【プロが解説】ソフトボール投球法:回答へのお礼が来ました。
先日質問をいただいて、早速回答していた「左手の使い方」について、ご質問者の方からお礼のメッセージをいただきました。ご紹介させていただきます。
ピッチング時の左手の使い方について質問させて頂きました○○です。
ご回答頂きありがとうございました。
ご回答の内容が素晴らしく、すごく的を得た回答でした。
ここが悪いんだろうなぁと思いながら投げてはいたのですが、改善するのに
何をすればいいのか見つけられないでいました。
余談ではありますが選手として活動すると同時に、弘瀬様のブログに出てくる
○○商業のM先生の下でソフトボール部のお手伝いをさせて頂いています。
○○先生以前、約10年前に正式に部として認められてからお手伝いさせて頂いています
のでどこかでお会いしているかも知れません。
遠征等に 同行する事はあまりありませんが、機会があればご挨拶させて頂ければ
と思います。
今後ともよろしくお願い致します。
どうでしょうか。ご自分でプレーされている他に指導にもかかわっておられても、意外に自分のことは分からない、見えないものなんですね。また自分なりのこだわりであったり、理想とするピッチングというものがあって、それが強すぎると自分を第三者的に冷静な目で見られないものです。
弘瀬先生のアドバイスが、これからの投手人生に役立ってくれることを期待します。弘瀬先生のアドバイスをどう自分の投球動作に取り入れるか、ここからがとっても難しいところになると思います。
ピッチングに限らずフォームには入り口と出口があるように思います。入り口が違うと出口も違ってきます。この方もフォームの入り口(足の踏み出し方、手の使い方、体の向き・・・)があって、出口(リリース時の形)が自然とそこに収まっているはずです。だから左手がそこにあるはずです。
全体のバランスも考えて、左手の使い方を見直してみてはどうでしょうか。しかし、あまりにも他人の意見を聞いてしまうと自分(個性)がなくなってしまいます。それに伴って自分の良さが消えてしまうこともありますので、気を付けてくださいね。
あまりにも多くの指導者の意見を素直に聞き過ぎて、まったく投げれなくなった(バットが振れなくなった)事例を見たことがあります。
それはそうですよね、ある人が来て「こうやって投げなさい。」と言われてやっていたら、翌週には違う人が来て「それは違う、こうやって投げた方がいい。」とやられたら訳が分からなくなって当たり前です。
長所を伸ばす指導法、短所を矯正する指導法、どちらも相手を良くしようと思ってのことですが、一貫性のない指導は素直な選手を惑わすことになります。
活躍しているピッチャーの多くは、頑固でわがままで、他人の意見なんか素直に聞かないやつらが多いもんです(笑)