2023年11月5日(日)11月としては過去最高気温だったようですが、もう息が上がって走りたくないといったような気温ではなくて、休憩しても身体が冷えることもないし非常に動きやすい1日になりました。
そんな中土佐土建は来週一般のチームが西日本大会を控え、練習のほとんどをその調整に当てることになりました。
そこに登場したのが大エースである高橋速水投手で、今大会は日程の調整がついて参加出来るようです。ただし2日間で5試合が予定されていますので、体力的に持つかどうか、どれだけ上手に手を抜いて投げられるかにかかっています。
彼くらいのピッチャーだと手を抜いたとしても、そう簡単に打たれるはずがないんですが、打たれると力が入ってくる、単調になってくる、そして今のボムゴール用のバットの反発力のすごいことは想像を超えていますので、ピッチャーのボールに勢いがあればあるほど当たった時の飛距離や打球速度は上がってきますので、いかに冷静にそして大胆に投げられるかもが重要になってきそうです。
このライズボールとドロップは打てない
試合1週間前なので4イニングの調整登板でした。決して本気は出していませんし、試合になればなるほどもっと球速は上がるし変化も鋭くなるんだと思いますが、それでもライズボールとドロップはなかなかバットに当てることすら難しいなという感じでした。
意外に練習では力みがない関係で変化球の曲がり方が大きくなるってことがありますね。この日の高橋速水投手のライズボールやドロップは、普段その球筋を見慣れている同じチームの選手でも空振りを繰り返していました。
昔練習のバッティングでは、西村信紀投手は投げさせませんでした。西村信紀投手としては球速を落として練習になるように投げていたんでしょうが、普段より変化量が多くて、試合で見る変化とは違うので打ちづらく、「練習にならんき変われ!」と言って他のピッチャーに交替させていました。でも試合みたいに投げられると怖くてとてもバッターボックスには立てないので、こんなレベルのピッチャーはフリーバッティングには向いてないんです(笑)
それでは高橋速水投手の素晴らしい変化球を見ていただきましょう。
このボールを投げていたらそうは打たれないだろうと思いますが、これが試合となると意外にそうでもなくなることがあります。バッターも必死で打とうとしてきますし、ピッチャーもいろんなことを考えすぎて失敗することもあります。
練習試合では10回やって10回勝てるチームでも、試合では負けることがあり得ます。試合はやっぱり怖いです。さて試合の結果を楽しみにしましょう。