
ソフトボールマガジン2022年5月号が届きました。内容は先日華々しくスタートしたJDリーグと男女の日本リーグです。
JDリーグには強力なスポンサーが
JDリーグの開幕は各テレビ局がスポーツニュース等で取り上げてくれるほどの注目度で、良いスタートが切れたのではないでしょうか。
私もそれを見ていて東京オリンピックから良い流れで来ているなと実感しました。さらにJDリーグには「ニトリ」という大きな冠スポンサーがついてくれているのも分かりましたので、当面は安泰でしょう。あとは良い試合を続けていくことが大事なんでしょうね。
元々マイナースポーツであるソフトボールをお金を払って見に来てもらえる時代が来たことに、古い時代を知る者として驚きを覚えざるを得ませんがどどんどん進化、発展して行ってもらいたいものです。
実力差
開幕試合となったビックカメラ対トヨタの試合はなかなかの好ゲームだったみたいですが、常にこのような試合になるとは思えません。JDリーグには昨年まで2部に所属していたチームもいて、トップチームとの実力差は大きなものがあるのではないでしょうか。
さらに残った2部チームを中心に構成された新生女子日本リーグとJDリーグとの実力差も大きなものでなると予想されます。この日本リーグ勢がどんどん突き上げて、JDリーグの下位チームを脅かすようになっていけば女子ソフトボール界はさらに強く、大きなものになって行くのではないでしょうか?
逆に大差がつく大味なゲームが多くなると、お金を払って見に来てくれる目の肥えた観客の興味はそがれることにもなりかねませんので、女子ソフトボール界全体でレベルアップを図っていく必要があるように思えてなりません。
個人的には後輩が監督をしている日本精工、コーチをしてるデンソーを中心に応援していくことになると思います(笑)
男子も頑張れ!
昔からソフトボールは女子のスポーツというイメージはありました。私も若い頃「何かスポーツやってるの?」と聞かれ「ソフトボールやってます。」と答えると「男子にソフトボールってあるの?」って言われたことは一度や二度ではありません。
それもソフトボール王国と呼ばれた高知県での話しです。他のソフトボールが盛んでない地域ではもっとひどかったんではないでしょうか?
最近はオリンピックの関係もあって女子ばかりに注目が集まってしまい、男子は日の目を見ることがありません。日本ソフトボール協会は会長が三宅さん(群馬教員)専務理事が岡本さん(闘犬センター・高知パシフィックウェーブ)と男子のバリバリの元プレーヤーが就任して、もっと男子もと頑張ってくれているようですが、なかなかこの流れを変えるまでには至っていないようです。
スピードとパワーは女子には負けていませんが、なにせ華やかさという点では女子はかないません。男子は男子で切磋琢磨しながら、面白い試合を日本リーグで展開してくれることを祈ります。