2016年8月17日(Wed)
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[ソフトボールルール解説]抗議について考えてみましょう。
ルール / 2016年8月17日(Wed) / 管理人
この記事は約 3 分で読めます。
アピールと混同しがちな「抗議」について見てみましょう。
抗議について
[ルール 抗議]には次の4項目が決められています。
1、抗議できない場合
2、抗議できる場合
3、抗議の時期
4、抗議の裁定
今回は1、抗議できない場合のルールとそのケースについて見てみたいと思います。
抗議できない場合
[ルール]抗議できない場合には、次のように記載されています。
1、投球がストライクかボールか。
2、投球が正しいか不正か。
3、打球がフェアかファウルか。
4、打球が直接フェンスを越えたかどうか。
5、飛球が捕られたかどうか。
6、飛球がインフィールドフライかどうか。
7、走者がセーフかアウトか。
8、走者が塁に触れたかどうか。
9、走者のタッチアップが早過ぎたかどうか。
10、守備妨害かどうか。
11、打撃妨害・走塁妨害かどうか。
12、プレイヤーまたは球が競技場外に出たかどうか。
13、試合を続行したり、再開するのに適しているかどうか。
14、試合を続行するのに十分な照明があるかどうか。
15、単に審判員の判定の正確性という点に含まれている、いろいろな事項。
(注)本項の判定内容について、チームは説明を求めることはできないし、審判員もこれに応じてはならない。
2、投球が正しいか不正か。
3、打球がフェアかファウルか。
4、打球が直接フェンスを越えたかどうか。
5、飛球が捕られたかどうか。
6、飛球がインフィールドフライかどうか。
7、走者がセーフかアウトか。
8、走者が塁に触れたかどうか。
9、走者のタッチアップが早過ぎたかどうか。
10、守備妨害かどうか。
11、打撃妨害・走塁妨害かどうか。
12、プレイヤーまたは球が競技場外に出たかどうか。
13、試合を続行したり、再開するのに適しているかどうか。
14、試合を続行するのに十分な照明があるかどうか。
15、単に審判員の判定の正確性という点に含まれている、いろいろな事項。
(注)本項の判定内容について、チームは説明を求めることはできないし、審判員もこれに応じてはならない。
では、どのようなケースが想定されるでしょうか。引き続き見てみましょう。
こんなときはどうするの?[ケース1]
[ケース1]
質問:ワンアウト2・3塁。三遊間にゴロの打球が打たれました。三塁手は捕ったと同時に目の前に来た二塁走者にタッチしようとしましたが、そのはずみで落球してしまい、その間に三塁走者が生還しました。守備側の監督は、「守備妨害ではないか?」と抗議し、その説明を求めました。三塁塁審は球審と協議した後、守備妨害ではなく、成り行きであると判定を下し、説明を行いませんでした。この処置は正しいでしょうか?
答え:正しいです。守備妨害か否かについて、その判定について抗議することはできません。チームは説明を求めてはなりませんし、審判員もこれに応じてはいけません。また、アウト・セーフ、ストライク・ボールなどの判定に対しても抗議はできませんし、説明を求めることもできません。
こうやってルールを見ながら、それぞれのケースを見ればその正しい判断はすぐに出来ますよね。抗議する権利もなければ、説明を求めたり、説明してはいけない場面て多いということに気がつきます。
次回は[抗議できる場合]について見てみたいと思います。