ソフトボールマガジン2018年4月号が届きました。
4月号はなんと創刊500号になるようで、創刊号から現在までの表紙が紹介されていました。
ソフトボールマガジンとともに
創刊号は1977年7月号です。昭和52年ということになりますね。私が高校3年生と時になりますが、高知県の山の中の高校に行っていた私は、この頃ソフトボールマガジンの存在を知りませんでした。
初期の頃の表紙を見てみるとほとんどが女子の選手の写真であり、この時代もソフトボールは女子のスポーツというイメージがあったような気がします。
私自身も
「何かスポーツをされていますか?」
と聞かれて
「ソフトボールをやっています。」
と答えると、
「男子にもソフトボールがあるんですか?」
と聞かれた記憶があります(笑)
16号になってやっと三宅さん(群馬教員・現日本ソフトボール協会副会長)が表紙になっていますが、23号で市川さん(丸善石油化学松山)、25号で米沢さん(豊田自動織機)、35号で再び三宅さん、40号で保坂君(日本体育大学)47号で蕪さん(旭化成延岡)と時々男子が登場するといった感じですね。
女子のソフトボールとのかかわりがなかったということもあって、初期の頃の表紙を飾っている女子選手に面識はありませんが、ソフトボールマガジンの歩みが私の社会人としてのソフトボール人生とほぼかぶっているので、前述した選手の皆さんとは何度も対戦したこともありますしお世話にもなりました。
見た瞬間にその時代にタイムスリップして、昔のことが思い出されてきました。
レジェンドは三宅さんと西村君
男子の選手で表紙を飾っている回数を数えてみました。
三宅さんと西村君(闘犬センター・大阪グローバル、現環太平洋大学男子ソフトボール部監督)が7回で並んでいます。やはりこのお二人が実績とともに男子ソフトボール界の二大レジェンドでしょう!
続くのは誰かな?と興味深く探していたら、何と5回も表紙になっている選手がいました。それは有吉選手(学芸高校ー闘犬センター)です。現在は土佐土建でソフトボールを続けておられますが、高校時代に4回も表紙を飾り、闘犬センター時代に西村君と一緒に表紙になっています。(101号)
闘犬センターの主力で全日本でも常にレギュラーであった家竹選手の4回を超えているのですから驚きです。まあ有吉選手の高校時代の活躍と戦績を見れば、それも納得という感じもしますね。
あとは杉本さん(トヨタ自動車ー闘犬センター)が2回、弘瀬さん(鴨田体育会ー闘犬センター)も2回表紙になっておられます。
私も恥ずかしながら総合選手権決勝戦での同点打、決勝打のご褒美(?)で1回(80号)表紙にさせていただいています。手元には何冊か持っていますが、遠い昔の良い思い出の品として最後まで持ち続けることでしょう(笑)
闘犬マガジン
闘犬センターの名前が表紙や記事に出てくるようになったのが1983年(昭和58年)ころからです。そして表紙や巻頭のカラーのページを占領して、世間から
「闘犬マガジン」
と揶揄される時期が1985年から1987年くらいじゃないでしょうか。オーナーが日本ソフトボール協会の会長に就任して、闘犬センター自体も国内全タイトルを独占するシーズンがあったりで、世の中が闘犬センター中心に回っているかのような時代でした。
表紙にも闘犬センターや闘犬センターのメンバーを中心にした海外遠征組が載っていることも多くなっています。ただ平家は久しからずで、ある時期を境に表紙どころか優勝しても写真は白黒で小さく紹介される時代が来てしまいました(笑)
そしてチームも無くなり、こうやって500号記念で1号から全部紹介していただかない限り、人の目に触れることもないようになり、そう言えばこんな時代もあってねって思い出になってしまいました。
現在から未来へ
ソフトボールの女子がオリンピックの競技になり、北京オリンピックで金メダルを取って最大の盛り上がりを迎え、一旦オリンピック種目から外れたものの東京オリンピックで復帰と、女子ソフトボール界は再び盛り上がっています。
ソフトボールマガジンの表紙もそれにともなって女子ばかりとなってしまっています。初期の頃も男子の登場は少なかったですが、現在はさらにその割合は減少して、男子のソフトボールは風前の灯火のようになっていますね。
強くて、格好良くて、そして可愛い女子選手が表紙の方が売れ行きもいいんじゃないでしょうか?
心の中ではたまには男子もお願いしますねと思っていますが、表紙でソフトボールマガジンを買っているわけでもないので、どんな表紙であれソフトボールマガジンは購読し続けて行くつもりです。
ソフトボールマガジンも定期割(最大30%オフ)で購入していますので、当面3年間は通信販売で言う「定期しばり」になっています(笑)
定期割の説明にも、「お申し込み後の途中解約はできません。」と小さく書かれていますので、やめられませんね(笑)
これまで40年間ソフトボールそいてソフトボールマガジンにお世話になった者として、今後ますます誌面の充実と、ソフトボールマガジン、そしてソフトボール界の発展を願っております。
2018高校センバツ大会
4月号のメインは500号記念でしたが、同時に3月に開催される高校センバツ大会の注目校の紹介と、出場95校の選手が紹介されていました。
特に男子は高知県での開催ですので、時間を見つけて見にいけたらいいなと思っています。
不参加県もあって高知県からは4校も参加していますので、応援の力や地の利をいかして久し振りの高知県勢の優勝も期待したいところです。
いつもの冬より寒かった高知の冬ですが、2月末になってきて昼間は16度になる日も出てきました。大会の開催される3月中旬になれば良いコンディションで試合が出来ると思います。
若くて勢いのある高校生のプレーを、楽しみにしたいと思います。