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「70歳で西村信紀に勝つ!」(笑)を宣言して、これまでのフォームから本格的なツーステップ投法に挑戦を始めた、愚かな私の挑戦も
4ヶ月目を迎えました。その途中経過をお伝えします。
未だ道は見えず
さて昨年12月に動画を撮り、自分のフォームを第三者的に確認してみたら、やっていたつもりの「ツーステップ投法」が「スキップ投法」であることに気づきガッカリしたところから、今回の挑戦が始まりました。
その「スキップ投法」がこちらです。
そして年明けの1月、岡山県に行って目標である西村信紀さんご自身から指導を受けた時のフォームがこちらになります。
ここでいただいた西村さんからのアドバイスを、自分なりに解釈して改良して行った形が次のようなフォームになります。
ということで、弘瀬さん、西村さんという両巨頭のアドバイスを私なりに考えて、私なりに表現してみましたが、結果はコレです。未だ道は見えてきません。
というのはフォームが変わってもボールが変わってこなければ、もっと言うと「ボールが速くなる」「ボールに威力が出てくる」「ボールのキレが増した」などの変化がなければ、フォームを変える意味がないということです。それが実感できる状態には至っていないという感じですね。
今目指すところ
今意識して変えようと挑戦しているところは、
・ジャンプした時に極端にやると左のお尻を前に出して飛び出したい。そうすると自然に右の腰も肩も後ろに引けるので、そこ形で着地しておいて右の内転筋を使って右足(右の腰)を引き付けてきて体重移動(西村さんはこの言葉を使っていましたね)をする。その腰の回転(体感の回旋運動)を利用して腕を振り出していく。そうすることによって体幹の力を腕に伝えることができますし、腕の力だけに頼った腕振りにもならないので、コントロールしやすくなりますし、たくさんボールを投げることが出来るようになる。
形としては次の写真のようになるでしょうか。
ところが実際ボールを持って投げようとすると、これがなかなか上手くいかないんですね(笑)
実際はこんなフォームになっています
週に1回しか投げられないので、夜中のランニングの途中でのシャドーピッチングでイメージ作りはしているものの、ソフトボールでは野球のピッチャーのようにタオルを持ってやるシャドーピッチングではフォーム固めは出来ないと西村さんが言うとおり、なかなか実際ボールを持って投げてみると、シャドーピッチングのようには身体が動かないのが現実です。
さて動画をみてみましょう。
一歩前進どころか、一歩後退
動画をみて愕然としました。やろうとしたことが出来ていないのは仕方ないとして、今までやっていたことが出来なくなってしまっています。
・上に飛んで間を作る⇒×まったく出来ていません
・左手を肩より上に上げる⇒×まったく上がっていません
コレが不器用な男の現実です(笑)一つ何かを意識すると、他のことを忘れてしまう。たかが4ヶ月ですから、まだまだ身についていないと言えばそれまでなんですけどね。
唯一の救いはボールが縦回転することが多くなったことでしょうか。それとたまに自分でもいい感じだなと思えるボールが投げられることでしょうか。しかし確率は限りなく低く、とても試合で使えるような状態ではありません。
スタート(入口)が変わればゴール(出口)が変わる。
ジャンプした最初の形が上の写真のようになれば、おのずとリリースの形も変わってくるはずです。まずはなんとか写真のような形を身につけなければいけません。
変わっていないようで変わっている
動画を順番に見ていると感想としては「あんまり変わっていないな!」です。
けれど大きく変わっているところがあります。それは形ではなく意識です。ここをどういしようとか、ここをこうしてみようとかいう意識が常にあります。これまではなんとなく投げていたものが、目指すものがある、目指す形があるということで、意識はするようになりました。
けれど出来ません(笑)そんなに簡単に出来る訳がないんです。不器用なことは自覚していますし、目指している人があの「西村信紀投手」なんですから。
今頭の中はこの動画の中の西村さんの言葉だらけです。(動画は風の音で聞き取れないので、こちらを参考にして下さい。)
そしてこの形です。
これを自分のフォームにすることが出来れば、違った世界が見えてくるはずです。
西村さんも試合ではこのようなフォームでは投げていません。西村さんいわく、「今のフォームは見せるためのフォームですから。」と言っています。現役を引退(したのかな?)して、もう試合では投げていなくて、各地の講習会で実際に見せて説明するためのフォームだと言っていました。
理想論を言うとこんな形になるけれども、西村さんも自分のフォームというものがあって、試合でベストのボールを投げようとすると、今動画で説明しているようなフォームでは、それは投げられないということになってしまいます。
同じことは弘瀬さんにも言えます。私にアドバイスしている形では、弘瀬さんは投げていません。たまに遊びで投げたりしますが、すぐに「こりゃイカン。」と言ってやめてしまいますから(笑)
まだまだお二人からアドバイスをもらって、焦らず、諦めずに挑戦し続けて行きます。ただ求めれば求めるほど、身体の負担が大きくなっていることが気がかりです(笑)やっぱり年寄りが目指す道ではなかったのかもしれないという、恐怖心みたいなものがありますね。
次回のフォームご紹介の時にはどのよになっているでしょうか。お楽しみに!