2024年11月17日(日)2024年ラストチャンスで100キロ超え達成
2024年11月17日(日)65歳最初の日曜日でしたが、この日は朝から仕事があって練習不参加の予定でした。ただ天気予報を見てみるとこの17日は気温が上がるけれど、これ以降は最高気温が20度行くか行かないかくらいに下がってしまうようでした。
私の身体では20度を切るようになるとなかなか身体が動きずらくなってしまうので、2024年中では球速アップのチャレンジが出来る最後のチャンスだったんです。でも仕事ではどうしようもありませんので諦めてはいたんです。
それでも何とか仕事を早めに仕上げて、時計を見ると2時20分くらいでした。お昼を食べている時間はありません。最近は集まる人数も少なく、練習が3時半ころには終わることが多いので、慌てて準備することにしました。
着替えも最低限にして、エネルギーは補給しておかないと身体に力が入らないのでコンビニでパン1個と牛乳を購入して、食べながら運転することにしました。そうしてグランドに行ってみたものの、そこに人影はありませんでした。
しかし良く見てみると2人だけグランドでティーバッティングをしているではありませんか。近づいてみると一人は実年のキャッチャーで、もう一人は高校生のようでした。
「練習終わった?」「何人来てた?」と聞くと「少なかったです。」「一桁でした。」「早々に帰りましたよ。」との答え。グランドに着いたのが3時過ぎでしたので、どうも練習は2時間くらいで終わってしまったようでした。もうみんな気持ちはシーズンオフなんでしょうね。
受けてくれることになりました。
「急いぢゅう?(急いでますか?)」ティーバッティングが終わったのを見計らって声をかけました。「受けましょうか?」「頼むわ。」やりました、これで投げられます。さすがに後輩でも練習も終わっているので「受けてくれや!」とは言えないんですよ。
さてこの日は普段のように余計な体力を使っていませんし、球速アップを考えればチャンスなんです。アップは少ないんですが、気温が25度くらいあるので何とかなります。
そして軽くキャッチボールから始めて、遠投(ちょっと近め)です。遠投は良い感じでした。この時点で今日は行けそう!と思ってはいたんですが、私の場合遠投はだいたいいいんです。近くに寄ってからが問題なんです(笑)
プレートから最初立ち投げです。やはり近くなると遠投のようなゆったり感がなくなり、ボールを離すのが早くなるのか思うようなボールが投げられなくなります。それでもこの日はボールが速いようには感じていました。
そして座ってもらうことにしました。「何球行きます?」「50球」ささっとチャレンジして、ダメなら諦めることにしました。するとどうでしょう、何と2球目から97キロが出たではありませんか。ここ最近の最速に近い球速が2球目に出るんですから、何か期待出来そうな雰囲気でした。いつもは90キロそこそこからスタートしますからね。
ただそこからは簡単にはいかなかったんです。スピードが上がらなくなってくると、いつもの悪い癖の力みが出てきます。そしてさらに球速が落ちてきました。そこで軌道修正を図りました。本当に軽く投げてみたんです。すると球速が94キロ、これっていつもなら一生懸命投げて出る数字なんですが、この日は軽く投げて出たんです。これでリリースの瞬間だけ力を集中させることが出来れば、100キロ近くは出るはずなんだと思いました。いや出ないのがおかしいんです。
そして受けてくれているキャッチャーからありがたいアドバイスがありました。「回転の多いボールが速い。」「シュート回転しているボールは、ベース上に来ると減速している。」「縦回転のボールが低めに落ちながら伸びて来る(彼の感覚なので、私には理解出来ません。)し、明らかに速い。」と言ってくれます。
投げている人間と、受けている人間の感覚には、明らかに違いがあります。動画の中にも投げた後私が「どうだ!?」みたいな顔をしているシーンが何回かありますが、ことごとく思ったほど球速は上がっていません。どうもピッチャーの自己満足の仕業のようです。
でもこの日はキャッチャーのアドバイスを生かせて、その後の球速アップにつなげることが出来ました。98,99と100近いボールが出た後に、64歳中には見られなかった100キロが出ました。やっと到達ですが、あまり嬉しくはなかったです。投げたボールに満足感がなかったせいです。
動画で確認してみるときれいな縦回転のボールでしたので、出るべくして出たボールなんでしょうけど、投げた本人からすると「あれで100出るなら、きちんとしたフォームで指にかかれば105くらいは出るような気がする。」と思っているんです。
そしてその後もチャレンジを続けましたが、100キロを超えたのは1球だけでした。実は以前101キロや102キロを記録した時も100キロを超えたボールは1球だけでしたので、まだまだアベレージとして100キロを超えてくるピッチャーではないのが実態です。
それでは65歳最初のチャレンジの様子をご覧ください。
速くなっていないけど、遅くもなっていない
64歳のチャレンジをしていて100キロが出ないと嘆いてはいましたが、実は同じチャレンジをしていた3~4年前も球速は同じくらいだったんです。いくら頑張っても93,94キロしか出ないこともありました。
確かに102キロ出たこともありましたが、その日でさえ90キロそこそこのボールも投げていたんです。そう考えると今は速くなってはいないけど、遅くもなっていないんです。ただ投げている本人は「遅くなった!」と感じてはいます。スピードガン的には遅くなっていないだけです。
そして最近よくブログにも書いている老化による劣化、運動能力の低下は間違いなくあるんですが、それをこのチャレンジし続けた年月で取得したスキル(技術)によって、球速の低下を抑えられているようです。西村信紀さんに勝つなどと言えるレベルには程遠いですが、何とか三桁の数字が出ていることは最低限のレベルは保っているということだと思います。なにせこのチャレンジ始めた57歳の時には100出てませんでしたから、よく頑張っているでしょう?
まだまだフォームに改良点がありますので、これの熟練によって老化に打ち勝ち、さらなる高みを目指すように頑張ってみます。
来週からは気温も下がるようですので、ランニングやトレーニングメニューを増やして、来年気温が上がって投げやすくなった時にまた100キロ超え、105キロを狙えるようになっていたいものです。