【女子ソフトボールリーグ】1部決勝トーナメントの結果
「第50回日本女子ソフトボールリーグ」1部決勝トーナメントが、平成29年11月4日(土)から11月5日(日)の2日間、愛知県名古屋市・ナゴヤドームで開催されました。
決勝トーナメント1日目の結果
大会初日の11月4日(土)、第1試合は、通算成績21勝1敗でリーグ戦1位のビックカメラ高崎 BEE QUEENと、通算成績17勝5敗でリーグ戦2位のトヨタ自動車 レッドテリアーズが「決勝進出」をかけ対戦して、敗戦濃厚であったビックカメラ高崎 BEE QUEENが7回裏に劇的な逆転サヨナラ勝ちを収めて、決勝戦進出を決めました。
詳しい試合の模様は、こちらでご確認下さい。
https://jsl-women.com/game_lives/vod/909/
第2試合は、通算成績17勝5敗でリーグ戦3位の太陽誘電 ソルフィーユと、通算成績13勝9敗でリーグ戦4位の豊田自動織機 シャイニングベガがトーナメント「生き残り」をかけて対戦して、5-1で太陽誘電が勝って、1位・2位戦に敗れ、敗者復活戦に回ったトヨタ自動車 レッドテリアーズと「決勝進出」をかけ、対戦することになりました。
この試合の様子はこちらでご確認ください。
https://jsl-women.com/game_lives/vod/910/
決勝トーナメント2日目の結果
第1試合は、前日(11月4日/土)、リーグ戦1位のビックカメラ高崎 BEE QUEENに…」の逆転サヨナラ負けを喫し、敗者復活戦に回ったリーグ戦2位のトヨタ自動車 レッドテリアーズと、3位・4位戦で豊田自動織機 シャイニングベガに5-1と快勝して、この「3位決定戦」に駒を進めた太陽誘電 ソルフィーユが「決勝進出」をかけて対戦しました。
試合はトヨタ自動車レッドテリアーズ・モニカ・アボット投手と、太陽誘電ソルフィーユ・藤田倭投手のエース同志の投げ合いとなり、試合開始から緊迫した投手戦となりましたが、4回と6回に1点ずつ得点した太陽誘電が、トヨタ自動車の反撃を藤田倭投手が7回の1失点に抑え込み、見事決勝戦進出を果しました。
これでトヨタ自動車レッドテリアーズは終戦となり、今シーズンの日本リーグでの戦い方のように、昨年までの圧倒的な強さの戦い方が出来ずに終ってしまいました。どこかで歯車が狂ってしまったようですが、実力のあるチームですので来年の反撃に期待しましょう。
詳しい試合の様子は、こちらでご確認下さい。
https://jsl-women.com/game_lives/vod/911/
第2試合は、前日(11月4日/土)、「宿敵」トヨタ自動車 レッドテリアーズを劇的な「逆転サヨナラ」で破り、一足先に「決勝」進出を決めていたビックカメラ高崎 BEE QUEENと、ビックカメラ高崎 BEE QUEENに敗れ、敗者復活戦に回ったトヨタ自動車 レッドテリアーズとの「3位決定戦」に2-1で競り勝って、決勝に駒を進めた太陽誘電 ソルフィーユが「優勝」をかけて対戦しました。
試合はビックカメラ高崎 BEE QUEEN上野投手と、太陽誘電 ソルフィーユ藤田投手という、日本を代表する二人のピッチャーの投げ合いとなりましたが、最後は日本の大エース上野投手が投げ勝って3-0でビックカメラ高崎 BEE QUEENが2度目の「日本リーグ制覇」を果しました。
敗れた太陽誘電 ソルフィーユは2年連続の準優勝に終わりましたが、その戦いぶりは見事と言うほかなく、来年「三度目の正直」を実現するべく挑戦して欲しいものです。
決勝戦の詳しい内容は、こちらでご確認下さい。
https://jsl-women.com/game_lives/vod/912/
1年間お疲れ様でした。
この決勝トーナメントで、今シーズンが終了しました。選手のみなさん、お疲れ様でした。また来年のシーズンがすぐに始まりますので、少し休んだらトレーニングを始めてください。
終ってみれば上野由岐子投手がMVP,最優秀投手賞、最多勝、ベストナインを独占してしまいました。これはこれですごいことですが、日本女子ソフトボール界の課題でもあると思います。
東京オリンピックまで3年、来年は上野由岐子投手を脅かすようなピッチャーやバッターの出現があることを期待しましょう。