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4月10日(土)のピッチングが終わって次は1週間後かな?と思っていましたが、意外にすぐになりました。
日曜日の8時半、普段は週に1回だけの休日なのでまだ寝ている時間です。携帯電話が鳴りました。見てみると弘瀬拓生先生からでした。
「おはようございます。」(寝ぼけた声です。)
「まだ寝よったかえ?投げんかよ?」
とお誘いをいただき午後2時集合となりました。本当に久しぶりの2日間連投になります。まだ起きてないので腰痛の具合も分かりませんし、昨日のピッチングの筋肉痛が出ているかも分からなかったですが、こんな機会もなかなかないので投げることにしました。
しかしもうちょっと寝たかったなあ(笑)
意外に身体は動きました
さて2連投になったわけですが、アップはさすがに身体も重く大丈夫かな?と思いましたが、ボールを投げることに関しては昨日の気づきを忘れないうちにやることが出来るので、間を空けるより良かったです。
この日はセットから腕を下げて振り上げ動作までを以前の良かった時に戻すこと。さらには昨日の終わりころに気が付いた左肩を開かずに変化球を投げることを意識して投げようと思ってました。
相変わらず力み、欲(もっと良いボールを投げてやろう)がいっぱい邪魔をしてくれましたが、昨日の感覚が残っているのでボール自体はそんなにバラけることがありませんでした。
やはりピッチングの精度を上げるためには週1回くらいのピッチングではダメだと証明してくれています。もっと投げ込みたいですが時間、場所、相手、体力など「それは難しいやろ!」という感じで、なかなか60歳すぎたおじいちゃんが出来ることではなさそうです(笑)
ストレートはいらない
西村信紀さんの言葉に「真っ直ぐ行くとバットに当たります。」というのがあります。なのでストレートというボールはないとも言っていました。ただ一番コントロールしやすいボールはストレートだとも思います。切ったり捻ったりしないのですから、ラインは一番出しやすいボールじゃないかと思います。
そして変化しなくても外角の低めにきちんとコントロール出来れば、長打を打たれることはあまりないボールでもあります。
ですからピッチングをする時は右バッターの外角低めを投げることが多いです。「困ったら外角低め」で勝負出来るようにするためです。
しかしレベルがあがると「真っ直ぐ行くとバットに当たる。」訳ですから、変化する方が打たれる可能性が低くなると言えるでしょう。まあコントロールされていることが前提ですけどね。
この日も最初はストレートを投げていましたが、左の壁が出来ていないのもあって外のボールはスライドすることが多かったです。
投げ込んで行ってライズボール、ドロップを投げ、そして握りを変えたいわゆるツーシームを投げてみるとこれがシュートしながら沈んでいくボールになりました。昨日速いドロップと言って投げていたボール(上体を被せる)を、動きはそのままで握りだけ変えて投げてみると上手くボールが動いてくれました。
これが使いこなせるのであればライズボール、ドロップ、チェンジアップ、ツーシームの4つで勝負出来るかもしれません。真っ直ぐ行くボールはないのでミートされる確率も下がるかもしれません。
球速のアップ、ボールのスピン量のアップ、左の壁、ボールを押して切る、まだまだやることは多いですが、なんか見えてきたような気がするのは気のせいでしょうか?(笑)
それでは4月11日(日)のピッチングの様子をご覧ください。
結局この日も150球ほど投げていました。さすがに月曜日は肩がきしむような感覚と鈍い痛みがあります。次回はセットから腕を下げるところを改善してみて、もっと強く飛び出せるようにするのと、腕をどこかで止める(実際には止まってはいないけれど、身体が前方に移動している間は腕は回旋しないで待っている)感覚をやってみようと思っています。もう少し勢いを出したいのと、腕のスイングスピードを上げたいと思っています。