
2023年10月8日(日)日曜日の練習は雨になりました。朝起きてみるともう雨が降っていて、グランドでの練習は出来そうもありませんでした。グループラインを見てみるとピッチャーのみ雨天練習場でのピッチングをするようにとなっていましたので、弘瀬先生と行って投げることにしました。
ただこの日の予想最高気温は20度。この感じだとそこまで上がらないようにも思えましたので、何を着て行こうかと悩んでいました。本来であれば先週より少し涼しくなって、動きやすい中で思いっきり投げられるはずだったんですが、ここまで下がってしまうと逆に身体が冷えて思うように動けなくなってしまいます。まして雨でグランドじゃないので、アップもままなりません。
毎日足がつる
今週はいろいろあって水曜日のピッチングも出来ませんでしたし、走ってもいなくてほとんど動いていません。なので疲労がたまっているって感じではなかったんですが、金曜日から毎日足がつって目が覚めるという悲劇になっています。これがかなり強烈で、毎朝必死に耐えていま(笑)
気温が下がって朝方足が冷えているのが原因じゃないかと思いますが、こんな事初めてなので少し戸惑っています。
そのせいなのか分かりませんが、ピッチングの前に小雨をついてランニングをしに外に出て走ってみると、痛めたはずのない左足の太ももの後ろに痛みがありました。ここは昨日の朝つりかけた場所でもあるので、その時強縮した筋肉に硬い部分が残ってしまったようです。
走っていると気温が低いので走りやすいんですが、何か呼吸が苦しくなりました。そして気持ち悪くなってしまったので、歩くことにしました。今年は冬場から時々こんなことがありました。少し歩いていると楽になるので、しばらく歩いていたら案の定楽になりました。
そして走って雨天練習場に帰って投げることにしました。左足は投げる動作には全く支障はありませんでしたので、故障している訳ではないと思います。
ピッチングはいろんな意味で寒い
走ったことで身体は温まりましたし、汗もかくことが出来ましたので、冷えないうちにピッチングです。遠投する距離はないので、いつもとは違うルーティンにはなりました。
寒いのでボールが走るとは思えないので、フォーム、特にリリースと投げ終わりの形を意識して投げてみようと思っていました。リリースは手に力を入れるのではなくて、お腹(体幹)に力をいれる。これが出来ると末端である腕の力が抜けることを実感したかったんです。
しかしなかなかこれが出来ないんです。お腹に力を入れるという感じは間違っていないと思うんですが、これは背中からお腹という動きを言葉にしたものだと思います。上半身の動きとしては開いたものを閉めると言うことですね。
ただこれだと内転筋の動きが出来ない、意識が薄くなるということが私には起こります。なので違う意識の仕方はどうだろうと考えてみました。お腹ではなくておしり(おしりの穴)をリリースの瞬間に締めるというのはどうだろうとやってみました。これだと内転筋が上手く締ってくれそうでした。
やっていることはどちらもほぼ同じ動きだと思いますが、人によって動き(フォーム)が違うので、意識する部位が違ってくるのも当然なのかもしれません。私の場合はどちらが良いのか、それとも両方なのか、全然違った意識の仕方があるのか探してみるしかありません。
試行錯誤の中のピッチングでしたが、内容は気温といっしょでお寒いものになりました。練習場のプレートは14.02に設定されていましたが、調子が悪いこともあってとても遠く感じてしまいました。どんどん力が入ってくるのが分かりましたし、試合も近いのでキャッチャーに少し前に出てもらって、シニアの距離(不正確ですが)で投げることにしました。
近くなることで余計な力が抜ければと思いました。少しはましになりましたが、思ったような内容ではありませんでした。120球弱投げましたが、ドロップはまったく落ちずに真っ直ぐ行くボールが多く、どのボールもお寒い内容のボールでした。
それでは色んな意味で寒~いピッチングの様子をご覧いただきます。
これだとボールが指にかかる
ピッチングが終わって最後ネットに向けてボールを投げてみると、これが何とボールがしっかり指にかかる感覚があることに気がつきました。このあと突然フリーバッティングが始まりましたので、4人くらい投げて、その後少し休憩して再びネットに向けてドリルをしてみました。
この形だと腕が身体の近くを通るので、強いブラッシングが出来ますし、その結果手首が鋭くターンすることになります。ピッチングの時もこのリリースが出来たら、指にかかった良いボールが投げられそうな気がします。
このドリルとピッチングの時の大きな違いは右肩の位置だと思います。ドリルの時はしっかり横を向いているので右肩は真後ろになります。そこから腕を引き下ろして行くので、しっかりブラッシングが出来る位置に腕が下りて行くんだと思います。
一方実際のピッチングでは右肩が後ろに引かれる(身体が横を向く)前に、投げに行ってしまうので、どうしても腕を引き下ろす位置が身体から離れた位置になってしまうようです。これは投げ急ぎも影響しているかもしれません。また肩甲骨周りの柔軟性も関係しているような気もします。
ここを改善してドリルのようなリリースが出来るようになって、お腹かお尻かは分かりませんが、体幹に力が入るようになれば、投げ終わりの形も安定してきて、良いボールが投げられるようになるはずです。
それを信じてこれからも続けて行くしかありませんが、身体のあちこちに変調をきたして来ているのがちょっと不安です。右手の中指の付け根の部分の骨が少し変形してきました。投げても痛くないんですが、圧痛はあります。困ったもんだ!