2024年の12月から全体練習への参加をやめて、一人ぼっちでの自主練に切り替えました。いわゆるシーズンオフと言える期間になりますが、去年は何せ1試合しかやっていませんので、ずっとシーズンオフだったような気がしないでもありません(笑)
今年の冬は走れない
ただこの冬はいつもの冬とはちょっと違った冬になっています。と言うのも走れないんです。いつもなら気温が下がってくると走りやすくなるんですね。走り始めの冷たさを我慢すれば、その後は呼吸も楽で距離も伸ばせますしスピードも上げられていたんです。
ところが今年の冬は走れないんです。調子が良いと思って最初からスピードを上げて走っていると気持ち悪くなってしまうことが多く、それを避けるためにゆっくり走っていると、走るのが嫌になってくるんですから困っています。これは年齢から来るもになのか、それとも気力(頑張ろうという気持ち)が落ちてしまったからなのか?元々長距離は苦手、好きではありませんし、ピッチャーをしているので仕方なく走っていたので、もう身体も心も走りたくないと言っているのかもしれませんね。
いったいどれくらい走ったのかと考えていたら、地球1周、約4万キロくらいは走ったんじゃないかと思います。今でも週に10キロくらいは走っていますし、マラソンにチャレンジしていた時は月に350キロくらい走っていたこともあるので、走り始めた中学生から50年、こつこつ走り続けていると地球1周するくらいの距離を走れるって考えるとすごいなと思います。しかしこれが限界なのかもしれません。
人によって限界は違うと思いますし、長くマラソンをやっておられる方は地球を何周も走る距離を走られるんでしょう。私の場合はどれだけマラソン練習をしても(途中水分補給、栄養補給をしても)3時間、30キロを超えると動かなくなる身体だと実感しました。元々人生で1回だけフルマラソンを走ってみたいと思ってチャレンジしたマラソンでしたが、2度と走ろうとは思いません(笑)
今年の初投げ
嫌々ながら走って、坂道ダッシュは頑張って、そしてチューブやメディシンボールを使ったトレーニングを続けていましたが、ボールを投げるのはもっと先のことと思っていました。全体練習には暖かくなってから(練習はすでに始まっているんですが、あそこに行くと走れない、自分のことが出来ないのが分かっているので、今は行かないと決めています。)行こうと決めていますので、ボールを投げるのは早くて2月下旬、3月からでもいいと思っていました。
ネットで情報を検索していたら四国内でラプソードを使わせてもらえるところがあることが分かりました。室内練習場も貸してもらえて、さらにラプソードも使わせてもらえる(料金も私でも払える金額でした。)と言うことだったので、電話で問い合わせをしてみました。「ソフトボールでも測定出来ますか?」「はい、大丈夫だと思います。」去年の12月から1球も投げていないのに、いきなり投げることが決定しました。大丈夫かな?
場所は徳島市の徳島インディゴソックスのアカデミーが所有する室内練習場です。ホームページはこちらですので、興味のある方はご覧ください。
インディゴアカデミー | 徳島インディゴソックスOfficial Site
ということで1月26日(日)高知から徳島まで行って、今年の初投げをしてきました。
思っていたのと違う!?
測定の結果はと言うと、初めてのことでもあっていろいろと戸惑ったこともありますし、何せ今年初投げということもありフォームも固まっておらず、ボールも思ったようには投げられませんでした。
分かったことは普段使っているユピテルのスピードガンの球速表示と、ラプソード(金額が30倍くらい違います。)の球速表示にあまり違いはないこと。ただしユピテルだと低めは速いけど、高めは遅く表示される傾向があるんですが、ラプソードにはそのような傾向はないみたいで、計測してみると高めだと2キロくらいの差があるようでした。
この日の最速は96キロでしたが、初投げなのでフォームもバラバラ、投げる筋肉が出来ていないので、すぐに疲れてしまって球数が投げられない、室内とは言え気温が10度くらいなので、年寄りは身体が動きづらい状況ではありました。さらにしたが人工芝なのでスパイクが履けず、シューズでの投球になったことも影響がありました。
火曜日に測定データが送られてきたので見てみました。データの見方はこんな感じらしいです。
回転効率(spin efficiency)/解説やMLB平均などについて | Hiro’s LAB
残念ながらソフトボールの設定にはリリースの様子を写真で見たり、ボールの回転軸を画像で見たりするようにはなってなくて、野球のような分かりやすい感じではありませんでしたが、それでも投げているボールが自分で思っていたようには動いていないことが分かりました。
この日は12月から全くボールを投げていないこともあって、昨年11月に100キロを記録した時のようなきちんとした縦回転のボールが投げられなくて、どうしても横にスライドしながら落ちて行くボールになってしまっていました。ただあの時受けてくれていたキャッチャーが「シュート回転は遅い、縦回転のボールが速い。」と言っていたので、縦回転のボールが良く回っているんだろうなと思って投げてみたら、縦回転のボールは800回転弱くらいしか回ってなかったんです。
野球のピッチャーが2000回転を超えていることと比べても、いくらボールが大きいとは言え800回転しか回ってないってどういうこと?と思ってしまいました。ただ何球投げても回転数はそんなものでした。なので試しに4シームで投げてみたところ、何と4シームは最高1300回転していました。2シームは1200回転くらい、いわゆるロールオーバー系の縦回転はどれだけ腕を振っても800回転弱。
ボールの後ろにしっかり指があって、ボールを最後しっかり押せないとボールは回転しないのかも?と思いましたが、これまで受けてくれていた弘瀬先生などもドロップ系のボールの時に「良くボールが回転している!」と言ってくれていましたので、この回転数の少なさを追求していかないといけません。ただしこの日の測定では、球速と回転数には比例関係はなかったと言うことでした。この日の最速96キロも、縦回転のドロップ系でしたので、ラプソードの測定は出来ていなかったんですが回転数は700台だったはずです。何か良く分からない結果になりました。
ちなみにもらったデータでは回転効率63.4%、ジャイロの角度47.0になっていました。多分平均値だと思いますが、どうも球種別で表示できるみたいなので、次回はファストボール(ストレート系)ドロップ(縦回転系)、ライズボールを申告して、それぞれの数字を比べてみたいと思います。
まあ最初の計測でしたので勝手も分からないところもあり、オフシーズンで初投げでもありましたので、次回は夏の身体の動く時に投げてみて、今回の数字とどこがどう変わるかを見てみたいと思っています。
後遺症が残った
いきなりの初投げでしたし、球速が出ない、回転数が上がらないなどもあってどんどん力んで投げてしまったことで、身体のあちこちに不具合が出てしまいました。
投げている時から左右の股関節に痛みが出ていましたし、帰りの車を運転していてもその痛みはずっと続いていました。人工芝の上でシューズで踏ん張ったせいで左足の親指の爪が死にました。途中捻ったという感覚があって、その後ずっと痛みが続いていたんですが、帰宅して見てみたらしっかり内出血していました。何回か経験していますが、爪が1回死んで下から新しい爪が出てくることになります。
右肩、右の膝、帰宅してからは右手の薬指(去年転倒してずっと腫れていた部分)に痛みがありました。アイシング、酸素カプセル、入浴、ストレッチなどをやって一晩寝て起きてみたら、股関節と右肩の痛みは消えていましたが、右腕の前腕に張り、右膝に痛みがあって、一番気になるのは右手の薬指でした。握りづらいんです。ボールを投げなくなってすっかり忘れていたんですが、どうもこの右手薬指は完治していないようです。
先週16度くらいあって暖かかったのが、今週はまた10度くらいに下がるようで、この寒さも影響しているもかもしれません。今週はこの痛みなどのケアを中心にやってみようと思っています。