ソフトボールマガジンの最新号が、届きました。
まさに女子ソフトボールリーグ特集で、全選手写真名鑑が付録で付いています。
値段も通常よりグーンと上がって1,050円(笑)私のように定期割で購入している者は、通常価格890円が1年割や2年割、3年割でお得な価格で購入できるとなっているので、今月のように特別付録がついている月について別途請求されるということにはなっていないと思います。ということは、さらにお得な価格になっているということでしょうか?一度聞いてみたいと思います。
日本女子ソフトボールリーグ
巻頭から63ページまで、全体の約3分の2が日本女子ソフトボールリーグになっています。中には
「復活!選手が選ぶ何でもランキング」
というのがあって、いろいろな項目でランキングで選手が並んでいます。私が注目したのは⑨かわいい選手部門でした。当然私が年を取ったとは言え男であること。さらには最近の女子ソフトボール選手がかわいくなったからだと思います。
私達が現役の頃、そうですね今から40年くらい前の女子ソフトボール選手は、真っ黒で大きくてという選手が目立っていたような記憶です。私も20歳そこそこの若造であり、その時代にバリバリ活躍されているような女子選手に気後れしていた部分もあるでしょうし、何か男より男らしい強い女性ばかりがいたような感じです(笑)
特にどなたかにいじめられたということもありませんし、ただのイメージですけど今の選手はかわいくなったなと、ときどきお邪魔する女子ソフトボールの世界を見ての感想です。
気になるルール変更
5月号で一番気になった特集は、皆さんも気にしておられる今シーズンからのルール変更です。65ページから67ページの3ページで紹介されています。
日本ソフトボール協会から各県協会に伝達があって、各県協会での説明会や講習会が開催されているようで、詳しい変更の内容が分ってきました。
まずはピッチャーの後ろ足がプレートを踏まなくてもよくなったこと。楽にはなりましたが、今までより大きく足を後ろに引くことだけでボールのスピードやキレが上るというほど単純なものではないので、この効果がボールに与える影響は少ないのではないかなと思っています。
最も影響が大きいのはストライクゾーンの変更ですね。上下で言うと少し下に下がったでしょうか。横はかなりストライクゾーンが広がったというイメージですね。
今月行われた高校センバツ大会は旧ルールでやるとのことでした。まだ新年度になっていないということかな?と思いましたが、審判も新ルールの習得に入っている時期に、ここだけ旧ストライクゾーンでやるって、そもそも審判は対応出来るの?って思いましたけどね。
その後行われた県内の大会は新ルールで実施されていました。受けていたキャッチャーの印象では横はかなり広くストラクを取ってくれているようです。コントロールの良いピッチャーにとっては、ものすごく有難いことです。
上下についてはまだまだ対応が不十分というか、審判によってまちまちであり、これは今後も審判による個人差が大きく出るところだと想像しています。
若い頃に審判のストラク・ボールに文句を言っていたら、旧知の審判長に
「審判がストライク言うたらストライク」
とたしなめられたことがありました。
確かにそうなんです。選手が文句を言うことではないんですが、選手やベンチにいる者が
「え~?」
とか言う時って、たいがい審判のコールがおかしい時です。
当事者のピッチャーやバッターは自分有利な判断しかしませんので、それは審判の目が正しい時があります。審判の方が第三者的な位置と目で見られていますから。
ただベンチにいる者は横から見ていますので、高い低いは審判より正確に見ていますよね。横から口を出すなってことなのですが、あまりにも低すぎるとか、高さの基準がブレブレでは怖くてバッターボックスに立てないという感じにもなります。
ころころ変わるルールに対応しなければいけない審判の皆さんのご苦労も承知の上でお願いします。さっきはストライクを取ったのに、今度はボールになったとか、ずっとボールだったのに、この打席だけ(この1球だけ)ストライクになったということだけは避けていただきたい。
審判のよってクセのようなものはあります。この審判はストライクゾーンが高いとか低いとか、外は甘いとか辛いとかいう傾向は選手の方で対応すべきことです。
「審判も人間」
それも含めて試合です。
1年中、暑くても寒くても、少々の雨であっても試合があれば会場に来て会場の設定や整備、そして試合の審判をやって後片付けまで、とても大変なお役目だと思います。
そしてちょっとおかしな判定をすると選手から文句を言われる。よくやっておられると思います。私にはとても出来ないことですので、若い頃から何回誘われてもお断りをさせていただいております。
そのうち簡易で安価なセンサーを搭載した、審判ロボットでも登場する時代が来るのでしょうか?まあ私がプレーしている間にはないと思いますけど(笑)
6人制ソフトボール?
ソフトボールマガジンの最後の方に「普及の種蒔き、強化の水やり」という特集がありました。そこに
「6人制ソフトボール」
というものが紹介されています。
少子化に伴う部員数減を救う新競技というふれこみです。選手はバッテリーと内野手だけ。グランドは各ベースから外野方向に15メートルのところにフェンスを設置して行うようです。カウントは1ボール2ストライクから始める。
「最初から2ストライクなので、バントも失敗出来ないとか1球で決められる技術が高められる」
「グランドが狭いためホームランが出やすく、選手が自信を持てます」
などの効果があるようです。
少人数、省スペースで実施出来るということですが、6人制用のボールとバットの設定が必要じゃないかと思ってしまいます。今の飛ぶバットではあまりにも競技場の外にボールが飛んでいってしまいそうで、もう少し飛ばない対策も講じた方がいいんじゃないかと思いました。
それにしても面白いことを考える人がいたもんです。これからの普及を楽しみにしたいと思います。