょうけれど、私くらいのスピードでは打たれます。さらに変化球も空振りをさせられるほどのキレもないとなると、試合ではいろんなことをやって打ち取るしかありません。
その基本になるのがコントロールです。このコントロールをつけるためには投げ込みが必要になりますが、土佐土建の練習は日曜日だけです。雨や用事が入れば月に1回も投げないこともあります。これではなかなか思うようなことにはなりません。
来月には59歳になります。無理は出来ません。無理をして故障すると回復に長い時間がかかるのも、年齢が高くなった証拠です(笑)
そして来シーズンからはシニアに参戦します。プレートからホームベースの距離が1メートル近く短くなります。これは有利な事かと思ったら、意外に変化球が曲る前にキャッチャーに届くとか、ボールが高めに行くとか、この短い距離ならではの問題も出てきます。
今の状態であればこれまでの14m02cmで投げさせてってお願いしたいくらいですね(笑)
まだまだ西村信紀さんの言っていたことや弘瀬拓生先生のアドバイスをやり切れていないことばかりです。その中のいくつかでもきちんと出来るようになると、ボールが変わってくるという希望は持ち続けています。
この中途半端でこのボールなんだから、あれとあれが出来るようになったらどんなボールになるんだろうと思いますし、私自身の秘めたポテンシャルに期待しています(笑)
おまけにバッティングをどうぞ
弘瀬拓生先生から届いたDVDには2つの動画が入っていました。1つはご紹介したピッチングの動画です。もう一つはなぜか私のバッティングの姿が写っていました。
この打席はもう回ってこないだろうとスパイクも脱いでダウンの準備をしていたら、打順が回ってきてしまってヘルメットもかぶらずに打席に入っています。
外角低めのボールを上手くミートしてピッチャーに打ち返しています。壮年の頃に比べて本当にバットを振る回数が減りました。打てない理由はもともとセンスがないということですが、それにしてもこれだけバットを振らないと、体がバットを振るということを忘れてしまいます。
ひどいときは練習中にフリーバッティングの10回くらいしか、バットを振らないなんてことさえあります。
日本で一番打つことが上手なプロ野球選手がウエイトトレーニングをして、あれだけバットを振っているのだから、私なんかが打とうとすればもっともっとバットを振らないといけませんね。
この何年かの不振にはちゃんと理由がありました。努力はウソをつきません!