2020年のルールブックが手に入りました。今年も少し変更になっているところがありますので、確認してルール違反にならないようにお願いします。
ルール改正とは?
今回のルール改正は2017年10月4年に一度の国際ルール改正が行われ、2018年1月から施行されています。日本ソフトボール協会でも、この国際ルールに基づいて国際ルールの改正点を踏まえてルール改正を行なっています。
なので国際ルールは変っているのに日本では変っていないとか、世界に先駆けてルール改正を行なっているとかということもあるようです。
以前には世界ではOKなのに日本ではダメといったルールもありました。それぞれの国の事情もあるんでしょけど、世界と戦うカテゴリーは国際ルールと日本のルールに違いがあるのはどうかな?と思いますけどね。
今年の目玉は?
ルールブックは196ページありますが、ルール改正について見たければこの3~4ページを見るだけで、だいたいのことは分かるようになっています(笑)
主な改正の3つはキャッチャー用ヘルメットに「JSA検定マーク」とキャッチャーのマスクに「SGマーク」の二つが必要になったこと。アームスリーブの使用が認められた(?)こと、ネクストバッターサークルでの待機について、打者側のネクストバッターサークルで待機することになったことです。
このところ選手の安全に関する改正が多くなりました。良いことですが「そこまでする(規定する)必要がある?」と思わざるを得ないものもあるのも事実だと思います。さらに買い替え、買い増しによってお金がかかることもあって、評判の良くない改正がありますね。
今のご時世何かあると協会への責任追及もあるし、オリンピック種目を抱える協会としてきちんとする必要もあり、仕方のないことなのかもしれませんが、競技部門と生涯部門を分けてホームページに表示しているくらいなので、それぞれルールにも違いがあってもいいのではないかな?と思ってしまいます。
長く楽しめるのがソフトボールの良さでもあり、ルールでがんじがらめにしなくてもいいのではないか?気軽にそしてお手軽にやらせてもらいたいという希望はあると思いますけどね。
変更されたルールについて
一つ一つ見て行きましょう。改正された部分はルールブックでは網かけになっていますので、分かりやすいと思います。
〇キャッチャーのヘルメットとマスク:ヘルメットには検定マーク、マスクにはSGマークが必要になった。(3-5項1)
〇アンダーシャツ:プレーヤーのアンダーシャツは同色でならなければならない。すべてのプレーヤーがアンダーシャツを着用することは必須ではないが、一人でもアンダーシャツを着用する場合は、他のプレーヤーは同色のものを着用しなければならない。また、どのプレーヤーも露出したアンダーシャツの袖がほつれ、擦り切れたり、スリットが入ったものを着用してはならない。 (3-7項(1))
〇アームスリーブ(腕の保護ガード):アームスリーブを着用する場合は、アンダーシャツの着用と同様のルールを適用し、両腕にアンダーシャツと同色のものを着用しなければならない。片腕のみの使用は禁止する。(3-7項(2))(6-5項2)
〇故意四球:通告時、すでに投球した数だけ投球数がカウントされる。(6-8項)
〇次打者:次打者は次打者席内で待機しなければならない。なお、安全面を考慮し、打席にいる打者が右打者の場合は三塁側、左打者の場合は一塁側の次打者席で待機しなければならない。(7-1項2)