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第11回春季小学生男子ソフトボール大会が、宮崎県宮崎市で、第11回春季女子ソフトボール大会が広島県尾道市で、そして第14回都道府県対抗全日本中学生男子ソフトボール大会が岡山県新見市で、第14回都道府県対抗全日本中学生女子ソフトボール大会が大阪府大阪市で開催されました。
日程は4大会とも平成30年3月25日から3月27日までの3日間でした。春休みに入ってからの開催ですので、親御さんもたくさん応援に行かれたことだと思います。
第11回春季小学生男子ソフトボール大会の結果
この大会の最大の特徴は、「小学生男子」と銘打った大会でありながら、「女子」の参加を認めていることです。もちろん、「小学生男子」の種別にチーム登録を行っている選手でなければならないが、最大3人(同時に試合に出場できる人数が3人)まで「女子」の出場が認められています。
実際、女子選手が男子に負けない大活躍を見せる場面も多く、中には「女の子エース」のチームが準優勝、ベスト4進出といった「快挙」を成し遂げたこともあるそうです。
この時期は男女の体力・体格・筋力の差がなくて、体格においては女子の方が大きいなんてこともよくある話ですね。今年はどんな女子選手が活躍したんでしょうか?
優勝したのは清道クラブジュニア(福岡)さんです。4年ぶり2回目の優勝だそうです。おめでとうございます。
準優勝は岡山少年ソフトボールクラブ(岡山)さんです。決勝戦で負けてしまいましたが、全国で2番です。おめでとうございます。
3位は桜井スポーツ少年団(愛知)さんと袋井ファイターズスポーツ少年団(静岡)さん。おめでとうございます。
そしてこの大会に参加した48チームの皆さん、お疲れ様でした。この小学生たちが、これからの男子ソフトボールを支えて行ってくれると思うと、心強くなりますね。
ちなみに優勝、準優勝の両チームの写真を見る限りでは、この中に女子選手はいないみたいでした(笑)
第11回春季女子ソフトボール大会の結果
小学生男子の大会には女子の参加が認められているにも関わらず、 「小学生女子の大会には、当然のことながら「男子」の参加・出場は認められていない。」と書かれています。
近くに女子のソフトボールチームがなくて、男子に混じってプレーしている女子を救済するためのルールだと理解しますが、それならこの時期であれば逆もあってもいいのではないかとも思います。
こんなケース自体がまれだということもあるんでしょうが、「当然のことながら」と日本ソフトボール協会が書いていることには疑問がありますね。
私自身が男で男の気持ちからすると、女子の中で男子一人がプレーするのは心細いので無理だろうなとは思います(笑)それだけ女子は強いということでしょう。
さて大会は岸和田Jr.クラブ(大阪)さんが3年ぶり2回目の優勝を飾りました。おめでとうございます。
準優勝は志都美・旭ヶ丘スポーツ少年団(奈良)さんです。おめでとうございます。
3位は草津レインボーガールズ(滋賀)さんとPEGASUS☆J(三重)さんです。おめでとうございます。
ベスト4に残った4チーム全てが近畿のチームになりました。
気になったのは参加チーム数が昨年45だったのが、今年は44になっています。これだけ女子のソフトボールが盛り上がっている時期に、参加チームが減っているのは何故なのでしょうか?少子化の影響なのでしょうか?気になりますね。
参加された44チームの皆さん、お疲れ様でした。
第14回都道府県対抗全日本中学生男子ソフトボール大会の結果
中学生の男子は昨年の参加チーム数19から、今年は18に減少しています。男子を盛り上げようと頑張っている人がいる一方で、選手の減少は進んでいるようです。
優勝したのは地元の岡山県選抜です。2年ぶり5回目の優勝になりました。おめでとうございます。
岡山県は日本リーグの平林金属を頭に、環太平洋大学、高校、中学と県全体で強化が出来ている良い見本ではないでしょうか。
準優勝は広島県男子選抜です。おめでとうございます。
3位は長崎県選抜と群馬選抜です。おめでとうございます。
先日高校の選抜でも長崎県と群馬県のチームは大活躍していました。中学・高校と継続して強化が進められている良い例だと思います。
参加された18チームの皆さん、お疲れ様でした。
第14回都道府県対抗全日本中学生女子ソフトボール大会の結果
最後は女子の中学生の大会です。
優勝したのはAICHIです。3年ぶり2回目の優勝になりました。この大会に参加したチームの中で唯一漢字表記じゃないチームです。何か意味があるのでしょうか?
準優勝は大阪南選抜です。南選抜ということは北もあるということなのでしょう。選手が多いことを示す頼もしい例ですね。おめでとうございます。
3位には栃木県選抜と千葉県選抜が入りました。おめでとうございます。
そして参加された48チームの皆さん、お疲れ様でした。
最後に、各大会を開催された協会関係者の皆さんもお疲れ様でした。
各大会の詳しい内容は、日本ソフトボール協会のホームページでご確認下さい。動画があったり、その場に行けなかった人も、臨場感を味わうことが出来ると思います。
https://www.softball.or.jp/